« 冬の生き物しらべと森のアスレチック | トップページ | 川の再生交流会 »

2019年1月30日 (水)

お山の神さまにあけましておめでとうございます。

今日は小さな畑のおうち園です。
今回、長編になってしまいました。

さあ、一緒にぼうけんの旅へ出かけましょう。
Img_3929
あれ? みんなどこに行ったのかな。

Img_3734
いた、いた、

おじいちゃんちでした。
田んぼの氷をさっそく割っていました。

「のっていい?」
「今年は薄いから割れるんじゃないかな」
「ぼうは?」

今年は暖冬で氷シャーベットでした。

Img_3742
「しもばしらだよ」

きれいだね、
氷のお城みたいね
ザクザクするよ、

今年はシモバシラも柔らかくてすぐ氷が解けてしまいます。

Img_3743
オオカマキリの卵もあった!

下の若い枝先に あちこちついていました。
今シーズンに産まれた新しい卵鞘(らんしょう)は
つやつやぴかぴかで、
なんだか麩菓子のようで
美味しそうに見えます。

Img_3751
今日のおやつデザートの
夏みかんも見っけ!
これはホンモノ食べられますっ
そのせいでしょうか、

あっという間に
夏みかんが見えなくなるくらい
子どもたちが鈴なりになりました。


そうだ、今日は、
Img_1240
お山の神さまに
「あけましておめでとう~~~」
の日です。

今年もよろしくと言いながら
入っていきますと、
Img_3757
もぐらの穴がありました。

穴はあれども姿は見えず、

いったいモグラさん、
どこで寝てるんでしょうか、
覗いてみたいものです。

Img_1247
鳥の羽がいっぱい、

落ちていました、
グレーでキジバトの羽かな。
タカに襲われたのかな。

遠いような身近なところで
命のリレーの足跡をみつけると
コトバも立ち入れないような感情がとつじょ湧いてきます。

Img_3759
「こびとさんのうちがあった」

ほんとだ、
笹の落ち葉の布団が敷いてありました^^

Img_3766
あれ、娘さんたちが
険しいほうの道を上りだしました。

Img_3767
みんなは もうずっと先です。

あっちの道の方がなだらかなんだけどな~、

ズリズリズリズリ・・・
「ねーのぼれないよ~」

のぼりたけど のぼれないッ、
わかっちゃいるけど やめられない!

Img_3770
すると、

Img_3771
れすきゅー隊員の人たちが

Img_3772
颯爽とあらわれて

Img_3773
たすけてくれ

Img_3774
ましたッ!

ありがとう~ありがと~~

Img_3775
と思ったら、
すぐ上には
孤高の世界に浸っている人も居ました^^^^

Img_3785
さらに頂上をぬけ、
棒で除雪しながら
いや除落葉しながら進み、

Img_3790
森の階段で
松ぼっくりならぬ
杉ぼっくりを拾って、

Img_3794
葉っぱを掻き分け秘蔵の万両を見つけて、

Img_3797_2
ベー助くんお気に入りのゾウのうんこも見っけ!

いやもとい、ホオノキ(朴の木)の果実のドライ。

樹高は何十メートルと高く、
5~6月のクリーム色の原始的な大輪の花をここで見たことはありません。
散り際も美しいそうですから 
せめて朴散花に出会いたいものです。
朴葉味噌にするくらいですから、
香りも殺菌作用もあるはず、
落ち葉をフライパン代わりに使えるというんですから、
いつかは七輪朴葉味噌でご飯をいただきましょう。

Img_3802
シラカシの樹液レストランも見っけ!

森は恵みの宝庫です。
Img_3803
クズの蔓でんしゃも
どんどん進み、
コーナーにさしかかりました。


Img_3810
いよいよ未知との遭遇です、
いやバックツーザフユーチャーか、
いえ森の入り口トンネルです。
Img_3813
ごとーんごとーんごとん・・・

「ぴっぴー、はしによってください」
たのもしい山登り隊交通指導員のひとが
みんなを導いてくれます。
ほんとに安心でした、

ありがとーありがとーーー!

どんどん進んで、

Img_3826
お山に着くと、
早速なにはともあれ
ただ走る人、

凧の足をつけて
さっそく出立する人
「いってくるね~」

Img_3839
「おかえりなさ~い」

今年は
飛ばす前から踏んづけて凧の骨が折れることもなく
無謀に走り回って糸が絡まることもなく、
走りに走って走り切った皆なでした。

Img_1255
ご飯も食べて
夏みかんも食べて

「たべてすぐはしると
おなかいたくなっちゃうんだよ」

と言いながらも、

Img_3877
また走り出す人たち

そこで一瞬の奇跡、

散らばって走っていた人たちが
同方向に向かい、ダイヤ編隊となり
左右に分かれて、円を描くようにして
帰ってきました。

渡り鳥フライチームの航空ショーのようでした。

Img_3864
「ごくろうさまでしたッ」

Img_3883
その後は
ケンパー達人があらわれたり、

Img_3888
地上ナスカ絵を描く人もあらわれたり、

Img_3889
凧も ほっと一休み。

Img_3894
更に午後も探険へ出発。


そういえば小さなお友達が
凧に書いていました。

「ぼうけんたい」

その通りになりました^^

Img_3896
あれ? ひとりいない!
と思ったら、

こんなところにいました。

そこに何をつかむのか・・・

Img_3897
一度帰ってきて、
さらに

第二次ぼうけんたい

Img_3904
あれ? まただれか居ない!

それもそのはず
それぞれでっかいカリンや
でっかい石や棒をかかえて
残雪落ち葉のなかをわざわざ歩いていますからね^^;

Img_3905
みんなどこ?

Img_3908_2
わー神さまのおうち発見!

「クマのうちだよ」
ベー助父さんがまたまた大ウソを言うので
「ちがうよねー、タヌキはいるかもしれないけどね~」
と慌てて訂正しますが、
さっと引いた隊員の皆さんでした。

Img_3911
「どこどこ? みてみたい」

若干一名真相を究明に行く人。

まるで沖縄の世界自然遺産、
魂の深みの入り口のようです。

Img_3914
さあ、そろそろもどりましょう、

うんちのにおいがするね、
そうだよ、ぎんなんが落ちてるからね、、

Img_3918
下界へ

Img_3919
その後も拾い物は延々とつづき、

Img_3920
ザクロとか、、

「おやつにたべる?」

前回、食べたのを覚えていたんですねッ!

Img_3922
「ほらっ」

と言われても何だかわからない流木のような木とか、、

Img_3921
そうしてもうすぐ
おうちの人がお迎えに来るおじいちゃんちの縁側です。

山岳ぼうけんたいの歩行祭は終了間近、

蔓でんしゃもほどけ、
単独自由歩行で岐路につきます。

おーしーまいまいまいまいまい・・・・

<おまけ>
Img_3928
ママを待つ間

トラックの上で笑いと涙の境目

« 冬の生き物しらべと森のアスレチック | トップページ | 川の再生交流会 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: お山の神さまにあけましておめでとうございます。:

« 冬の生き物しらべと森のアスレチック | トップページ | 川の再生交流会 »