じゃがいもほり
今日は、小さな畑のおうち園です。

畑ぼうずさんたちが、じゃがいもパーティをしていました。
そこで、わたしたちも朝のお話し会をして

じゃがいも掘りに行きました。
じゃがいもどんどこどんになって、
しこを踏んでいます。
じゃがいもどんどこどんは、
顔はステゴザウルス、
口はカバ、
耳はゾウのように大きな巨人です。
けれども山のおすもう大会で
アリに負けてしまいました。
道を歩くおばあさんを
オニババだと勘違いして逃げ出してしまうし、
おじいさんを見ると
ジジンバだと思って泣いてしまいます。
つまり意気地なしでした。
小人さんに相談に行くと、
小人たちが言いました。
「じゃがいもどんどこどんなんだから、
じゃがいもをたべたら つよくなるよ」
そこで、
みんなでジャガイモを掘りにきました。
さあ、じゃがいもは見つかるかな?

あったー!

これは?
おしりにハサミがついてる、
ハサミムシの子供だね~!
こんなにちっちゃくても
独り立ちして生活していました。
ビックリです!

わー、なんかいるよ!
とげとげかいじゅうみたい。
ああ~、オオニジュウヤホシテントウの子どもだあ~
じゃがいもの葉っぱを食べるんだよ、
今年初めて見ました。
子どもたちの目はスゴイ!

わー、これはなんだ!
あ~これは、足がいっぱい生えてるね~
靴がいくつあっても足りないね~
もぞもぞヤスデだ!
次から次に土を掘るたびに、
じゃがいもどんどこどんに負けない珍怪獣が出てきます。

あったー!
おお~これはホンモノ、じゃがいもだあ!
さあ、今年はお鍋にたくさんたくさん掘れました。
ひとり減り、ふたり減り、
ふたりの年長さんを残して、
畑には誰もいなくなりました。
このふたりは、延々ドリルスコップで溝堀りをしていました。
おかげで、じゃがいも畑のじゃがいもは、
とりこぼしがないくらい、
すっかり掘りあげることが出来ました。

一方、お庭では
<トチの葉の はっぱやさん>

<葉っぱと花の 足湯>
をして、畑仕事の泥と汗を落としていました。

<お砂食堂>
砂をざざざざーッと入れる加減がムヅカシイと
言っていました。
「そーっといれないと、かおにかかるんだよ!」

「あちらのせきに すわってください~」
本格料理を慣れた手つきで運んでいました^^
しかも、
こちらのおせきにすわって おまちください~
と、滑らかな案内が次々に流れます。
本当にお腹が空いてきました・・・

そこでお弁当を広げますと、
竹の皮がお弁当箱からにょきっと顔を出して、
ハブイタチみたいな顔にされていました。
これはきっと ベースケくんの仕業ですね^^;
そうして、午後も
お庭で追いかけっこしたり、
お部屋あそびしたり、
どくだみ茶を袋詰めしたり、
おやつの準備をしたりしているうちに、

もう帰りのお話し会です。
じゃがいもどんどこどんのお話の続きです。
じゃがいもどんどこどんは、
皆なが掘ってくれたジャガイモを食べて強くなったそうですよ。
なんたって、
鬼もやっつけちゃいましたからね!
おーしーまいまいまいまいまい・・・
<おまけ>

カエルちゃん、少し大きくなって、
死んだふりしています。

おやつの準備

大人気じゃがいもチップス

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