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2018年4月25日 (水)

たけのこ料理

今日は小さな畑のおうち園です。
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むくろじ小人さんは、タケノコのぼをりしています。

今年はハナミズキも早く開花して
筍もはやく出ました。

私たちも大変楽しみにしていましたが、
先週から水曜日になると雨天で、
しかもこの日は強雨にて朝に筍堀りを取りやめ、
その代わり、急遽たけのこ料理!

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昨日急いで掘ってきて
アク抜きで茹でておいた筍の皮をむきまして、

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切るひと、焼くひと、入れ替わり立ち代わり、

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そうして、初の七輪たけのこ♪

醤油をぬると大変に香りがよろしい。

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<お山のタケノコと お庭のニラの お味噌汁>

「これなあに?」
「ニラだよ」
「いらない」

「おみそしる、すきじゃない」
「そうなんだ~」

と言っていた子も
ごくごく飲んで、
お代わりまでしました^^

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<おやつの さくらんぼ狩り>

バラ科サクラ属の暖地桜桃(シナミザクラ種)です。
甘果桜桃(セイヨウミザクラ種)のように完璧な甘さはありませんが、
酸味と丈夫さと愛らしさゆえの 可憐な逞しさが魅力です。

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<帰りのお話し会>

お山にのぼって、
筍をほって、
♪たけのこいっぽんおくれ
で遊びました。

紙芝居「かぐやひめ」も観ました。

ごとーんごとーんごとーんごとんごとん・・・・

また来週もあそびましょう。

<おまけ>
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「木のパズル」

娘が小学校だったか図工の時間につくったパズル、
ムヅカシすぎて なかなか出来ないのですが、
雨の日に 皆でじっくりやったら出来ましたッ!

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「水たまり」

どうしてそこにいる?

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「お花プレート」

栃の葉のプレートに
お花が見るたびに増えていきました。

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「お花スタンプ」

タンポポと ナガミヒナゲシの 花が終わった後のスタンプ。

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「おたすけしょうぼうたい」

延々と庭と部屋を往復していました^^

「ここをかたづけてくれー」
「よし、おかたづけしょうぼうたい」
「いくぞ~」
「わかった」

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「あそびの足跡」

皆が帰ったあと、
お庭のコンロに取り残されていた
貝殻スープ。

※わらべ唄「たけのこいっぽんおくれ」

これは、親タケノコが丈夫な柱にしがみつき、その後ろに
子タケノコが、腰に手を回してつながります。
長い長い竹の子になります。
オニが、「たけのこいっぽんおーくーれ」
タケノコ「まだめがでないよ」
と掛け合いをして、3~4本目で抜きます。

オニ「たけのこ4ほん おーくーれ」
タケノコ「もう めーがでーた~よ」「どれでもいいからぬいとくれ」

すっぽ~~~~ん

幼児のころ遊んで忘れられない
わらべ唄のひとつです。
普段は、男の子に(女の子どうしでも)、
べったりくっついて遊ぶなんて
なかなかないし恥ずかしいものですが、
このときばかりは、
楽しくて必死にしがみついたものです^^^^
腕の力が弱いと自分のところでハズレてしまうので
それはそれは必死です。
それこそ孟宗竹の地下茎のように頑丈な節々となる子供たちです。

懐かしく甘酸っぱい柔らかなお友達の背中がよみがえります。

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2018年4月24日 (火)

<よもぎクコ桜ちゃ>

今年、我が家の八重桜は数輪咲きました。

でも桜の塩漬けをつくるには少なすぎました。

ので、今年は植物の先生のお宅で偶然見つけて、

いただきまして桜の塩漬けを作りました。
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何しろ私たちにとっては とにかく大先生なので
とても賢くなりそうな気がしてきました
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花をいただいた後の葉っぱまでも
輝いて見える始末、

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そこで捨てるに忍びなく乾燥させて
葉はお茶にしました。

左からヨモギ、クコ、八重桜

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題して<よもぎクコ桜ちゃ>

今年の野草茶、初オリジナルブレンドです^^

早速お茶にしていただきました。

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これも初ユニット、

<野草茶ブレンド紅茶 & 桜の塩漬けパウンドケーキ>

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塩甘加減がなんとも言えません。。。


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2018年4月23日 (月)

日本自然保護大賞、市長表敬訪問の記事

4/23の埼玉新聞に、コロボックルくらぶが取り組んだ、土の道、日本自然保護大賞受賞、川口市長表敬訪問の記事が

掲載されました。

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大変に大きい記事でした。

しかも、今回いちばん大事にしていたフレーズが
大きく載っていて感無量です。

「人や虫のために」

「土の道 保全働き掛け」

そうです、虫のためだけではなく、
この都市化の進む川口市では
未来の子どもたちのためにも散歩の年配の方にも
土の道の保全は最重要課題のひとつと感じています。
それが草や木を育む生態系を重んじるものならば尚更良いです。

とかく大人社会は利便性が重視され、
協議会でも何度も利便性という言葉が出ました。
子供社会にあっても
遊びが利便性で溢れています。
一方で自然は不便で貧しいという感覚を
大人は無意識のうちに子供たちに植え付けているようです。
けれども、

縄跳びがないときは クズの蔓で跳び、
ゲームがないときは 木登りと隠れ家づくり、

一見、何もない不便な森は、しかし宝の山、智慧の山です。
たくさんの子どもたちに
森や里山は
生きる喜びや力や遊びを教えてくれます。

元々、この市長表敬訪問を
思い立ったのは
この綾瀬の森に来てくれる家族の駐車場の確保が万策尽きてしまい、
近くの未開通道路や環境センターに再度お願いできないかと思ったからです。
が、
それもムリらしいとなり、

訪問は辞めようと思ったところ
ずっと駐車場の確保に骨身を削ってくださった市の方が
熱心に計らってくださり、後戻りしづらくなり、
でも子供たちが居なければ
行ってもムダだから辞めようと思ったところ
なんとたくさん来てくれることになり、
それでは、
何かお願いをしようと無い頭を巡らせた結果、

「川口市にも自然学習センターが欲しい」

と思いつき、

「どうせなら子供たちが主体的に運営に関わる自然学習センターになるといい」

と思い馳せ、

「だったら、火葬場のめぐりの森に そういうのが出来たらいいね」

と思い巡らせ、

「そういえば、そのイイナパークが4年後開園するらしいから、それまで生き物調査をやらせてもらうのはどう?」

と焦点が絞れてきたところで訪問に至ったワケです。

市長にそれ(子供たちと生き物調査希望)をどうにか伝えますと、

一瞬淀みはありましたが、

「会議に代表が出るといい」

という希望につながるお答えでした。

う~ん、どうなるかなぁ・・・
少なくともイイナパークが
ただの「緑化」公園でなく「自然」公園の方向性であるのは夢のようです。
それまでの検討委員会に出席された方々の成果ですね。

市長は噂にたがわず大変な虫好きで
今、オニヤンマのヤゴを飼っているとおっしゃっていました。
子供時代は、今やアスフアルトジャングルの西川口で
虫三昧の少年時代だったそうです。
自然保護対策室という構想はここから湧いてくるのでしょうか。
子ども時代に溢れ尽きぬ自然体験をした最後の市長になるかもしれないな~
とふと思いました。
ある意味、そういった人間が絶滅危惧種になってきました。

自然地が聖域と化しては、末期症状です。
緑化公園ではなく自然公園を増やしていく意味は、
虫三昧で育つ子供たちを絶滅危惧種にしないためでもあります。

川口市には、
「川口市みどりの基本計画」がありますが、
この「みどり」が、生態系を重んじる方向に向かっていきますように。

一つの政党はコロボックルとしては
全く応援していませんし、
個人的には譲れない国の政策は山ほどあります。
その基本線に立ちながら、

年々失われていく都市近郊の自然地を残していけるよう
答えはまとめずアイデアを出しながら、
様々な立場の人と息長くつながっていきたいと思いました。

「わたしたちは土の道がいい」の一連シリーズは、、

ひとまず今記事にて ようやく修了の感!

どうもありがとうございました(合掌)


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2018年4月20日 (金)

土の道が残った

埼玉新聞に、コロボックルくらぶの綾瀬川遊歩道の活動が掲載されました。

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この記事、大変に好きです。

「コロボックルの子どもたちも声をあげた」

「高齢者にも悪いという独自の調査をやり・・・」

「・・・による協議会が・・・5回開かれた」

「未来の大人の意見が尊重された・・・」

タイトルから
冒頭から締めまで

自分ではどうにもまとめきれなかった一連の流れを
こんなにコンパクトにダイレクトに伝えてくださって感謝です。

この綾瀬川周辺に住んでいるお友達に
伝えたいけれど
意外に
自分の友達には
うまく伝えられません。
でも、この記事を
そっと手渡せば
私なぞの話では到底伝えきれない思いも伝わりそうです。
大抵は最初に声をあげた少数派の人間は、
不器用なために孤立し路頭に迷い見放され切れた凧のように彷徨うばかりですが、
ここでは
仲間が支えたのです。

すべての意見は間違っていない

少しづつ少しづつ対話と奇跡を重ね歩み寄りながら・・・


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2018年4月19日 (木)

市長表敬訪問

本日は、コロボックルくらぶの日本自然保護大賞受賞と活動報告で、

川口市長を表敬訪問しました。

子供10名、大人10名の計20名で、市長公室を訪問しました。

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川口市の地球温暖化対策室が仲介して下さり、市長さんが来る前に、打ち合わせ。

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市長さんがお見えになり、
日本自然保護大賞受賞をお祝いと、自然を守る取り組みへお礼の言葉をいただきました。

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子供たちは、賞状と盾を見せて受賞報告をしました。

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次にコロボックルの活動のようすを報告。

市長さんが、市に意見がないかと聞いて下さり、
子供たちが、川口の自然に対する意見を言いました。

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市長からは、綾瀬川遊歩道取り組みへの御礼の言葉と、
イイナパークの自然の森づくり会議に子供の参加提案がありました。

最後に子供たちのプレゼント。

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絵を描いてきました。

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折り紙で作った絵。

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綾瀬の森で摘んだヨモギで作ったお茶

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記念撮影

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本日はたくさんのメディアの方が、取材に来られました。

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最後にいつものように、挨拶をして終わりにしました。
「ぼくたちは活動の終わりに自然に御礼を言います。」
「ありがとうございました!」


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2018年4月18日 (水)

お花はがきづくり

今日は小さな畑のおうち園です。
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むくろじ小人さんが お花寒天を作っていました。

朝のおはなし会でも
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オニグルミの雄花のにょろにょろへびが出てきて言いました。
「おなかすいたよ~」

すると、ハナミズキのお花が出てきて言いました。
お花かんてんをつくりましょう。
「おいしいおやつがあるよ~」
おじいちゃん、おばあちゃんにもお手紙をかきましょう。

ということで
早速みんなでハガキづくりです。
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パックをはがして、ちぎって、ミキサーでどろどろにした液のなかへ

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「たて、よこ、うえ、ザーーー」

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さあ、お花をおきましょう。

はなみずき、ほとけのざ、なのはな・・・

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こちらは、ときわまんさく、もみじのたね・・・

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うわッ、すっかり腰をおちつけて作っています^^

お花のお弁当箱みたい

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アミで挟んで、グジュ~っとしぼって、

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ぺたッ!

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そーっと はがして

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できあがり。

窓にお花が咲いたよう~♪

その合間にも子供たちはどんどん遊びます。
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外は小雨でお部屋のなかでは

<さかなつり>

入れ食い状態です^^

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<おひめさま>

胸で二枚の布をクロスさせて独自にニューファッションです!

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<雨に唄えば>

ピッチピッチチャップチャップランランラン♪

雨の中、傘をさしてタップダンスを踊っていました^^

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<おすもうごっこ>

大変に絡まっています。
この後あたり、
おかしな動きをする人がいましたが、
ははん、ここが発端ですね^^;

とにかく雨なのにたっぷりたっぷり遊べて、
すっかりお腹がすいて、
お弁当をぺらりとたいらげ、
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みんなでお花かんてんも作りました。

絵本「おたまじゃくしのたまーら」を読んだら、
おたまじゃくしを見たくなりました。
昨年度の終わりに、
アカガエルの卵をみんなで見ましたが、
ちゃんと孵ったかなあ?
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いた?

あ、いたよ、いたよ!

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ほら!

パチパチパチ・・・・
思わず拍手と歓声が上がります^^

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「はっぱ、いれてあげる」

「かくれるからね」

もう、たまーらの気持ちになっています^^

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となりでは、

貝殻タクシーが走っていました。

どこへ行くのかなあ?

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帰りのお話し会では、

自分がお手紙になって、
おじいちゃん、おばちゃんのところへ
飛びました。

ケラケラ、ドキドキ・・・・

子どもたちの空を飛ぶ前の緊張感と
飛んだ後の解放感がはじけます。

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ごとーんごとーんごとーん、

夢の国でんしゃにのって帰ります。

初めて電車に乗る子は、
いっしょうけんめい目をつむって、
どきどきしながらニコニコ笑っています^^^^

ごとーんごとーんごとーん・・・・

<おまけ>
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「ふっきーマウス」

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「仏の座弁当」

ちっちゃい女の子のつくったお弁当、

しぶいですッ

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「青梅酵素ジュースのお花かんてん」

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2018年4月17日 (火)

野草の天ぷら、新聞掲載

4月14日綾瀬の森での野草の天ぷらの活動が、

埼玉新聞に掲載されました。

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2018年4月15日 (日)

はじまりの日~にゅうえんしき・しんきゅうしき

小さな畑のおうち園 2018(H30)年度がいよいよはじまりますよ。

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今朝はムクロジ小人さんが、よもぎ団子を作っていました。

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①ならば、私たちも よもぎ摘みへ出発!

「あった、あった」
「はっぱのウラが しろいはっぱだよ」

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②じゃbyじゃぶ洗って

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③上新粉をまぜて、

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④蒸すから丸めてね。

あれ、ちがうものつくってる?^^

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⑤蒸してる間に よもぎを刻んでスリスリ

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⑥蒸しあがった団子に混ぜて、ぺったんこ


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⑦串にさして

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⑧できましたよ~~~

わ~おいしそ~~~♡
でも、そればかりではありません。
ふと見ると、
お庭レストランにも豪華料理が並んでいました。

全国的に春の嵐の突風予報が出ていたにもかかわらず、
はじまりの日のおうち園は、
午前中おだやかな空の下で

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次から次に


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つくって


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つくって


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チューリップ料理

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ヘビイチゴきのこ弁当


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チューリップたんぽぽオムライス

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カナヘビまでお花ハウス

そうして、今日は入園式・進級式。
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打ち合わせをしています。

ひみつのお約束をしています♪

それはヒミツです^^

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(どうぞよろしく)

みんなで名刺交換をしました。
子供たちの手作りの名刺です。


さ~今年度も予想がつきませんょ
ほんとうに。
なぜなら今日も不思議なことに
春の不安定な気象とはうらはらに
大変に落ち着いていた子供たちでありました。。。

<おまけ>
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びーだまころころ

穴がふさがって転がりません。
「みて、ほら!」
それが楽しい^^

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カラスノエンドウの 若サヤさがし。

「どこ?」
「ここ!」


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2018年4月14日 (土)

綾瀬の森の春を食べよう!

本日は、新年度1回目のコロボックルくらぶの活動です。

綾瀬の森で、恒例の野草の天ぷらを行いました。子供大人合わせて、90名の参加がありました。

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綾瀬川を愛する会・幾島さんのお話し
「外来種のセイタカアワダチソウを抜いています・・・」

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高校生メンバーから、子供代表として、綾瀬川遊歩道の最終会議に出席したお話し
「みんなで力を合わせたおかげで、土の道は、200mから700mに延長されることになりました!」
拍手が沸き起こりました!

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コロボックル表彰。10回参加で、ステージクリアです!
今回は、7人の子が銅のステージをクリアー、表彰されました。

さあ、野草調べに出発、「綾瀬の森レストラン」のメニューを作ります。

どんな食べられる野草があるかなあ~?

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フキ

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ヘビイチゴの花

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キリギリスの仲間の幼虫がいました。

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タンポポ笛

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メニューができました。今年は、どれが一番人気かな?
季節の微妙な変化で、植物の成長も違い、毎年一番人気が変わります・・・

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綾瀬の森レストランメニュー

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自分で食べたい野草を摘んできて、天ぷらに揚げてもらいます。

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ノビルを摘んで、洗っています。

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菜の花の天ぷら、きれい!

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カラスノエンドウ。

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ギシギシの超大盛り。たべられるのかなあ~

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大学生2人も、天ぷら揚げ。

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J:comテレビの取材がありました。

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おいしーい!!

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幾島さんのお話しを聞いて、ぼくたちもセイタカアワダチソウ抜きました。
キク科のセイタカアワダチソウの芽を、天ぷらにして食べた子もいました。

終わりの会で、感想を言いました。
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「タンポポがおいしかったです!」
「おそとでたべて、たのしかったです!」

今年の一番人気は、「タンポポ」でした👑

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最後に綾瀬の森にみんなで御礼をいいました。
「ごちそうさまでした!」

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終了後も子供たちは、森で遊んでいきます。
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木登り、ブランコ

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ライオンの家のご飯

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大エノキに登った、大学生~

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2018年4月 8日 (日)

お花の観察と 花束づくり

月1回ほどの<草花あそび>の時間です。

この時期、毎年、

卵から孵ったオタマジャクシと 野の花をつれて

子供たちのところへ向かいます。

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左から

ナズナ・ホトケノザ・キュウリグサ・タンポポ・アケビ


いつもはまず季節のわらべ唄からはじまります。

わらべうたは、自然の心を うたっているようで大好きです。

きっと わらべうたは、

長い長いその土地の風土のなかで
人間そのものが自然であるとき
自然が人間に、 または、人間が自然に 
やさしく軽やかに話しかけるうちに
自然界の呼吸が
リズムにのって音になって唄になったのでしょう。

♪ひらいた ひらいた なんのはながひらいた

♪ずーくぼんじょ ずくぼんじょ

♪たけんこがはえた たけんこがはえた

♪たんぽぽたんぽぽ むこうやまへ とんでけ

♪ついだか ついだか どこついだ~


同じ唄でも
地域の方言のイントネーションで音階も微妙に変わるし、
また室内で座ったまま歌うときと 屋外で遊びながら歌うときとも 変わる気がします。
子供たちの遊びの動きに合わせて自然にビブラートしたり、
綿毛の飛ぶようすに合わせて心もはじけ音階も高くなるようです。
空の下でわらべうたをうたう姿も
めっきり見かけなくなりましたが、、、
鳥や虫の声は、自然界がうたってくれる わらべうたのようで
それも大好きです。

そうして
少し緊張した、あるいは少し興奮した子どもたちや疲れた大人の心までも
晴れの日も 雨の日も 曇りの日も 外でも内でも いつも
わたしたちを包んでくれます。

それから絵本を読みます。

食べものは 体の栄養に
お話しは 心の栄養に
知識は 頭の栄養に
そうして自然の語りかけるうたは 魂の栄養になるかのようです。


この日はたまたまルーペを持ってきて
オタマジャクシを見ていましたので、

ホトケノザのお花ものぞいてみましたら、
ちゃんと仏さまの顔のあたり、
つまりシソ科の花の唇形花の上唇のあたりの
オシベの葯も見えました。

上唇の花びらをそっとはずして
「あーあった、あった!」
と子供たち。

なんと子供たちは裸眼でも見えるようで、
メシベの先のきれいに二股に分かれているところまでも
「みえた、みえた」と教えてくれました。

「このお花の下の花びらは、下くちびるみたいでしょう。
ビろ~ん(唇を引っ張ってみせる)、
この赤い模様は、標識なんだって、
ここですよ、ここですよって。
そうして、
小さな虫がちょこんと乗って
お花のトンネルをくぐると
その上にあったオシベとメシベがおりてきて、
背中に花粉がくっつくんだって」

「あーでた、でた」

そうして、
「花は、虫たちに種をつくるお手伝いをしてもらって、
代わりに蜜をあげる」
つまり、
「花と虫はともだち」

という肝心なところは言い忘れてしまいましたが、

ただただ、
そのお花のピンクや紫やそのつくりが美しくて、
子供たちに助けてもらいながら、
その姿を一緒に見ることができて、

とてもうれしかった一日でした。

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あまりにうれしくて、小さな小さな花束を作って帰りました。


「花束ってつくったことある?

お誕生日の人にプレゼントしたり

テーブルに飾って、お夕飯飯もいいね」

「お花屋さんで~す!」

そうそう、
もちろん

ホトケノザの花笛と ほんのり甘い蜜も吸いましたょ♡


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2018年4月 7日 (土)

<菜の花とアケビの新芽つる マヨ和え>

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むせかえるような甘い香りが風にのって漂ってくるので

あたりを見回してみれば

アケビでありました。

このアケビは、2mほどのモミジに巻き付き、
見事な自然のアーチをつくり、
とうとう枯らしてしまったのですが、

なるほど、
その生長の頂点の新芽のツルは、
幾本も幾本も触手をのばして空をもつかむ勢い、、、

この蔓の新芽には、
たとえばヤブガラシにしても
藪を枯らすほどの勢いがあるということで、
そのエネルギーも栄養満点とのこと、、、

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そこで、
同じく光り輝くばかりに咲いている菜の花と
アケビの新芽ツルをいただいて、

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<菜の花とアケビの新芽つる マヨ和え>

菜の花は、茹でて熱を加えても色落ちせず、毎年感動しますが、
アケビは、今年はじめて食べました。

コリコリシャキシャキとして、陸の海草のような食感。
山菜にしか出せないような歯ごたえと喉すべりでありました。

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2018年4月 2日 (月)

春朧月・・・

空の
満月が霞み、
いよいよ冬の冴えわたった月が、
春のおぼろ月となりました。

こうなると誰も止められません。
ソメイヨシノがそよ風に散り、

初キチョウがとび、
初ナミアゲハ(春型)がとび、
初シオカラトンボがとび、

芽吹きの遅い
クワや
クルミや
キジュも芽吹き、
サンショウは食べごろです。
佃煮が待っています♪

毎日が
今春はじめて顔を合わす生き物たちで
溢れています。

もう外に出ると
くらくらと眩暈(めまい)がしそうです。

「あまがえるの 初鳴きを 聞いたよ」

なんていう会話が
日々繰り返されます。

「いいな~
もうアマガエル?
声、きいたの?」

と、うらやましがっていたら、
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アマガエルくん!

草取りしていましたら、
手元をぴょんっと跳んでいきました。

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『だれも知らない小さな国』です。

アマガエルに会うと、
いつでも
どこでも
無条件パスポートのように、
あちらの世界へ行ってしまいます。

お初ガエルでした^^

<おまけ>
桜が咲き、また散るころ、
ツクシは出始めの頃より、
さらにうんと大きくなり、
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帰りに摘んで、

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「ツクシと セリの お味噌汁」

冷めても
シャキシャキとして美味しいです。

【春おぼろづき  はつきちょう はつなみあげは はつしおからとんぼ】
       (ぼくは はつあまがえる)

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2018年4月 1日 (日)

「主要農産物種子法」廃止とは?

2018年4月は 「種子法廃止」施行です。

種子法ってなに?

種子法廃止って?

すべてにおいて素朴な疑問しか湧いてこないのが

情けないところですが、、、

ひとことで言ったら、

【地域の多様性品種が 大企業独占品種へ むかう道】

かな。

なんでも一言にしてしまおうとするのはデジタル化の影響か、

それに伴う大衆的脳みその理解度力アップのためか、

たぶん両方ですが、

今まで私たちの米は、その土地土地の気候風土に合わせて
この種子法に守られてきたのですね。
知らなかった!

「何を食べるのか」(消費者)と
「何を作るのか」(農家)を、

自分で選んで決めていく権利を

“食料主権”というのだそうですが、

この主権を軽々と手放すのが種子法廃止ということで、

多くの有識者の方が危惧しておられます。

そう、

生活クラブ生協でも
この去年の種子法廃止決定にともない、

【主要農作物種子法に代わる公共品種を守る新しい法律をつくることを求める署名活動】

が回ってきました。

市民運動とは、
根幹のところ、
「何をたべ」「何をつくるか」
なのだな~と
しみじみ思う4月です。

以下は、この種子法の成立から現在に至るまでを
わかりやすく説明しているサイトの一つです。
自分のために転載ッ!

『 4月に「主要農作物種子法」、通称・種子法が廃止されるためです。昨年2月、国会が「森友学園問題」「加計学園問題」で大揺れしているさなか、閣議決定された種子法の廃止は、4月には国会で可決成立し、一年後の今年4月には有無を言わせず施行されることになったのです。

 種子法の廃止が国民生活にどのような影響をもたらすのかということに関しての議論もなければ、きちんとした準備期間もとられてはいません。なぜ、国はこれほどに種子法の廃止を急ぐのでしょうか。

 もうひとつ意味不明なのは、もしかしたら「もりかけ問題」よりも国民の生活に密着している重大な問題であるにもかかわらず、マスメディアがこの件に関してほとんど報道をしていないということです。事の重大さはわかってはいるけれど何か理由があって報道できないのか、あるいは事の重大さがわからないのか--。いずれにしても、ジャーナリズムとしての責任を果たせていないことに変わりはありません。

 そのため、国民のほとんどは何が起きているのか知らされもせず、したがってこの先どうなるのかもわかっていません。私たち自身が選出した国会議員たちが決定したことなので、それに関して今さら文句を言っても始まりませんから、あとは自分たちがどのような行動をとるべきかを考え、実践していくしかありません。


種子法が制定されたのは1952年5月でした。くしくも、筆者生まれた年です。その前年にサンフランシスコ講和条約が締結され、52年4月28日に発効したことによって日本は主権を回復します。しかし、同時に発効した旧日米安全保障条約(60年に新日米安全保障条約発効)により、アメリカ軍は引き続き日本に駐留することになります。

 この頃の日本はまだ、戦後の混乱期から完全に脱することができていませんでした。つい数年前までの食糧難の時代の影は、世の中に色濃く残っていたのです。それを踏まえた上で国は、国民を飢えさせることなく十分な食料を確保し供給するのは国家としての責任だという使命感から、種子法を制定するに至ったのです。

 同法では、「米・麦・大豆などの主要な農産物に関しての優良な種子の安定的な生産と普及は、国がその役割を果たすべきである」と定めています。地域性に伴った優良な種子が農家に行きわたること、またそれを実現するための農業試験場の運営にかかる費用など、必要な予算は国が責任を持って調達することになっていたのです。それによって、日本の農業が守られてきたという側面は否定できません。

 種子法が未来永劫このままでいいとは筆者も思いませんが、廃止してはいけません。それは遅かれ早かれ、モンサント、バイエル、ダウ・デュポン、シンジェンタなどのいわゆる多国籍企業に日本の食料を支配されることにつながり、これらの企業の世界食料支配戦略に加担することになるからです。

 もとより、日本は食料自給率が異常なまでに低いことで知られていますが、それでも最後の砦として、米をはじめとする主要農産物を守ってきたのです。それが4月以降、主食である米の種子までも売り渡してしまうことになるのです。これについては、もっと議論が必要だと思いますし、またそうでなければいけないはずですが、当の自由民主党内の農林部会でもまったく議論されていません。なぜにそのような手順を省略してまで廃止したのかと嘆きたくもなりますが、とにかくこの種子法は廃止されてしまうのです。筆者は、そのことを憂えると同時に、将来に禍根を残すと危惧しています。

 日本では、もうすでに米よりも小麦の消費量が上回っていることは事実ですが、それでも米が日本人の主食であることに変わりはないと思います。つまり、小麦は食事として供されているだけではなく、その他の用途でも使われることが多いため、単純に消費量として計算すると米を上回っているというだけでしょう。

 米は、ただ単に食材、食料というにとどまらず、日本の食文化を超えて文化そのものをつくり上げてきた重要なものだったはずです。米をつくるための水田は、同時に灌漑装置でもありました。米でつくる餅や発酵食品は、重要な保存食であるとともに地域に根差す季節ごとの行事や、祭りなどの祝い事に欠かせないものでもありました。種子法の廃止は、私たちが守るべき文化そのものを否定し、根絶せしめるものだと筆者は考えます。

 今年、お子さんや、お孫さんが入学式を迎える、または幼稚園や保育園に通い始めるという方もいらっしゃるでしょう。お祝いにお赤飯を炊くおうちもあるのではないでしょうか。その赤飯に使うもち米やあずきが、遺伝子組み換えの種子だったとしたらどうでしょうか。日本古来の種子からつくられた作物ではなく、食料の支配をもくろむ一派がつくった種子からつくられたものだったとしたら、どう感じるでしょうか。

 種子法の廃止は、そのようなことにつながっていく危険性が大きいのです。多くの方々がこれを真剣にとらえないのは、マスメディアが取り扱わないことも大きいでしょうが、それは種子法を廃止することで利益を得る企業の支配力がそこまで及んでいるということの証左でもあるのです。

 私たちにできることは、自分や家族が食べるものを真剣に見直し、きちんと選択することです。種子法を廃止する根拠はあまりにも薄弱です。それでも強行する裏側には何かがあると考えるべきではないでしょうか。

 食料を支配された国は、まちがいなく主権を奪われます。66年前に主権を回復した日本は今また、それを自ら放棄しようとしています。私たち国民の多くは、それを本当に望んでいるのでしょうか。それとも、この国が主権を放棄する方向に動いていることを、ただ知らないだけなのでしょうか。
(文=南清貴/フードプロデューサー、一般社団法人日本オーガニックレストラン協会代表理事)


いじょう~

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