おにはそと~ふくはうち~
今日は小さな畑のおうち園です。
畑ぼうずさんは豆を炒っています。
けれども外はあいにくの雨。
焚き火で豆は炒れないな。
それでも
森の家を修理して、
なんとシートもかけて
雨対応ハウスが出来上がっていました。
この家が気に入り
ホウキで掃いて
単身、住み着いた人もいます。
帰ってきません。
こちらでは
雨なのに
いや雨だから
スコップで水の道を掘り、
堤防をつくり踏み固めている工事の人もいます。
「ここからは はいらないようにっ」
目印の鉄柱も立ててありました、
背中が何かしら本格的です。
それなら森の家で朝の会をしようかと
わくわくいそいそと覗きに行きますと、
中に1名
遭難者発見。
屋根は雨漏りで
「くつがぬれちゃった~」
と救助を待っていました^^;
レスキュー隊を呼んで
靴をはこんでもらい
背中におぶって母屋に帰宅。
母屋には
木のとんかちで棒をたたいて
輪投げをつくり、
ワラの鍋敷きの輪投げチームが居ました。
さあ、全員そろって朝のお話し会です。
鬼がカゼをひいてしまったということで
小人さんたちが代わりに鬼になるお話でした。
なにせ鬼に来てもらって
豆まきをしないことには、
春が来ませんからね。
クズの蔓を
クルリン シューーー
クルリン シュ~~~
小鬼だぞぉ!
火鉢で豆も炒って、
さんぼうもせっせと折ってくれる人がいて、
豆まきの準備万端っ
と、そこへ
「こんにちは~」
みたいな小鬼が来ました。
近所に住んでる小鬼みたいで、
なんだか友達になりたい気分です^^
第2陣チームの小鬼は、
「おにはそと~ふくはうち~」
と鬼っぽくなってきました。
鬼が帰ると、
まいた豆を急いでせっせと拾い集めている人たちでした^^^^
第3陣 さいごの小鬼は、
どっしーん、どっし~~~ん
と、地響きをさせながらやってきました。
「おにはーそと~~~
ふくはーうち~~~~」
小鬼チーム、少々押され気味です。
がんばれ~~~~
とそこへ
小鬼の親の 大鬼がやってきました。
うわあ、、、あ、あ、あー!
おにはそとーふくはうち~~~
あっちへ逃げて
こっちへ逃げて
逃げて逃げて
ちゃんと豆もなげていましたらば、
鬼が鬼うちわをくれました。
鬼土産です。
ふわりばさり、
ふわりばさり、
鬼うちわであおぐと、
春がきます。
ありがと~ありがと~
最後は一緒に
鬼のパンツを踊って
帰っていきました。
さようなら~
そうして
私たちも
おやつの炒り大豆をいただきました。
年の数とプラスちょっとね♪
帰りのお話し会では、
赤鬼三匹逃げ出しましたッ
♪ひーっやふーやのやまみちを~
おーしーまいっ
<おまけ>
とっても寒い日でした。
燠をいれた火鉢があったまるまで
♪おせんべ おせんべ やけたかな くるっ
ベー助とうさんが ちいちゃいとき遊んでいたわらべ唄ですが、
いったいだれが うたってくれたのかは覚えていないそう。
むしゃむしゃむしゃ、
最後に残った2枚のおせんべには、
味噌や 唐辛子を ぬりました^^
お誕生日ぷれぜんと
お友達の大好きな消防署の絵です。
すごい、3枚つづりの紙芝居になっていましたッ!
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