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2017年8月27日 (日)

絵本「タケノコごはん」

007


よかった。

大島渚監督の子供時代の話です。
戦争中でした。

しかし
この本の元は、
監督の息子さんに出された学校の宿題です。

「家のひとにたのんで、子供時代の思い出を作文に書いてもらってください」

たしかこんな宿題です。
特に戦争を狙っていないつくりが
かえって心に沁み込んできます。


うちも出してもらいたかったなあ・・・

私の父母も終戦時に16歳と12歳です。
戦争の話は抜きにしても、
私と親の世代では
世代間の生活様式が激変した時代なので
子ども時代の話を親に聞くと、
「え?!!!・・・」
と絶句します。
その隔たりはにわかに信じられず想像を絶するものがあります。

こんなもったいない素話は
そうあるものではありません。
小さな畑のおうちで暮らすようになってから
親と話すときは、昔の話を聞くのが好きになりました。
大草原の小さな家も顔負けの
贅沢な時間です。

【自分で考えることができる人になってほしい】
       (大島 渚)

巻末のメッセージです。
たしかに、
思い込みや伝統や資格や年齢にとらわれず、
自分で考えることができる人でありたいですね^^^^

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