秋のたからものさがしで ドングリゴマづくり
今日は小さな畑のおうち園です。
「秋のたからものさがし」に自然の森へ行きましょう。
でも、ちょっとその前に、
お山をたったかたったかたーッと上って、
この地域では一番標高の高いといわれる所に来ました。
大宮台地南端の舌さきです。
平将門が砦を築いたと言われる
見晴らしの良い場所です。
「ヤッホーッ」
「なんてかいてあるの?」
「八海山 御嶽山 三笠山」
「お天気がいいと、むこうに筑波山が見えるんだって」
「あ、どんぐり!」
「これは、美味しいスダジイだよ、食べられるよ」
もぐもぐ・・・
「ほんとだ、かむと あまいねー」
夢中で拾っています^^。
樹齢500年以上の御神木スダジイの実で、
ふくろう先生の巣がある大木です。
「ほら~♪」
あれ? 石ころも随分混じっています^^
コナラのどんぐりもたくさん落ちていて、
<どんぐりロケット>
ぴゅ~~~ん
親指と人差し指でつまむようにして飛ばします。
さあ、そろそろ森へ行こうと戻り出すと、
「いけないよ~~~」
若干一名、止まっています。
木の根のうえを
蟻の行列が渡っています。
「大丈夫、今、王子さまが助けにいくよッ」
すると、ほんとに王子さまが現れて
やさしく手を差し伸べてくれました。
そうして、ようやく森へ着きますと、
早速、虫とりに走る子、
何やら作り出す人、
もうお弁当を出す人、
景色に見とれる人、
シートを広げたとたんに
「おひるねの じかんだよ~」
と皆を眠らせようとする人、
さまざまです^^。
「こちょこちょこちょこちょ~、こらー、起きろー」
ベースケ父さんの愛のムチこちょこちょ攻撃で
目が覚めました^^。
お、トンボいたんだね、
「うん、ほらーーー」
わードアップです。
こっちは、2匹どりッ!
シオカラトンボしょうねん。
「あ、あ、あ、かーつかまえたよ!!!」
蚊をつかまえるとは思いもよりませんでした^^
蚊とりしょうねん。
エンマコオロギ、トンボ、オンブバッタ・・・
すごいです、昆虫少女^^
オンブバッタは自分でゲット!
「ふくろう つくったよー」
わーーー、フクロウ先生だぁ。
きらきらのツユクサのお目々はオリジナル版!
「ねーみんなではしろうよー」
おーいいね~
走ろうか、
よーいどんッ
どんどん走って走りすぎて、
奥に行きついて、
また戻ってきました。
「ごーーーる~~~~~」
かけっこをしようと誘った人は、
走りたかったのではなくて、
ゴールのひもになりたかったようです^^。
あーお腹すいたね、
「いただきまーす」
食べながら、おばけになる直前の人。
ハンカチをとったら、ちゃんとおばけの顔が出てきます^^^^
そんなことあんなことをやっていたら、
「がお~、がお~~~」
と、どこかから声が聞こえてきました。
「おばけだぞ~~~」
きゃー、にげろ~!!!!!
森にはいろんなオバケが棲んでいました^^
そうだ、こんなことやってる場合じゃありません。
せっかく森に来たんだから
<どんぐりゴマ>を作りましょう。
森に落ちているクヌギのどんぐりを拾って、
おしゃべりしながら せっせと作り、
「できた~」
シュッと回します。
回ったかな?
1個つくれたら上等、
と思っていましたら、
「もーいっこつくる」
「もっとつくりたい」
と家族の分まで、果ては
「おじーちゃんと おばーちゃんのも」
なんて言いいだすので
それぞれがてんこ盛りです^^。
さー、それでは、どんぐりゴマを回そうか、
と言いますと、
あんまりそこには興味はなく、
自分たち自身がどんぐりゴマになって、
はだかんぼ相撲をして泥だらけになり、
かけっこをして走り回り、
いきなりかくれんぼをして
「おーい、どこいったぁ?」
と消えてしまったり・・・
くだらなくもナンセンスに
体ごとぶつかって転げて走って
笑い尽くした一日でした。
さーそろそろ、お山をおりて帰りましょう。
お山さん、また遊ぼうね、また来るよ~
<おまけ>
<はっぱのふね>
お山に
秋の宝物さがしに来たら
こどもたちの手のひらから
秋のたからものが
あふれ出していました・・・(じ~ん)
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