今日の畑ぼうずさんは、
アリゾニカグラウカ ブルーアイスの
クリスマスリースの上に乗っかっています。
もう師走。
1年も最後の月になり、
早いもので
小さなクリスマス会の時期になりました。
テーブルシアターの黒い布をひらくと
いろんな木があって、
ひとつひとつ語り始めました。
「わたしはつるつる
としは かぞえてみて」
10歳でした。
赤い木
白い木
つるつるの木
ざらざらの木
重い木
軽い木
ただ「木」といっても
こんなに千差万別
違うのかと
あらためてビックリします。
「おれ、これがいい」
「わたし、これにする♡」
「あ、おにいちゃんと いっしょの年だ」
すると
シャンシャンシャンシャンシャン・・・
お空の上をサンタさんが通りすぎていきました。
そこで目印のろうそくを立てることにしました。
さあ、キャンドルスタンドづくりです。
紙やすりで磨いて、
ろうそくを立てて、
木の実で思い思いに飾ります。
これはクヌギ
まんまるどんぐりの木だよと伝えると、
聞いてか聞かずか
クヌギのどんぐりを乗せていました^^
これはユウカリの木。
大へん重い木です。
「くろいの ちょーだい」(ムクロジの実ですね)
いろんな木の実がのっかって、
盛りだくさんです。
大きい子たちは、
手がこんでいます^^
ピンセットを使ったり、
樹皮まわりに紅葉を貼りつけたり、
2段重ねになっていたり、
熱中して作っています。
完成です。
奥から
桜、シャラノキ、白樺、花水木、クヌギ、ユウカリ
今日はクリスマス会一直線。
すぐにお部屋の飾りつけ。
「さあ、お城をつくろう」
屋根裏まで
飾ってくれています。
お弁当をたべて
クリスマス会がはじまります。
聖歌隊の女の子が登場して
みんなをリードして歌ってくれました。
自分で作ったキャンドルスタンドに
火をともすと、
お話がはじまりました。
「むかし、まずしい村がありました。
貧しい村の子供たちには
着るものも食べるものもありませんでした。
でも、みんなやさしく仲良く暮らしていました。
この村には言い伝えがありました。
(心やさしき者には
森から生きものがやってきて
願いごとをかなえてくれる)
クリスマスの夜、
子どもたちが手を合わせると
森から伝説の冬のチョウが飛んできました。
伝説の冬のチョウは
おはなしを運んできました。」
そうして
いつもクリスマスに読んでいる絵本を読みました。
「クリスマスは イエスキリストの誕生をお祝いする日です。」
(そうしてお母さんから生まれたひとりひとり、みんなも神さまの子ですよ)
「伝説のチョウは、
(本当の美しさ、強さは、こころの中のやさしさですよ)
と飛んでいきました。
その日の夜、
子どもたちの枕元に
プレゼントが届きました。
おーしーまいまいまいまいまい」
そこで みんなも手を合わせてお祈りしようと、
目をつむると、
みんなの後ろにも
なんとなんとプレゼントがありました。
きっと伝説の冬のチョウからですね^^
<長いおまけ>
コガタスズメバチの巣をのぞく
みかんの皮のコップ
「おいしい~」
葉っぱカルタ
おやつの焼りんごを
仕込みました。
それから
お誕生日会もありましたよ。
むかしむかし、ほんのちょっとむかしのおはなし、
空の雲のうえに
とってもきれいな天使さんがいました。
下をみると、
お姫さま会議がひらかれていました。
シンデレラ、しらゆきひめ、たくさんたくさん、、、
鬼婆や やまんばもいて
それぞれに「わたしのおはなしが一番よ」
と言っていました。
まわりに たくさんの王子さまも見に来ていますが、
話はまとまりません。
そこへ空の美しい天使さんが、
階段をいっぽいっぽおりてきました。
もめていたお姫さまや王子さまたちが皆ウオ~っと言いました。
でも天使さんは、
その中へ入りませんでした。
「わたしは人間の世界へ行きたいの」
夢のチョウが
「そのままで美しいんですよ」
と教えてくれたからです。
そうして
天使さんは
お母さんのお腹のなかに
ポンと入りました。
「でてきてもいい?」と聞くと
「いいですよ」とお母さんが言ったので
スポンと出てきました。
とってもきれいでかわいい赤ちゃんだったので
お父さんとお母さんは
○○ちゃんと 名前をつけました。
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