ムクロジの授業
本日は、戸塚綾瀬小学校1年生の授業で、
校門横に植えられたムクロジの木のおはなしをしてきました。
まずは紙芝居「ムクロジ物語」の紹介。
この学校の当時6年生の女の子がお話を書き、
そのお母さんが絵を描いてくれました。
原画は、校長室に飾ってあります。
「本当にあったお話しです・・・」
「自然が、人にとって大切で楽しいことを伝えに来ました・・・」
草花遊びの紹介です。
質問に元気よく答えてくれます。
ムクロジの種は、追羽根になります。
先生が羽根つき、子供たちが数え歌で応援です。
先生は、羽根つきがとってもじょうずでした!
ムクロジは「無患子」と書き、お正月の羽根つきは、
子供が患わない願いが込められていました。
ムクロジの実の泡立て実験
さらにストローでぶくぶくすると、泡が吹き出ます。
子供たちからは歓声が上がります。
戦時中、物資が少なくなったとき、戸塚の町の人はこのムクロジの実を採って、
石けんとして使ったそうです。まちのおばあちゃんから聞きました。
植物の枯葉を見せて、これはゴミですか?
中からはカブトムシの幼虫が現れました。
いのちの循環を見てもらいます。
カブトムシの幼虫のウンチ。土になっています。
その一匹の幼虫のウンチを並べると、その長さは??
その長さをヒモで表しました。
その長さ46メートル!!
子供たちから大きな歓声が上がります。
自然は、遊びにも、生活にも使え、また命も育ててくれます。
今年も、楽しい授業になりました。
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当時のいきさつにつきましては、ムクロジ物語をご覧くださいね。
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