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2018年2月 7日 (水)

鬼はそと~福はうち~

今日は、小さな畑のおうち園です。
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むくろじ小人さんが、
節分のお豆を炒っていました。

そうです、そうです
少し遅れましたが、
節分の豆まきをしましょう。

今年も鬼が
鬼土産を持ってきてくれるでしょうか?
ところが、
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今年は、50ねんいや100年に一度といわれる
鬼引きの年で、

鬼は大雪でカゼをひき、
寝込んでしまっているそうです。
そんな鬼引きの年には、
邪気厄災が流行ります。

困った村の長老が言いました。
こびとたちよ、
子鬼になって災いを追い払ってくれ。

(うん、いいよ)

でも、どうやって鬼になったらいいんでしょう。
こびとたちが考えていると、

縁の下のクズの蔓がするする伸びてきて言いました。
「わたしをつかってください」
そこで、蔓をくるくると巻くと輪っかになりました。

するとこんどは梅の小枝が言いました。
「わたしもつかってください」
そこで、梅の小枝をパチンときって、
輪っかにさしますと、鬼の角ができました。

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そうして、その鬼の角を頭にかぶると
みんな小鬼になりました。

畑をゆくがゆくがゆくと、
今度は、縁の下からお豆が出てきて言いました。
「わしをなげてくれ」

おにはそと~ふくはうち~

小鬼たちはガオガオ畑をねり歩き、
豆まきをしました。

ところが最後の病気は大きくて
みんなで豆をまいてもかないません。

そのとき
ふと見上げると大きな木の枝に
大きな鬼うちわが ぶらさがっていました。

(なんだ、あれは~~~)
(あ! いつも鬼がくれる鬼うちわだ)
(春をよぶ鬼うちわだッ)

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ばっさんばっさん、
鬼うちわをはためかせながら
子鬼たちは
畑のなかを隅から隅まであるきました。

するとまた
どこからともなく声がきこえてきます。
「わるいびょーきをおいはらうと
鬼まめがもらえるぞ。
鬼まめを食べると元気になるぞ。」

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(あれ、なんだろう?)
白い包みをあけますと、
(わ~鬼まめだ~)

そのとき、
びゅ~~~~んと風が吹いてきました。
みんなが鬼うちわをあおいだので
春をよぶ風が吹いてきたようです。

(かぜだね~)
(そうだ、凧をとばしに行こうか)
(このまえ、作った凧、とばしにいこう!)

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そうして、
近くの原っぱへ凧をとばしに行きました。

凧が見えなくらいに空たかく飛んでいます。
地面すれすれを走っていく凧もいます^^

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編隊をくんで飛び、
180度回転する妙技を何度も見せてくれましたッ!!!!!
スバラシイ

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そんなこんなで
すっかり暑くなり、
今日は全員が上着を脱ぎました。

はふ~~~

くつろいでいます^^

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おうちに帰ってご飯を食べると、

さっそく<雪鍋料理>にとりかかる人たち。

おやつの鬼豆を炒った後の
七輪の残り火で
雪を溶かして
シャーベットにしていますが、
雪が溶けて溢れだして
慌ててスプーンですくい出しています。

まるでアク取りです^^

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お部屋のなかにはお姫様が居ました♡

いえ季節がらでしょうか、
福の神に見えます^^

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そうして
帰りのおはなし会では、

<おにのくに>へ行き、

♪あずきちょ、まめちょ、やかんのつぶれちょ
♪ひやふやのやまみちを~
♪まめっちょ まめっちょ いったまめぼーりぼり

っと、お豆になっている子供たちです^^


さあ、寒波が続き
大雪もふった、
長く寒い冬でしたが、
小鬼たちがみんなで力を合わせて
豆まきをしましたから、

もうすぐ春がきますよ♡

おーしーまい


<おまけ>
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先週、小鳥にみかんをあげましたら、

1週間ですっかり空っぽでした。

(ねーみてみて!)

子供たちが教えてくれました。


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