« 2016年7月 | トップページ | 2016年9月 »

2016年8月27日 (土)

もう評価不能

熊本の実家で、父と母と 伯母と伯父の 米寿会がありました。
この米寿会は、何年も前からの姉の悲願でしたが、
孫やひ孫も集まって、
総勢20名の温泉宿感謝会となりました。

ひ孫のダンス、
ビンゴゲーム、
三線の唄と踊り・・・

超たのしかった・・・

そこでスイッチが入ったか、
現役子育て当時、死ぬほど恐かった父が
酔っぱらったときに歌って踊った、
大爆笑、お腹がよじれるほど笑って笑って笑った

伝説の「でんでんむし」を
(おまけに「きらきらぼし」まで)

なんとなんとなんと、
mata踊ってくれました!!!

まさか もう一度見れるとは思っていませんでした。


1歳から88歳まで
それぞれの生きた軌跡が交差して
深すぎる2016年・夏でした。

人生は・・・
結果より
どう生きたか。
どう生きたかより
生きて出会えたこと、
そんな感じで深まっとりまsu.

これからや これまでの
ひとりひとりの人生を思うと、
自分もそこに時空を超えて交差しているせいでしょうか・・・
言葉や評価を超えた感情に
どわっと投げ出されるのでした。。。。。(愛)


下写真は、
そんななかの一人、
ブンちゃんの今日。
青春18キップで熊本へ行ったので、
帰りもひとり、
電車旅。

今日はいったいどこに居るのかと思ったら、
どうも広島でした^^

20160827191745_3
原爆ドーム

20160827191857_2
貞子の像

20160827191938
原爆資料館

20160827191956
お好み焼き♪ うどん?

【いったいどこに居るのかと思ったら】
          (どうも広島)

【どう生きるか~また生きて出会えた】
        (もう評価不能)

| コメント (0) | トラックバック (0)

2016年8月19日 (金)

綾瀬川、ワンド打ち合わせ

3年ほど前に、県知事にメールをして、

話が進みだした綾瀬の森にある、綾瀬川のワンド(浅瀬)の工事ですが、

本日、県の職員さんとあらためて話し合いを行いました。

すっかり忘れられているなあ・・・と思っていましたが、

突然の連絡で驚きました。とてもうれしかったです。

Dsc_0830

話し合いの結果、

・3年くらいかけて、少しづつ工事を行う

・浚渫(バキューム)でヘドロを取り除く

・底に玉砂利をひく

・川面まで降りやすいように簡単な階段を付ける

・ワンドの端には木杭を打つ

・工事の際、通路の草や木は切って良い

等が合意されました。

ワンドが整備されれば、子供たちも、綾瀬川に入り
魚等を獲ることが出来ます。

コロボックルくらぶでの活動も広がります!

| コメント (0) | トラックバック (0)

2016年8月14日 (日)

エコ忍者学校~暗闇の術編~

児童館主催で、エコ忍者学校が始まりました。

本日は、第2回目のプログラム「暗やみの術」です。

前半・後半の2部構成で、前半に全盲の方が講師を務め、
後半で、私が野外活動を担当しました。

夜の斜面林、まちを探検します。

Resize_003
夕方、暗くなった斜面林で、子供たちを待ちます・・・
前半の活動と、暗闇で関連づけ、全盲の方の感性や感覚を森の活動に活かしました。

始まりの会
Resize__1_20160816_1838
森の忍法の紹介、忍法「こだまの術」「馬寄せの術」

Resize_img_4574
そして「エコ忍者の使命」・・・をみんなで考えました。
エコ忍者の使命は、「地球や、森、生き物、人を守ること!」

今日はその、「生き物と人の暮らし」を探しに行きます。

まずは夜の斜面林で生き物さがし。
Resize_025
バッタがいました。

Resize_027
水に中にはザリガニがいました。
写真を撮って、まとめの会で使います。

Resize_034
ブドウの葉には、たくさんのコガネムシが付いていました。

Resize_039
ミミズがアリに食べられていました。

次にまち探検です。
Resize_047
夜の人の暮らしを偵察に行きます。

グループごとに出発!

まとめの会では、
Resize_054
・カボチャの匂いがした ← お盆で、仏壇のお供えでしょうか。
・子供の自転車があった。
・洗い物の音がした。
など、夜の人の暮らしを感じました。

次に、闇夜の森抜け。懐中電灯を点けずに、静かに歩きます。

まとめの会
森で見つけた生き物を、タブレット写真で見ました。

そして、葉っぱシアター「森の忍者学校」

子供たちの感想
Resize_076
・生き物がたくさんいて驚いた
・葉っぱシアターがおもしろかった
・まちの中を歩いたのがおもしろかった。

最後にみんなで森にお礼の言葉、「おやすみなさい」で終了しました。


----------------------------------

葉っぱシアター「森の忍者学校」


| コメント (0) | トラックバック (0)

2016年8月12日 (金)

草花あそび~差異こそ美学の笹舟編

隈笹です。
斜面林の山影に生えています。

フチの白い葉は、冬越しの寒さにあたって白く隈どられたものです。
熊が冬眠前や冬眠後に食べて、
胃腸を整えると言われています。


028
ところで、
このクマザサで笹舟をつくると作りやすい!
葉の繊維が丈夫で破れづらく、
厚みもあり
しっとり吸い付くような水分と
無毛のため光沢もあり、
狭長楕円形で基部が円形の葉は、
安定感のある丸みを帯びた船となります。

034
幼児から小学4年生までの8名ほどのお友達といっしょに
まずはクマザザの舟をつくりました。

タグボートのような力強い安定感です^^
あるいは昔なつかしいポンポン船にも見えます。

004
これは、
ヨシ(アシ)で作った三層舟。

なんとなくどっかの海賊船のようです♪

小4の女の子は、
初めてですぐ三層舟をつくり、
豪華客船クルーズか
はたまた日本旅行でフエリーか、
とにかく長旅に出たくなるような舟を作ってくれました^^


008
三層にせず、
長い葉を生かして そのまま舟にすると、
糸満ハーリーか、
あるいは木材を運びたくなるような貨物船ができたりしていて、、、

帆かけ舟や イカ釣り漁船風のもあったりして・・・

これもみんな
子供たちのアイデアでその場で次々に生まれてきた舟です。
写真がないのがザンネンです。
上写真は、後日ひとりで再現しました。

002
これがヨシの葉です。

湿地が好きです。
河原にはもちろん、
または住宅地に取り残された湿地ぎみの所にも生えています。

葦原は日本の原風景でしょうか、
群生している場所に足を踏み入れると、

【自分が人間なのか葦なのか わからなくなる】
            (見えるのは空ばかり)

【人間は考える葦である】
      (パスカルも言ったよね)

パスカルは考えるという所に力点おいてるけど、
私のは わからなくなる~あんまり違わない所が力点の微妙な差です。
同じことを見ても感じることは千差万別、
この差異こそが美学なのかしら。

美学も衝突すると闘いだけど、
調和すると仕合せや平和を感じるのかな?
 

<おまけ>
003
遊んで余ったクマザザはビワの葉とともに
乾燥させてお茶にしました。

美味しいです。

| コメント (0) | トラックバック (0)

2016年8月 8日 (月)

藍染蚊帳カーテン

子供たちが小さい頃、購入した蚊帳が、
もうすっかりボロボロになり破け放題。
塞いでも ふさいでも 穴は広がり蚊が入ってくるようになり
買い換えようかという話になりました。
030
しかし、オーガニックコットンだったか、天然麻だったか、
手ざわりは、やわらかで心地よく
捨てきれません。

143
そこで、「お庭の入り口カーテン」を縫いました。
ミシンでカタカタ縫えるのかと思ったら、
目が粗すぎて縫えません。
疲れ目を押し切って手縫いとなりました^^

「お庭の入口カーテン」の存在意義は大きく、
ただの目隠しという以上に、
我が家の場合、家に玄関らしきものはなくお庭が玄関なので、
ここからがプライベート空間という
配達業者さんへの目印でもあります。

147
今年は、
こぼれ種のアイが、大変良く自生してくれたので、
丸葉アイに敬意をこめて、
アイの生葉染めをしました。

丸葉アイでなければ、
通常のタデアイは、細長い葉ですから、
花も葉もアカマンマそっくりのタデアイは、
ワタシには見分けがつかなかったことでしょう^^

152
設置しました。
市販のカーテンレールにするか、
家にあったダイミョウチクに通すかで、
かなり迷いましたが、

<大明竹藍染蚊帳カーテン>
となりました。
自然と多様性への敬意が
水色カーテンとなって
風にゆれていますッ、、、

【くぐるたんびに きれいだね、きれいだね、】
          (藍染蚊帳カーテン)


<おまけ>
011
通常、アイの生葉染めは、
呉汁染め(タンパク質を付着させる下地染め)をしなければ
ほとんど染まりませんが、
使い古しの袋や着古しのシャツは、
こんなによく染まります。
人間のタンパク質も捨てたもんではありません^^

以下は、いろんなやり方はありますが一方法として。
<アイの生葉染めの方法>
①アイの葉を茎から はずす。
②50gの葉(50cmの枝一本は約5グラムの葉)に、
水500㏄を入れてミキサーにかけアイジュースにする(20秒くらいかな)。
③アイジュースを さらし等でこす。
④こしたアイ液に50g~100gの布を入れて 10分位もむ。
(布は、使い古しのものなら呉汁染め不要)
(アイ液全体を厚めのビニール袋に入れれば手は染まらない)
⑤その後、20分位、浸けておく(ずっと揉み続けても楽しい)。
⑥布を絞って、酢水(1ℓの水に 酢20㏄くらい)に 10分くらいつける。
(でも最近は、やってない)
⑦水ですすいで、脱水して、干す(空気の酸素にふれて色が水色にかわっていく)。
⑧できあがり

| コメント (0) | トラックバック (0)

2016年8月 7日 (日)

~ゆかりの作り方編~

今年は赤ジソで<ゆかり>を作りました♪

毎年、赤紫蘇では 
梅干しを染めたり、草木染をしたり、
赤ジソジュースをつくったり。

毎年、熱い夏舞台のそでで、気づけば大活躍をしている赤ジソですが、
もう今年は何も無かろう、
お休みいたしましょう、、
と思っていた ちょうどその矢先、

ふと<ゆかり>にチャレンジッ!


005
7/25から干し始めた梅干しを1週間ほど干してビンに保存したのち
いつもならビンに入りきらず持て余してしまう赤ジソを
さらに干し続けました。
はじめの日から一週間。
8/1は・・・・こおんな感じ、まだ少ししっとり。


021
さらに1週間ほどの
8/6・・・・カラカラといい感じになりました。
 ちょうど原爆投下の日。
地域の防災放送とともに黙とうをささげました。


025
フードプロセッサーとか粉末器具でなければ
ダメかしらと思いましたが、

ふつーのミキサーで
こんなに見事な粉末になりました。


027
結局、最初に梅干しとともに干し始めた日より

およそ2週間で、

<小さな畑産 自生赤紫蘇ゆかり>の完成です。

ゆかり好きの娘の「つくれたらスゴイね」に応えて。


【舐めて 一袋あけてしまうほど ゆかり好き】
            (つくれたらスゴイね)

| コメント (0) | トラックバック (0)

2016年8月 6日 (土)

夜の森の生きものさがし

本日は、コロボックルくらぶの活動がありました。

恒例になりました、夏休み企画、「夜の森の生きものさがし」です。

夜の綾瀬の森に、親子74名が参加しました。

015
始まりの会で、綾瀬川を愛する会の皆さんからお話をいただきました。
本日は、広島原爆の日で、戦争の体験もお聞きできました。

Resize_038
続いてコロボックル表彰。なんと、ミッションカードの銅・銀・金すべてをクリアー。
合計30回参加になる高校生を表彰です。ご苦労様でした!!

活動では、毎回、子供たちの発表を盛り込んでいます。
今回は3年生の女の子が、セミの羽化の発表をしてくれました。

Resize_046
実際に自宅で羽化の写真を撮りながら、模造紙にまとめてくれました。
殻から抜けて、透明のセミの羽根がとてもきれいだったのことでした!

Resize_011

今年も夜の生き物を調べて表にまとめます。
Resize_051
子供たちが表をつくってくれました。

いよいよ出発です。
Resize_049
「いくぞー」「オーッ!」

Resize_057
薄暗くなった森で、生き物さがし。

Resize_090
カマキリがいました。夜も活動していました。

Resize_070
植物では、ネムノキの葉が閉じて、眠っていました!

Resize_061
オシロイバナは、夜に開き、甘い匂いでした。

Resize_093
セミ幼虫がいました!木に登って、羽化しています。

Resize_020
きれいだね!

まとめの会。

あすぱるの、池田さんが、タブレットで写真を撮ってくれてみんなで見て振り返りをしました。
Resize_112
自分が見つけてくれた昆虫が出てくると、盛り上がります。

続いて、葉っぱシアター。

Resize_128
子供たちが感想を言ってくれました。

最後はみんなで、森にごあいさつ。

「おやすみなさい」

----------------------

Resize_004

| コメント (0) | トラックバック (0)

2016年8月 5日 (金)

ヤワラピチ族カムカイカ

リオデジャネイロオリンピック聖火台に火がともりました。

今年5/3, スイスからブラジリアに到着した聖火は、

ブラジル国内 約20000キロを 約12000人の手へ渡ったそうですから、

3ヶ月で駆け巡ったことになります。


その中のひとりに、

ヤワラピチ族のウカウカ闘志カムカイカが居ました。

先住民族記念館の中庭で

彼らの唄と踊りによる式典もありました。

カムカイカの言葉です。

【聖火リレーへの私たちの参加は、
自然と多様性への敬意を人々の間に
呼び起こすために重要です。

自然と多様性、それは私たち先住民の世界に必要なものです。
私がこの火を手渡す先にいるすべての人々が、
私たちの言葉を受け止めてくれることを望みます】

<余談>
ブラジルの政治はひどく混迷しているそうです。
元ルセフ大統領は、日本でも
「腐敗した現政権に批判が高まり・・・」と報道されていたようですが、
しかし、
ルセフ大統領を弾劾した国会議員は、
ほとんどが大企業、大地主の富豪議員。
じっさいは、弾劾したほうが腐敗している実態。
ブラジル国会議員の多くは富豪議員なのだそうです。

つまり自民党都議連の内田氏に あらがえば弾劾され消されていくという
東京都知事みたいなものでしょうか。

またブラジルの富豪政権が憲法改定をして奪おうとしているブラジル先住民居住区は、
今、危機にさらされています。
沖縄の反対を押し切ってムリヤリすすめていく米軍基地建設と重なります。


ブラジル大手マスコミもまた そのオーナーが大富豪揃いなので
いくら国民の直接選挙で選ばれた労働者党であっても
弾劾の流れは止められないのだと。
          (参考 熱帯雨林保護団体)

聖火ランナーが ズボンをおろして パンツに政権批判をかいて拘束。
というニュースが流れましたが、
のワケは、こうした流れのなかの
活火山の一火花なのですね。

<自然と多様性への敬意を人々に呼び起こすために・・・>
素朴で力強いカムカイカの言葉が残ります。

| コメント (0) | トラックバック (0)

2016年8月 1日 (月)

今年もぶどうジュースを作りました。

001
決して おしゃれな生活を目指しているわけではなく、
ましてや優雅さからは程遠く、
この去年にも増して鈴なりな西洋ぶどうポートレッドワン嬢を
もしかしたら違う名前かもしれないけれど、
ムダにしてはなるまいと、
小市民の律義さで
フラフラしながら
高枝切りバサミを取り出し、
004
枝をかきわけては
房を切り取り、
ボールに集め、
007
呪文のように
お話し「サルのきも」(タイの昔話)を唱えながら、
実をとりわけ、
ざっと洗ったポーレッドワンの粒姫たちをシャモジでなだめながら
強火で沸騰させ、
弱火にすること10分ほどだったでしょうか、、、
009
水も入れない砂糖も入れないのに、
よくぞ血液そのものである果汁を
008
こんなにもアントシアニンなポリフエノールな
赤い果汁を
ただ住んでいるだけの住人に
捧げてくれるものだと
008_2
やはり砂糖を加えてもなお、
その酸味のきいた甘さが
自分好みで、
もしや私のために実ってくれたのではないかと

【今夏もポートレッドワン嬢に乾杯ッ!】

| コメント (0) | トラックバック (0)

« 2016年7月 | トップページ | 2016年9月 »