綾瀬川遊歩道しらべ
本日は、コロボックルくらぶの活動があり、親子37の参加がありました。
綾瀬川土手に遊歩道の整備がされることになり、
実際に自分たちで歩いて、どんな土手が良いのか体験しながら考えました。
次回活動日の8/5に、川口市河川課の担当者の方が、
遊歩道建設の説明に来てくださいます。
そこで、自分たちの意見が体験にもとづいて言えたらよいです。
「こども未来環境会議」ですね。
本日は戸塚環境センターに集合。
気温35℃で、直射日光の非常に強い日でしたが、逆に非常に暑い日の貴重な体験となりました。
草加市側のすでに遊歩道整備が終わった舗装道路、
川口市側の建設予定の土の道を歩き、
生き物、気温調べをします。
陽ざしの強い猛暑日でしたが、多くの人が集まりました。
環境センターの周辺の公園の道、草加市遊歩道、川口市土の道、綾瀬の森、の
4ゾーンに分けてしらべました。
●環境センター周辺の公園の道●
たくさんのニイニイゼミの抜け殻がありました。
クモの巣のゆりかご
さあ、綾瀬川の土手に出ました。
●草加市遊歩道●
市境では、舗装と土にピッタリと別れています。
路面に手を当てて温度を感じています。
温度計で路面の接地温度を測りました。
この時は、47℃でしたが、きちんと接地しておらず、後でやり直したところ53℃でした!
大きな松ぼっくりがありました。
路面の照り返しで、まぶしいです。
●川口市土の道●
土の道。散歩している人が歩いて出来た、細い土の道があります。
土の接地面は53℃と高く驚きました。
しかし、あとで草の上の接地面の温度を測ったところ、48℃でした。
草の上は、温度が低い。
アカツメグサの指輪
●綾瀬の森●
綾瀬の森に到着
木陰の道は涼しい
接地面の温度は33℃。
木陰は、直射日光に当たらず、外気温よりわずかに2度低いだけでも、こんなに涼しいのですね!
ノコギリクワガタの頭部
ツチバチの巣の入り口。アマゾンの指輪みたい・・・
☆まとめの会☆
調べた結果を発表してくれました。
子供たちも、綾瀬川の土手はどんな道が良いか、感じたことを発表してくれました。
小さな子も、お父さんお母さんも、意見を言ってくれました。
・舗装すると、自転車の通行が多くなり危ない
・平らな道はあつかった
・土がいい
・土を平らにしたら歩きやすい
・綾瀬の森は土が良くて来ている
・土を踏まない生活をしている、土を踏ませたい
・土の方が生き物が多かった
・舗装していても、ぼこぼこしていた
・土だとセミやモグラが出てくるので良い
・土の上には卵が産める
・木を植えた方が良い
・綾瀬川自然保護区を作りたい
8/5の綾瀬の森の説明会でもたくさんの意見を言ってくださいね!
最後にいつものように、綾瀬川にお礼を言って終了です。
「ありがとうございました!」
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※後日、もう一度やり直した温度調べでは、
直射日光が当たる舗装路面は、53℃くらいまで上がることが分かりました。
乾燥したむき出しの土でも、同じく53℃の高温になりますました。
しかし、土の道の草の上で計ると、48℃で、5℃くらい温度が下がります。
体感的に、土の道の方が涼しいと感じたのは、草の影響と思われます。
草は体内に多くの水分を含んでいるので、
温度を下げているのでしょう。
たくさんのセミに抜け殻がとれました~
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