« 2015年12月 | トップページ | 2016年2月 »

2016年1月30日 (土)

戸塚下台公園の管理協定

児童センターあすぱる主催で、戸塚下台公園斜面林を会場に、
年4回自然観察会を開催しています。

この度、戸塚下台公園の指定管理者である緑地公社さんと、
第2回目の斜面林管理の打ち合わせを行いました。

この打ち合わせの方向に沿って、
コロボックルくらぶはじめ、エコクラブの活動を組み込んでいく形になります。

1時間ほどかけ、斜面林全体をゆっくり回り、
斜面林の形や方向性を、すり合わせました。

水路の活動も範囲を決めて、展開させてもらえるようになれそうです。

あらためて、話し合いの大切さを感じました。

| コメント (0) | トラックバック (0)

2016年1月29日 (金)

昔遊びの授業・・・12年目になりました。

本日は、安行東小学校1年生に、昔遊びの授業に行きました。

うちの長男が入学した時からですから、12年目になります。

-------------------

Resize_001
昔遊びの国から竹馬に乗って登場!

Resize_006
学校に生えている草木の葉を使って、草笛。
子供たちのリクエストに応えて、鼻笛も披露・・・

Resize_005
いろいろな質問に子供たちが答えてくれます。

Resize_027
ムクロジの実を使った笛とはねつき。
先生が突いて、子供たちは数え歌で応援です!

Resize_035
コマの技を教えます。

Resize_048
子供たちの練習タイム。

Resize_049
コマ名人戦、女子の部決勝。

Resize_051
男子の部決勝。

Resize_052
表彰式です。

すべての課題が終わり、

Resize_054
竹馬に乗って、遊びの国へ帰って行きました。

おしまい。。

| コメント (0) | トラックバック (0)

2016年1月28日 (木)

白梅の香りたち

2週間前に
赤いガクが
五裂にさけて
白い花びらをのぞかせた梅の花が、
010

ほら、今日は、
全身、白いつぼみになって
一枚だけ ふっくらと浮き上がっていました。
001


他のつぼみは、まだ赤いコートに包まれていますが、
この一輪だけ、
もう明日には咲きそうです。

そっと鼻を近づけてみると
甘く涼やかな白梅の香りがしました。
たった一枚の花弁が浮き上がっているだけで、
香り立つんだと初めて知り、
驚きました。

この白梅は、
青梅酵素ジュースに梅干しや
梅肉エキスをつくった年もあり、
家族の健康に甚大な貢献をしてくれている
「わがやの名医のお医者様の木」でありますが、、

畑では 春いちばんにさきだして
「季節のうつりかわりを告げる初春の木」でもあります。

というのは、
節分2/3、立春2/4をはさんで
その年々の微妙な差異が、
この白梅の
色と香りに現れ出ます。


去年2014~5年は、2/8に、一・二・三輪咲き、
9年前2006~7年の暖冬には、1/31に、一・二輪咲いています。
今年2015~6年も暖冬なので、一月中に咲きそうです (翌日に咲きました)。

この梅の木がさきはじめると、
畑のアカガエルも初鳴きし、
初たまごを産み始めます^^


「いちまいの

はなびらのまにまに

白梅の香りたち・・」  (クワックワックワッ・・・そろそろだね)
     

| コメント (0) | トラックバック (0)

2016年1月27日 (水)

畑ぼうずさんの国

ムクロジ小人さんのところへ
畑ぼうずさんからお手紙が来ました。
180

はやく来たお友達が、
積雪で折れた枝で
「こえだのおうち」づくり!
187

こちらのお友達は、
焚き火の炭をみつけて
ごりごり引っかいて
お習字ッ!!
200
うますぎ^^


そのうち、
みんな集まって
朝のおはなし会がはじまります。
花瓶から葉っぱをもちだして
ゆらゆら手にしていた子供たち、

とつぜんひらめくんでしょう。
038
「かっぱ」になりました^^

かと思えば集中して
039
「熊笹のささぶね」や

026_2
「ヤツデのうさぎ」をつくっている達人もいます^^

連鎖反応でしょう、
すぐとなりで「くじゃく」になっている人も♡
040
大人にとっては
無味乾燥な ただの葉っぱが、
子供たちには
こんなにも豊かに愉快な
おはなしの小舟になります(涙)

おはなしの小舟にロウバイの
黄色い花がのりました。
050
「きょうは、はたけぼうずさんから
おてがみが きていますよ
みんなで さがしてくださいね」
と、ロウバイの黄色い花の精が言いました。


おおーーーッ、
066
「こえだのおうち」のなかに ありました!


「なになに?」
074
おてがみには、なにやら設計図が描いてあります。

「まず、のこぎりで切るんだね」
211


こちらは、
「うえ、した、うえ、した」
097

「にしこりけいだよ」
108

「つぎは、きいろのおひめさま」
113

「かがみよ、かがみよ、かがみさん、やって♡」
223
うつくしいお姫さま、出てらっしゃ~い
「は~~い」

そんなこんなで
「こえだのおうち」のなかで、
卒園修了製作にはげむ子供たちでありました。
そのままそこでお弁当をたべます。
143
コッコちゃんも
はっぱのお皿にご飯をもらいました。
やさしいお姫さまたちが
床にこぼしたご飯をひろってあげてくれます^^

午後は、ゆったり好きなことをして遊びます。
149
枝の残りにくれよんで色をぬって
自主的に、
「なないろ積み木」をつくっている人から

145
なないろの布を身にまとい、
「なないろお姫さま」に変身している人まで
さまざまです^^

そうして
あっというまに、
帰りのおはなし会のじかんです。
きょうは、
「畑ぼうずさんの国」へいき、
♪かごめかごめや
161


♪とおりゃんせをして
169
走って回ってゲラゲラ笑いました。


「は~~~たのしかった♪」
177
【夢の国でんしゃ】にのって

かえりまーす。


「つぎは~
おうちえん~おうちえん~、
おばあちゃんや パパやママが
おむかえに来てくれまーす」


| コメント (0) | トラックバック (0)

2016年1月26日 (火)

2/1(月)はキャンデイケイトへ

来週の2月1日(月)に
練馬区ふじみ台駅へ行きます。
方向音痴なので行きつけるか不明ですが^^
新しいところに行くのは うれしいな♪

お友達が企画してくださった
「新・戦争のつくりかた」をガイドにしたイベントです。
午前のみ、午後のみの参加も大歓迎、だそうですよ♡
(定員に達したそうです)

【今を知る+その先へDAY】

日時 2016年 2月1日(月)

場所 練馬区富士見台駅徒歩5分
    冷えとりくつ下と天然素材の店
    Candy Kateキャンディケイトにて。


☆午前の部・10時~12時 参加費500円
一冊の絵本『新・戦争のつくりかた』をガイドに、りぼん・ぷろじぇくとから、
伊藤美好さん、山本祐子さんをお迎えします。
現在自分たちがどこに立っているのか、位置確認をする時間です。
お昼をはさんで、

☆午後の部・13時~15時 参加費300円
午後はその次の一歩をみんなで共に考える時間です。
話すことから何かがはじまると信じて、手探りでワークショップを開きます。

とのことです^^
新年は、
・1/4に、 シールズ萌子ちゃんが安行の町の公民館に来てくれました。
・1/11は、アーサービナードさんが埼玉に来てくれました。
・2/6には、小林節さんが草加に来られるとか。
中くらいの学校をやっている いつものキンプク会場ですから
妙に身近です。行けなくても心は飛びます^^

ご近所だけでも あっちでもこっちでも 
こんなふうに憲法勉強会があってますから、
知らないだけで、全国では そうした自主的な会が
ほぼ毎日あっているはずですね。
憲法って 重い話題ですが、
意外に、アタマがスッキリする。
アーサーさんなんて
もう日本人でも気づかない文化や言葉を
「切れ目」をキーワードに
新春大笑いさせてくれたほど!
もうぜひぜひ アンギョー(住んでる町)にも来てほしい♪^^
●すっかり日本はアメリカの植民地~「日米同盟調整グループ」ッ!
●お試し改憲「98条緊急事態の宣言」が出来てはオシマイッ!


約16%の人たちに普及すると
一気に全体に普及する分岐点があるそう。
「クリテイカルマス」マーケテイング用語だそうです。

普及って、「伝える」ことや「受け取る」ことかな?

いつも思うんですが、
ものすごい情熱や知識や経験をもった達人は別ですが、

意図的に伝えようとしてないときほど、
受け取ろうとしてないときほど、
絶妙のタイミングでシチュエーションで言葉で、
伝えたかったことが届けられる・・・
欲しかったものが届く・・・

そんなことが、よくあります。


あれって、
いったいなんなんでしょうか?
よく共時性っていいますが、、


「答えは間にある」(奥田知志)
 ~生活困窮者への20何年にわたる支援のなかでの実感として~


意外にわたしたち生き物は、
必死にさがして見つけられなかったナゾや答えを
一方向から
双方向そして
放射状へとあけわたすことで、
空間の中から取り出しているのかもしれません。

| コメント (0) | トラックバック (0)

2016年1月24日 (日)

「綾瀬の森」管理活動

本日は、学校エコクラブの子供たちが、
綾瀬の森の管理活動の学習・体験をしました。

写真は森で非常に増えているクワの木の掘り取り。

これを小学校に植えて、カイコの飼育に使います。

124_1889

124_9784

最後のまとめで子供たちに伝えたこと・・・

『綾瀬の森も、木が植えられてから、14年目になりました。

君たちが生きているように、森も生きていて、成長しています。

この森をかたち作っている大切なものがあります。

それは、人の「思い」です。

もしその「思い」が無くなれば、人はここには来なくなり、森は荒れてくるでしょう。

これからも、皆さんの自然が大好きだと言う「思い」を、この綾瀬の森に寄せてくださいね。

たのしい活動を続けていきましょう!』


| コメント (0) | トラックバック (0)

2016年1月23日 (土)

きんかんはちみつ

今年は、
ユズとキンカンが豊作でした。

この前の柚子はちみつが、
最高においしかったので

ふだんは朝のお散歩時に、
生食で丸ごと、
かぷっとかじるのが大好きなのですが、

今回は金柑はちみつを作りました。
009
しかし、
はちみつが少なかったので
キンカンにハチミツがかかりません^^

011
そこではちみつのビンに
洗ったキンカンをいれて、
逆さまにして
日向に置きました。

う~ん、何時間たっても
はちみつは落ちてきません。
いったいいつ食べられるかな?

016
と思っていたら、

ベー助が
完成品「キンカンはちみつ」をもらってきました^^

万事絶妙のタイミングで物事は起こっている?
今日もカンペキですッ!

☆キンカンは、
「みかんきんかんカゼひかん」
風邪の妙薬だそうで、
ハチミツ漬け、キンカン酒、砂糖煮などが一般的ですが、

うれしいことに、
キンカンの外皮には
多量のビタミンC、ビタミンA、カルシウムも
多く含まれていますから
生で食べるのが一番よいでしょう。
ともありました^^

| コメント (0) | トラックバック (0)

2016年1月21日 (木)

カランコロンカラン♪

今日は、
おうち園来年度の準備クラスでした。
まだ3日前の雪が残っており、
お庭あそびは出来ないかと思いきや、

大変暖かい日で
ひがな一日
ぽかぽかと過ごしました。

子供たちと一緒に
水がめに張った氷に
みとれました。

自然界の造形を
子供と味わうのは、
至福の時間です^^
001
おやつは、
「やきりんご」と「やきいも」


006_2
前回の準備クラスでつくった
粘土も焼きました。

野焼きにした後、
七輪のなかに入れました。
火のなかへ投入して、
やく2時間後の色合いです。
炭がなくなるまで
焼き切ります。
あと1~2時間かなあ?

ひとつパンッとはじけて
割れてしまったものがありましたが、
それも
どうしてかしら?と考えるきっかけになり、
いちばん勉強になります。

002
畑ぼうずさんからのお土産は、
「バンブーマラカス♪」

大名竹をのこぎりで
ぎこぎこ切って
みんなで作りました。

中味は
ジュズダマやムクロジです。
カランコロンカラン♪

<おまけ>
001

003
焼けましたッ!


| コメント (0) | トラックバック (0)

2016年1月20日 (水)

天然スケートリンク

二日前の雪です。
045_2
「雪が ふってきたぞー!」「きゃー」
わざと雪をふらしています^^。
057
[あけましておめでとうございます。
ことしもよろしくおねがいします」
お山の神さまに
今年も
新年のごあいさつをしました。

今回、お山の中には、
それほど雪は、ふりつもりませんでした。
竹山の枝葉が傘になったもようです。

葉っぱの上に かろうじて残っていた雪をみて
「このゆき、たいせつにとっておきましょ~」と子どもたち、
宝ものさがしをしながら、
進んでいきます
100
はふ~~~、
「のぼったぞーッ」


103
「ゆずが あったよ♡」

159
「ダイヤモンドみたいッ♡」
氷のもようやかたちに 
みとれる子供たち。


113
「あ、タヌキのあしあとだッ!」


112
タヌキはイヌ科だから、
爪あとがのこるんだよ。
「あっちに いってる」


きょうは、
「凧とばし」だから
上の広場へ行きました。
137
すると、
氷がはっていました。
天然スケートリンクです♪
こんなこと初めて。
しぜんに手をつないで歩いています。

141
滑っています^^


175_2
風もよく吹いて、
例年より
凧もひときわよく上がりました。

180
「たいりょうだあえ~」
魚綱をひく漁師のよう~


208
タコのお散歩をしている人もいました^^

子供たちがいなかったら
コタツで丸くなっていたことでしょう。
里山には
明日には消えてしまうかもしれない
季節きせつの宝物がいっぱいでした。

<おまけ>
おやつは お餅のスライスおかき。
234


見事なバランスシーソー
224


「はっけよい のこった」
243
夢中です^^

| コメント (0) | トラックバック (0)

2016年1月19日 (火)

熊本にありがとう

https://www.facebook.com/sakura.hashimoto.923/videos/123645258013829/

<安倍には阿部で!>
「野党共闘第一号の熊本のことです。
説明なし、画像と音楽だけ。元気がでます!」

とメールいただきました。

高校時代、
熊本の繁華街である、
上通り(かみとおり)、下通り(しもとおり)、サンロード新市街、
その通りの裏に広がる抜け道、脇道を
毎日のように、探検散策しました。

そこで野党共闘が誕生している、
今にも人の波、人の声が聞こえてくるようです。

なつかしくて
うれしくて
涙が出ました。
怖れや不安や怒りよりも
こんな気持ちをいつも待っていたんだと
いうように、

じんわりと
涙がにじんできます。

ふるさと熊本に、
ありがとう。
自分の生まれたところを
誇りに感じるって
こんなかんじかな。
子供たちもいつか
埼玉のことを
誇りに感じてくれるかな?


| コメント (0) | トラックバック (0)

2016年1月18日 (月)

暖冬ほど大雪

昨夜、AM3:33分
外に出たら、一面銀世界で驚きました。

001
大雪です。
12~3cmくらいかな?
この辺りでは、ちょっとでも積もる雪がふれば「大雪」です^^


昨日は、
べー助、一日中大雪対策をしていました。
ビニールハウスが雪の重みでつぶれないように、
寒冷紗をはずしたり、
支柱をたてたり。
あわただしく準備をしていました。
植木屋さん仲間は
「ふらないよ」と言ってたそうですが、

もうすぐ大寒だし、
「暖冬ほど大雪~備えあれば憂いなし」
この時期の 
ちいさな畑の教訓です。

もしつぶれちゃったら、後がタイヘンだからね。

| コメント (0) | トラックバック (0)

2016年1月17日 (日)

タネツケバナ

008
タネツケバナです。
我が家では、
野草つまみ食い世界の女王です。

早春のあたたかさを感じて
ロゼット状の葉をたちあげ、白い可憐な花を開きはじめます。
冬の胃袋をゆりおこす「春の女神」です。

ハーブのロケットを生で食べられる人なら
このタネツケバナをかじって、
「春にがみ」
その和的な奥ゆかしさに感動しない人は
いないでしょう!?

ほんとかどうかは、
舌と食道と胃袋で確かめてみてくださいね^^

暖冬でヒメオドリコソウやホトケノザなど
愛らしいピンクの花が
時おり咲いているのを
見かけますが、

来週から
ぐんと寒くなる予報です。

今週は大学センター試験。
息子は昨日今日、東大会場へ行きました。
どこぞのメデイアにインタビューされたそうです。
来週は、娘が私立高校の受験です。
昨夜、妹が兄に「がんばってね」と つぶやきました。
しずかな夜でした。


| コメント (0) | トラックバック (0)

2016年1月16日 (土)

冬の見沼田んぼ

本日は、見沼田んぼの親と子の自然環境調査がありました。

Resize_011
今年のお正月は暖かく、タンポポも咲いたのでしょう。種が開いていました!

Resize_015
早咲きの桜も咲きだしています。

Resize_017
越冬中のウラギンシジミの成虫を見つけました。

Resize_024
田んぼには氷が張っていました。

Resize_032
芝川調整池で、オギで作ったお姫さまのイス!

次回は、3月、年度最終回です!

| コメント (0) | トラックバック (0)

2016年1月13日 (水)

新年おうち園初笑い

今日は、新年はじめてのおうち園でした。
畑ぼうずさんたちも お正月あそびで
「はねつき」や「たこあげ」をしていました。
108

そこで、「たこづくり」
去年は、チョークで描きましたが、
今年は、みつろうくれよんにチャレンジ。
これは、なんだろ? 虹の線路かな?
035_2
来週、お山に飛ばしにいこうね。


それから、「鬼のふくわらい」で
ひっくりかえって笑い、
066
(これは、ひっくりかえる寸前のキンチョー)

「めんこ」もして
055

「はねつき」もしました。
078


意外に「ごむとび」も 大盛り上がり。
それぞれが、自分にできる飛び方で
ゴムという 一本の境界線を越えていく姿が
真剣で おかしくって ユーモラス。
101

笑ったあとは、
おなか空いたね~。
おやつは、なにかな?
149
そう、ギンナンです。
136
せっせと炒って、
152
ぜ~んぶペンチで割ってくれました!
みんな「ちょっと にがーい」
というなか、
「にがいけど、おいしい」
と言う子もいました^^

<おまけ>
さざんかの花びらをもらって
015


おにいちゃん、おねえちゃんに「はい」ってあげたら、
025

サザンカの花ぶえを 「ぶーぶー」鳴らしてくれました^^♪

| コメント (0) | トラックバック (0)

2016年1月 9日 (土)

「希望の牧場」発~なぜ止められないのか?

110_2
「希望の牧場」岩崎書店

実話です。
【福島県双葉郡浪江町には、
原発事故によって設定された旧警戒区域(原発から20km圏内)に
取り残された牛を生かし続ける牧場がある。】

子供が高3や中3になってしまうと、
夜の朗読にも付き合ってくれなくなりますが
たまたま読んだ、この絵本、
味のある牛飼いオジサンの文と絵が
・・・いい。

ので、すんなり図書館に返してしまうことができず、
風呂上りの息子をねらって読み始めたら、
絶対に顔をあげないタブレットにくぎ付け中の娘までも
ときおり顔をあげ、
絵本の一語一句に聞き入った、
久しぶりの一夜となりました。

さらに、
これまた、たまたま傍らにあった
111_2
「日本はなぜ、「基地」と「原発」を止められないのか」
矢部宏治(集英社インターナショナル)

この54ページと

62ページと

97ページを

それぞれ1~2ページづつ読みました。
偶然の流れでしたが、
読み終えると
「なるほど」とうなづいてくれた息子がおりました(涙)。

以前に、
「本当は憲法より大切な『日米地位協定入門』」[創元社)を読みましたが、
これも 重い内容なのに、 読みやすくて、わかりやすくて、
笑わせてくれる箇所まであり、
今まで全くわからなかった政治の話が、
どんな小説よりも おもしろく深く豊かに伝わってきましたが、

この本も実にわかりやすい。
下記にちょっとだけ引用させてもらいます。
ほんとは中略のところが
一番、裏話が含まれている肝心なところなのだけど、
真髄のところをほんの少しだけ。

題して、
【~政治に全く関心のない中高生の子どもへ伝える~絵本と本】
①希望の牧場
②日本はなぜ基地と原発をとめれれないのか(54・62・97ページ)
15分プログラムですかね^^

う~ん憲法カフエで、
今の憲法のこと、
生まれて初めて、
いろいろベンキョーしたけど、
えええええ~~~ッ! そんなぁ!
憲法に それより上の上位法があるとは・・・
知らんかった。
みんな知っていたのかしら?
少なくとも沖縄の人は、
体で知っていたんですね。

とにかくこれでは、
日本の政治は、(日本みずから発注の)アメリカ台本の茶番劇ということですね。
生きるも死ぬも 英語で書かれた台本通り。
死ぬ前に、
自分が大ばかだって気づけて良かった?
いやしかし芸術家でも音楽家でも政治家でも法律家でもない
朝寝坊でナマケモノで、
けど本はちょっとだけなら読める、 
フツ~な主婦が、
家庭にいながらでも出来ることはあるかしら?

子供たちに「憲法の上位法」があることを伝えることかな?
うっすら伝わったかな?
※「基地」の上位法→「日米地位協定」
※「原発」の上位法→「日米原子力協定」
日本人の憲法に保障されている基本的人権は
すべてこの上位法にて つぶされてしまう・・・・・
日本人の人権は、
アメリカのコウモリ以下だなんて!!!!!!!!!!!!

※「茶番狂言」では、オチに使われたものをお客にお土産で配ったため、
それを目当てにして来る客もいた。
【日米協定~狂言茶番劇】のオチは、「お金」ですかね。

●54ページ
原発事故が起きてから、
私たち日本人はずっと大きな混乱のなかにいます。
情報が錯綜するなか、
東北や関東に住む多くの人々が
「すべてを捨てて安全な場所へ逃げたほうがいいのか」
「いまの場所にとどまって、生活の再建を優先したほうがいいのか」
そうした究極の選択を迫られることになったのです。

中略

そんななか、少し事態が落ち着いてくると、
被災者たちは信じられない出来事に次々と直面することになったのです。
なかでも、もっともおかしかったのは、これほどの歴史的大事故を起こし、
無数の人人の家や田畑を奪っておきながら、
その責任を問われた人物がひとりもいなかったということでした。

中略

それなのになぜ、
この大惨事の加害者は罰せられないのか。
警察はなぜ、
東京電力へ捜査に入らないのか。
安全対策に不備があったかどうか、なぜ検証しないのか、
家や田畑を失った被害者に、
なぜ正当な補償がおこなわれないのか。

●62ページ
福島原発事故という巨大な出来事の全貌があきらかになるには、
まだまだ長い時間が必要です。

中略

主犯は、いったいだれなのか。
みずからの間違いを認め、
政策転換をする勇気のない日本の官僚組織なのか。
原発利権をあきらめきれない自民党の政治家なのか。
同じ自民党のなかでも、核武装の夢を見つづけている右派のグループなのか。
それとも電力会社に巨額の融資をしてしまっている銀行なのか。
国際原子力村とよばれるエネルギー産業や
その背後にいる国際資本なのか。
その意向を受けたアメリカ政府なのか。

中略

より重要な問題は
「動かそうととする勢力」ではなく、
「止めるためのシステム」のほうにあります。
福島の事故を見て、ドイツやイタリアは脱原発を決めた。
台湾でも市民のデモによって、
新規の原発(台湾電力・第四原子力発電所)が建設中止に追い込まれた。


事故の当事国である日本でも、
もちろん圧倒的多数の国民が原発廃止を望んでいる。
すべての原発が停止した2014年夏、電力供給のピーク時に
電力はじゅうぶん余裕があり、
原発を全廃しても日本経済に影響がないことはすでに証明されている。
それなのに、日本はなぜ原発を止められないのか。
(脱原発「賛成」77%、原発再稼働「反対」59%
「朝日新聞」世論調査2014.3.15~3.16)

●97ページ
事実、野田内閣は2012年9月、
「2030年代に原発稼働ゼロ」をめざすエネルギー戦略をまとめ、
閣議決定をしようとしました。
(中略)
外務省の藤崎一郎駐米大使が、
アメリカのエネルギー省のポネマン副長官と9月5日に、
国家安全保障会議のフロマン補佐官と翌6日に 面会し、
政府の方針を説明したところ、
「強い懸念」を表明され、その結果、
閣議決定を見送らざるをえなくなってしまったのです(9月19日)

これは鳩山内閣における
辺野古への米軍基地「移設」問題とまったく同じ構造です。
このとき、もし野田首相が、鳩山首相が辺野古の問題でがんばったように、
「いや、政治生命をかけて2030年代の稼働ゼロを閣議決定します」
と主張したら、
すぐに「アメリカの意向をバックにした日本の官僚たち」によって、
政権の座から引きずりおろされたことでしょう。
いくら日本の国民や、国民の選んだ首相が「原発を止める」という決断をしても、
外務官僚とアメリカ政府高官が話をして、
「無理です」という結論が出れば撤回せざるをえない。

たった二日間(2012.9.5~6)の「儀式」によって、
アッというまに首相の決断がくつがえされてしまう。
「日米原子力協定」という「日本国憲法の上位法」(憲法より上の意味)にもとづき、
日本政府の行動を許可する権限をもっているのは、
アメリカ政府と外務省だからです。

本書の冒頭で、
原発を「動かそうとする」主犯さがしはしないと書きましたが、
「止められない」ほうの主犯は、あきらかにこの法的構造にあります。

※(中略)
9月12日、
野田首相の代理として訪米した大串博志・内閣府大臣政務官(衆議院議員)たちが
同じくポネマン副長官と面会しましたが、
「2030年代の原発稼働ゼロ」政策への理解は、
やはりまったく得られず、
逆に非常に危険な「プルサーマル発電の再開」を
国民の知らない「密約」として結ばされる結果となりました。
(毎日新聞2013.6..25)

※プルサーマルとは、ウランにプルトニウムをまぜた「MOX燃料」を使う
非常に危険な発電方式です。
今後、2012年9月に結ばれたこの「対米密約」にしたがって、
泊(北海道電力)、川内、玄海(九州電力)、伊方(四国電力)、
高浜(関西電力)などで、
危険なプルサーマル型の原発が次々に再稼働されていくおそれが高まっています。

| コメント (0) | トラックバック (0)

2016年1月 8日 (金)

新年会~中くらいの学校

1452318448011_2

中くらいの学校の新年会。
お母さん方が手作りの春巻やお赤飯、果物、なます、焼き立てパン
コロッケ、ピザ、漬物、きんぴら、などなど
ほっぺたが落っこちてしまうご馳走を
絢爛豪華に作ってくださいました。

とにかく美味しかった♡
春巻は絶品でした^^

いつものメンバーの、

・スポーツからテレビ番組まで芸能ニュースを教えてくれるSくん。
・なぜか週間天気予報にくわしい我らが校長先生。
・強いムキムキの男の人が大好きな敬語なKくん。
・ただただ夕飯を食べに来ているAちゃん。
・塾通いでなかなか来れなくなったけど馴染みすぎBちゃん。
・パソコンを抱えていつも仕事をしているベー助。
・家事がさぼれてうれしい週末のオアシスベー子。

に加えて、

・驚異的な記憶力をひとの誕生日につかってニコニコしているHくん。
・めっちゃ大声で話してボリューム全開たまらんDちゃん。

と そのお母さん方、親切な先生も来てくださって、新年会。

校長先生のプログラム通り、
テキトーにすすみ、

余ったオカズを競り合うジャンケンゲーム、
飛び入りひらがなクイズや
準備してなかったわょ詩吟や
本格的校長先生よさこい音頭や
知っている人だけ歌える各卒業校の校歌斉唱や
自分で行ってね旅行パンフレット配布など

すべて真面目に進行し、
なので大笑いしながら終了。

みんなあまりにユニークすぎて
いつもながらクラクラしてしまいますが
この日は
Dちゃんが、別人格になっていて
いつもの態度のデカさがなく、
めっぽう気弱で幻聴にふるえていました。
なんで両極端なの!
とツッコミをいれたくなりますが、
そんなDちゃんもキュートで抱きしめたくなってしまいました。

心の浮き沈みをコントロールして、
大胆さも繊細さも
じょうずにオブラートして生きていると
ふと人間社会をリセットしたくなりますが、

とつぜん、、
耳をふさいで小さくなっている
剥きだしDちゃんに出会って、

理性の向こう側に
吸い込まれていくようでした。。。

ふかい・・・


| コメント (0) | トラックバック (0)

2016年1月 5日 (火)

空間を変容させる力

002_2
これまた毎年恒例の
お山の腐葉土あつめの日です。

しかし、この日も子供たち忙しく、
爺やんもおらず、
かろうじてベー助とふたりでの山仕事でした。

新年あけて五日たっているとはいえ、
お山は神々しく、
カメラ越しにのぞくと、
赤星十字ができていました。

暮れに
綾瀬川の大エノキにしめ縄とシデをさげた途端に、
場所が神聖化したのに、
かなり衝撃を受けましたが、

お山の神聖な雰囲気も
もし目に見える化をはかるなら、
いつの日か、
しめ縄とシデで新年を迎えたいと思います。

(しめ縄や紙垂(しで)は、
天岩戸に由来するものらしいが、
まったく神道の信仰者ではないので、
感覚的には、キリスト教徒でもないのに
クリスマスリースを飾るに近いかも^^)

ある本に
「人間という存在の偉大な点は、
その空間なるものを変容させる力をもつことにある」
とありました。

たしかに
建築や庭づくりでは、
「住まう人が空間を創りだす力」・・・
そんな人の力に
人間の個性と不思議さをずっと感じてきましたが、

まさか
神職でもないフツ~な人間が、
住居や仕事場をこえた
「神聖なる空間」まで創りだせるとは
できあがる寸前まで、
まったく気がついていませんでした、、、
とつぜん目の前に立ちはだかった
大エノキと そこから周囲に広がる神聖なる空間に
どれだけ愕然としたか知れません。


しかし考えてみれば、
お正月のさまざまな小道具は、
しめ飾り、門松、かがみもちなど、
普段使いの住まう我が家を
一年に一度、神聖なる空間にする行事でもあったのですね。

「まだあなた方は理解していないが、
人間の潜在意識は、
他の何よりも、空間によって決定されるのだ。
空間はあなた方の意識の母体である。
すべての意識なるものは、
空間から生み出される。
現代のあなた方は、物を主体にもの作りを行うが、
太古のあなた方の祖先は、
それゆえに、
空間を主体に物作りを行い、
村づくりを行ったのだ」

「現代のあなた方は、
平面に描かれた図形に神秘な働きを求めたりしているが、
空間の力は
それとは桁違いに根本的であることを知る必要がある。
あなた方の祖先たちは、
それを実生活に応用していた。」

う~ん、
若い頃、氷川神社の柱にわざと小用したという恐いもの知らずの人間が、
こうしたシュメール神官の言うようなことを
全く知りもせず、ふとした思いつきでやってるというのが、
実は、一番はちゃめちゃ^^で おもしろすぎ^^。
(氷川神社の御祭神は荒ぶる神スサノオノミコトなので妙に納得、でもある!)

しかし、その思いつきの源流は、けっして国家神道ではなく
先住民アイヌや縄文人など古来アニミズムの流れかな。
目指すはコロボックルです♡


| コメント (0) | トラックバック (0)

2016年1月 1日 (金)

これが最後かしら

2016年、あけましておめでとうございます。
011
しめ飾りづくり(中太り型)で、
ワラの本数の質問をもらいましたので、
本数をかえて、2種類つくってみました。

毎年、暮れの12/30にしめ飾りを作ります。
今年は、家族みんな忙しく一人で作成。
007
左は、ワラ3束(一束10本づつ)、
右は、ワラ3束(一束20本づつ)で作った輪飾りの土台です。

飾りをつけた上の写真は、一束10本づつで
子供部屋棟につけました。
飾りをつけると尚のこと、
思ったよりボリュームに差がないように感じました。

009
恒例12/30は、鏡もちも作ります。
これも毎年、家族で作っていますが、
息子も高3になったし、
自分自身が高校卒業以後、家から出たっきりだし、

「(みんなで揃って準備するのは)これが最後かしら?」

なんて思う行事が多くなりました。
そう思うと、ある意味、新鮮です^^

| コメント (0) | トラックバック (0)

« 2015年12月 | トップページ | 2016年2月 »