うめぼしづくり
今日は、小さな畑のおうち園です。
むくろじ小人さんが、梅の実とりをしていました。
朝のお話し会では、
小人さんの家に、
お腹がいたくなった村人がたずねてきました。
「はらが いたい、 なおしてくれ~」
すると、
梅の実じろうくんが出てきて言いました。
「いまから、うめのみが ふってくる
ころころころころ・・・・
くるくるくるくる・・・・
これで、うめぼしをつくるのだ」
ほんとだ、
梅の実がふってきました、
ころころころころ・・・
くるくるくるくる・・・・
梅の実、おとなりに回せるかな?
あれあれ、そこ、反対にもどってますよ!
げらげらげらげら^^
さあ、ろうそくの火をけして、
「うめのみ、たくさん とれますように、ふ~~~~」
①梅の実とり。
棒でたたいて、
ざらん、ざらん、ざらん、
「あそこ、あそこにあるよ~」
②梅の実あらい
洗っている間にも
高枝切り隊が何度も往復して
葉つき梅を運んでくれます。
③梅の実はかり
3.7㎏ありました。
④漬けこみ。
カメのなかへ塩と交互に漬け込みます。
塩は、10% 370gです。
⑤落し蓋と重石をのせました。かんせい~!
1週間ほどしたら、
水がひたひたに上がります。
さあ、畑の赤じそが大きくなるのを待ちましょう。
毎年、こぼれ種で芽を出す赤紫蘇が大きくなるのを待って、
7/5頃にカメに浸けこみますと、
梅が赤く染まります♡
そんなこんなの梅干しづくりの間にも
子供たちは、
あっちこっち飛び回って遊びます。
「ミモザとドクダミとムクロジけ~き~」
今日はミモザの種の鞘が
お砂場レストランの人気食材でした。
「だんごむしハウス」
だんごむし、何たべるかな~
おちばはどう?
熱心に研究しています。
その他にも
「わー、おなかから あかちゃんがでてきたぁ~」
と、ワラジムシのお母さんが、
お腹に白い赤ちゃんをいっぱい抱えていたり、
骨せんべいになったヤモリに
「ワラジムシが たべてた」り・・・、
と、子供たちの大発見が続きます。
「ぞうきんがけ」
梅洗いでビシャビシャになった床をふこうと
ぞうきんを出したら。
ぞうきんがけ隊が走ってきました。
「やりたい~」
ひとりひとりづつ順番に走っていました。
手前で、それをお友達が応援し、
ついには、我慢できなくなって
3人で走り出しました。
「田植え」
そうそう、全員で田植えもしました。
もう6月ですからね~。
古代米「みどり米」です。
今年は全員が泥の中に手をすいっと入れて、
手直しがひとつもないくらいでしたッ!
かつてないほどの完璧田植えチームでした。
「おいかけっこ」
あわわ、ひとり走り、また走り、
とうとう全員が靴をはいて外にとびだし、
庭をぐるぐる駆け回っていました。
これは、ベースケ鬼に追っかけられている図ですね、きっと。
いや、おっかけているのかも^^!
そうして、
あっという間に帰りのお話し会です。
夢の国でんしゃにのっていたら、
屋根裏からニャンがおりてきて、
「うめぼしのくに」へ案内してくれましたッ!
今日は、この後、今年度はじめての
お誕生日会もありましたよ。
おーしーまいまいまいまいまい・・・・
<おまけ>
「どくだみ茶づくり」
「くさいね~」
「これは、どくを だすんだよ~」
などなど
皆で井戸端会議・・・
まさに世間話をしながら、
いつまでもいつまでもチョキチョキしてくれました。
そのころ母屋では、
いつもモノの取り合いで張り合っている二人が
チョキチョキにはまっているお友達に代わり
助けあって、お部屋の片づけをしてくれました。
突然の通り雨のように
珍会話、珍景がふってきます^^
「うめ茶せっと」
「はっぱサラダと みもざパスタ」?
「ウメエダシャクの交尾」
梅ぼしづくりの適期を教えてくれるのは、
このウメエダシャクです。
ひらひらひら・・・と一見か弱い飛翔ですが、
最盛期には100頭以上のウメエダシャクが
10本ほどの梅の木のなかを乱舞します。
ちょうど梅が青から黄色に色づいて
梅干しづくりの適期と重なります。
まず一頭目が庭に飛びこんでくると、
あー、今年もそろそろ梅ぼしづくりか、と、
教えてくれるのです。
写真は、梅仕事も終え、乱舞もおちついて
どこに行ったかと思っていたら、
梅の木に巻き付いたナツヅタの葉陰で
交尾しているペアが、あちこちに・・・
コメント