今晩のお客さま~ミンミンゼミ編~
毎年、その時期、その季節になると
家の灯りに誘われて
いろんな虫たちが
訪ねてきます。
今宵今晩のお客様は、ミンミンゼミでした。
テーブルの上に乗っかってきました。
よく見ると、かわいい。
複眼には白いお星さまがうるみ、
単眼は、赤鼻のトナカイのように光り
、
いつもは、猛毒マスクにしか見えない上唇のあたりも
「ほっ」と、ため息吐息に見えます。
背中なんて、
緑髪の武士が
鎧甲冑すがたで
ぼうっと微笑んで佇んでいて
かなり印象派の憎めない笑顔です。
ほら、こんなに離れていても
背中の武士が見えるようになりました、
しまった^^;
腕にも上れます^^
ちなみに数日前はアブラゼミ。
アブラゼミには
黒髪の大きな頭の女の子がいます。
この子は、うつむいて
骸骨ルックで祈っていました。
そうして 家の中で大音響で鳴くのです^^^^!
このアブラゼミの女の子は目を開けています。
そしてタケオオツクツクは2010年頃より
埼玉県で増え始めた中国の外来種のセミですが、
今年、はじめて確認し声も聴きました。
アブラゼミの声を更に大きくした金属音です。
似て非なり。
アブラゼミの声は、この世でいちばんくらいに好きな音色ですが、
タケオオツクツクは、その対極かと思うほどの引っかき音です。
今、高速道路沿いの森に増えていますが、ちょっと悲しい。
かなりかなしい。
お料理の上手な方、
高級食材にどうでしょうか・・・
でも決してタケオオツクツクが悪いのではありません。
中国製竹ボウキに卵として入ってきたと言われています。
ウチなど直接的誘引者です、、、
幼虫は竹を食草とし、
鳴く時間帯は、夕刻1時間。
その棲み分けにおいて
他との競合を避ける賢明な生き方は、
むしろ人間という種が
見習うべき姿です。
で、昆虫の先生が教えてくれました。
タケオオツクツクは、
ひっくり返すと、
ほんとだ踊ってる^^
<おまけ>
蕨市の公園で
ユニークな看板を見つけました。
九州では普通ですが、
埼玉では見なかったクマゼミが
この公園で鳴いているというので
ここ数年、通っていましたが、
減少した感がありました。
なるほど!
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