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2016年12月 8日 (木)

イモ太郎兄さんをさがして・・・

来年度の小さな畑のおうち園の準備クラスが
はじまっています。
この日は、
子供たちがまあるく座ったので、
朝のおはなしをしました。

テーブルシアターを広げると、
ちっちゃいちっちゃい
さつまいものイモ次郎が出てきました。
「ぼくのお兄さん、イモ太郎をさがしてください」
ただし、
イモ太郎を探しに行くには、
子供しか通れない小さな穴をくぐらなければならないと。


果して、子供たち、ほんの数メートルとはいえ、
お母さんと離れられるのでしょうか?
一方、おかーちゃん部隊は、
その隙に、
偶然お山で見つけたクズの蔓で
「カゴづくり」をしました。

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出来なかったブンは
お持ち帰りです。

出来たかなあ???

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左は編みたて。
右は数日前に編んだもの。

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完成したら、
子供たちのおやつの
リンゴやミカンが入っているはずです^^

そうして、これは
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おかーさんがカゴを編んでくれている間、

子供たちしか通れない小さな穴を通って
子供たちが
畑で掘ってくれたオイモ。

を子供たちが焼いてくれました。

今日のおやつ「やきいも」♪


みんなが帰ってから
朝のおはなしに出てきた
「子どもたちしか通れない穴」ってなんだったの?
とベースケに聞くと
「うーん、言った手前、さがしたらあったよ。
バナナとバナナの木の間の細い道」

おもしろい道あったね。
「うん、そうして
イモ次郎のお兄さん、
イモ太郎を探したんだけど、
見つからなかったんだよね、
一生けんめい、掘ったらあったよ。

そうしたら
イモ太郎が言うんだよ。
(ぼくはケンカがきらいなんだ、
ケンカしたら、とけてなくなっちゃうんだ)って」

傍にいた女の子が
「わたしも」とそっと言ったそうです。

そうか、
そのせいだったか、
ほんの10mほどだけど
ママから離れてイモほって帰ってきたとき、
なんだか子供たちが、今までとはちょっと違った
ひとまとまりの集団に見えたのは!

芋、食べたさの一心で
心をひとつにして、
未知なるバナナとんねるをくぐり、
不安の旅を乗り越えたんですね^^


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