こぶなぐさ染め
今日は、小さな畑のおうち園です。
畑ぼうずさんたちが、大運動会をしています。
騎馬戦かな、組体操かな?
いやいや大運動会じゃないでしょう。
きょうは、
コブナグサ染めですよ。
お蚕さんの布を
お日さまの色に染めましょう!
それなのに、
朝のお話し会は、
手品でした。
珍しくテーブル机のうえになんにも乗っていなかったので
手品師の血がさわいだんですね。
「いいかい、よく見ててよ」
くるくる回します。
「どっちだ?」
「こっち~~~~」
こっちでしたー!
アキグミでした。
「これ、たべたいな~。どこにあるの?」
とさっそく食欲をそそられる人もいました^^
「ぼくもやる~」
同じく手品師の血が騒ぐ人もいます^^
「い~い? みててよ」
皆、真剣に見入ります。
「あ、みえた~こっちだー」
くるくる回すのはムヅカシイ、
赤い木の実のような笑いが
こぼれます。
これだけではありません、
手品師の技はまだまだ続きます。
チカラシバの穂が
する
するするするする・・・
イガグリになりました~♪
そういえばお山で
みんなで栗ひろいしたね、
栗のイガは痛かったねー、
みんなでチカラシバいがぐりを
さわってみました。
そーっと、
そーっと、
「あれ、いたくないよ~」
「ほんとだ!」
あれ?
いがぐりが、ふりかけになった人もいます^^
そうやって遊んでいましたら、、
天から白い布が降ってきました。
この白い布、
この前のお蚕さんの糸と
そっくりすべすべだね~
コブナグサを見つけて
お日さまの色に染めましょう。
これがコブナグサだよ、
「ハサミ、いらないねー」
「ほら、てで ぬけちゃったよ」
「いねかりも しようよ」
ザックザックザック・・・
向こうに運びましょう。
えっさほいさ、
えっさほいさ、
どわっしゃー
「うわ~」
「いっぱいだー!」
さっそく チョキチョキ
ここでも チョキチョキ
あれ、草の海でモフモフしている人もいます^^
いつの間にか
お庭いっぱい部屋にして
ちょきちょき せっせ
ちょきちょき せっせ
疲れた人の
水飲み休憩場までありました^^
「わたしたち、つかれないわよー」
「ねー、ぜんぜんへいきッ」
「おべんとうまで やっちゃう」
じゃあ、もうお弁当にしよう!
大人の方がもうカンベン勘弁。
切ったコブナグサを洗って、
ぐつぐつ煮て煮汁をとる間に、、、
さあ、お弁当をたべましょう。
「いっただっきまーす」
祈祷師もいました^^
おやつの準備もします。
今日のおやつはスダジイです。
「水に浮いたのは食べられないよ」
「やった、しずんだ」
「あーういた~」
「浮いたの 割って見てみよう!」
「わーしぼんで まっくろになってる」
「そうかー、だから空気がはいって浮きぶくろになって浮くんだね」
「しずんだのは?」
「白いから大丈夫」
「たべた~い♪」
あちこちから素早く手が伸びてきます^^
生で食べても おいしいスダジイ、
炒ると さらに おいしいスダジイ、
皆がわんさかわんさか遊んでいる最中も、
先週、つかまえたエンマコオロギが
コロコロリーリー
ころころりーりー
と一日中鳴いてくれました。
気温20度前後、
秋も深まり涼しくなって
日中もずっと鳴いてくれたんですね、、
ありがとうエンマさん。
次の日、青空の下へ返してあげました。
同じく人間も元気だったんでしょうか、
午後もたっぷり遊びました。
「花嫁さんごっこ」
車のタイヤをローラにして
マッサージをしていました^^^^
「ひっさつ掃除人」
動きが違います^^^^
布をしっかり結んで
ひっぱって、
綱引きのような結び絞りです^^^^
からだに結んでいる人もいます^^;
ぶじ、コブナグサの汁に
布も浸けましたよ。
そういえば、
太陽の地図をつくろうと言ってる人がいましたね。
来週、染まっているかしら?
結び絞りは、どうなるかしら?
「たいようのちず」になるかしら?
おーしーまいまいまいまいまい
<おまけ>
稲のはざかけ
あそびのあしあと
「じしゃくの道」
アメリカシロヒトリ
きらわれ者の蛾の幼虫を
大切に入れていました^^;
コメント