七夕プールにアカガエル先生登場!
ここ数年、
気の早い台風の
上陸予報の翌日でしたので、
開園できても 庭はめちゃくちゃだろうと
気をもみましたが、
小さく通りすぎました。
一方、九州等で梅雨の大雨が激しく降りました。
今日のムクロジ小人さんは、
七夕プールに入っていました。
ならば私たちも
お飾りをつくって笹にかざりましょう。
小さいとき、
やはり、このくらいの大きなシノ竹を父が河原から切ってきて
短冊を飾りました。
7月7日の夜、雨がふると
織姫さまと彦星さまは会えないのだと
それは理不尽な思いがして悲しかったものです。
晴天の夜は、
願いごとが叶うように
織姫と彦星を見つけて手を合わせて祈りました。
見上げると、
満天の星のなかに天の川が白い帯となって見えました。
七夕を過ぎると、
この願いごとを吊るした笹は、
家のすぐ傍を流れる白川に流しました。
今はゴミになるため流しませんが
流れていく様を見ながら
いつか天の川に届くのだろうと思っていました。
「七夕って 何をするの?」
というベースケに幼いときの思い出を話すと
「じゃあ、今日は、自分のロウソクに火をともして、
天の川の星に願い事をするように、
部屋を暗くして
ロウソクの星にお願いごとをして自分の火を消そうかっ!」
とうことで・・・
まずは天の川へ行くために
朝の会で
クマザサの笹舟づくり。
「隈笹の笹舟ハーレー」
転覆解体する舟も出てきたところで、
恒例の
おうち園カエル先生が颯爽と登場っ、
見事な平泳ぎ!
スゴイね~♪
思わず見とれています。
でもアカガエル先生、陸地のカエルなので
ハフ~~~、
ちょっと休憩。
オリンピックで力を出し尽くした水泳選手の佇まいです。
たすかった~、
こちらは今春うまれたチビガエル先生。
自力でクマザザ舟に乗っていました^^
よっこらせ。
貫禄先生は、帆掛け舟を見つけて乗り込みました。
しかし、舟はちょっと心もとない。
みんな、先生にお礼をいって
助けてあげよう。
でもちょっと待って、
水着にきがえて
体操をしてから入ろうね。
今年の体操をベー助にお願いすると
「おたまじゃくし体操」をやっていました。
クニックニックニッ、
手がでて足がでて・・・
まだ続きます^^^^;
ほら、いたよ
こっちは おっきいの
どうもありがとう、
また来年も来てね~~~
「やかんシャワ~の滝打たれ」
プールを早々にでてトマト採り
このトマトは一旦、プールにぽっちゃんと投げ込まれ、
少しヒンヤリ「プールトマト」です。
ちょうど、このとき熊本から晩柑(ばんかん)が届き、
「プールばんかん」もヒンヤリ遊泳。
これは帰りのおやつになりました。
さあ、お弁当をたべて、
紙芝居や絵本やお相撲ごっこをしていたら、
あっという間に
帰りのお話し会の時間です。
むかしむかしあるところに小さな畑があって
小さな畑には小さなおうちがあって
ちいさなおうちには小さな小人さんが、、、
1.2.3.4.5.6、、、、
今日は6人の小人さんが遊んでいました。
いつものようにお話しがはじまると、
トントントン、
だれかな?
いつものように誰か戸をたたく人がいて、
ギーーーーッ
と扉を開けると、
今日は彦星さまが立っていました。
(この彦星さまは、小さなお友達が
七夕のお飾りで作って来てくれた折り紙彦星。
そのままお話しの主人公になりました^^)
「織姫さまに会いたいのです」
よおっし、わかった!
いつものようにバタンとお布団を敷くと、
夢の国でんしゃに乗って出発でーす。
ゴトンゴトンゴトンゴトンゴトン・・・
つぎはーおりひめさまの国~おりひめさまの国~
おりる人はおきてくださーい
「おりひめさま~」
「おりひめさま~」
小人さんになりきって、
子供たちは やさしい声で叫びました。
すると織姫さまは、天の川の向こうに居ました。
山をのぼり、
天の川を渡り、
大冒険をする子供たち。
しかし舟は嵐におそわれ転覆。
(ここで朝の笹舟ハーレーと重なりあい、
子供たちの一日が
丸ごと物語に生まれ変わります)
万事休す、
と思ったときカエル先生があらわれて
皆に平泳ぎを伝授します。
スーイスイ、スーイスイ・・・
ようやく織姫さまの所へ辿り着き、
彦星さまと織姫さまは
ぶじに会うことができました。
そうして、みんなも一人ひとり、
お願い事をいって
星ロウソクの火を消しました。
(今に生きる 年少さん年中さんの頃は、
願いごとを尋ねるのは愚問だと感じるほど、
「今を楽しむこと」
それ以上でもそれ以外にも
なにも求めてはいない。
願いごとを尋ねると、、きょとんとして、
そんな顔をしている子供たちです・・・)
おーしーまいまいまいまいまい・・・
<おまけ>
小さなお友達が見つけた
絶滅危惧種のコガネグモ。
おうち園ではお馴染みの住人です。
そーっと、そっと、、
「ギボウシと西洋ニンジンボクのぷりん」
「あわあわチェリーセージ」
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