絵本「タケノコごはん」
よかった。
大島渚監督の子供時代の話です。
戦争中でした。
しかし
この本の元は、
監督の息子さんに出された学校の宿題です。
「家のひとにたのんで、子供時代の思い出を作文に書いてもらってください」
たしかこんな宿題です。
特に戦争を狙っていないつくりが
かえって心に沁み込んできます。
うちも出してもらいたかったなあ・・・
私の父母も終戦時に16歳と12歳です。
戦争の話は抜きにしても、
私と親の世代では
世代間の生活様式が激変した時代なので
子ども時代の話を親に聞くと、
「え?!!!・・・」
と絶句します。
その隔たりはにわかに信じられず想像を絶するものがあります。
こんなもったいない素話は
そうあるものではありません。
小さな畑のおうちで暮らすようになってから
親と話すときは、昔の話を聞くのが好きになりました。
大草原の小さな家も顔負けの
贅沢な時間です。
【自分で考えることができる人になってほしい】
(大島 渚)
巻末のメッセージです。
たしかに、
思い込みや伝統や資格や年齢にとらわれず、
自分で考えることができる人でありたいですね^^^^
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