今年もぶどうジュースを作りました。
決して おしゃれな生活を目指しているわけではなく、
ましてや優雅さからは程遠く、
この去年にも増して鈴なりな西洋ぶどうポートレッドワン嬢を
もしかしたら違う名前かもしれないけれど、
ムダにしてはなるまいと、
小市民の律義さで
フラフラしながら
高枝切りバサミを取り出し、
枝をかきわけては
房を切り取り、
ボールに集め、
呪文のように
お話し「サルのきも」(タイの昔話)を唱えながら、
実をとりわけ、
ざっと洗ったポーレッドワンの粒姫たちをシャモジでなだめながら
強火で沸騰させ、
弱火にすること10分ほどだったでしょうか、、、
水も入れない砂糖も入れないのに、
よくぞ血液そのものである果汁を
こんなにもアントシアニンなポリフエノールな
赤い果汁を
ただ住んでいるだけの住人に
捧げてくれるものだと
やはり砂糖を加えてもなお、
その酸味のきいた甘さが
自分好みで、
もしや私のために実ってくれたのではないかと
【今夏もポートレッドワン嬢に乾杯ッ!】
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