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2019年3月21日 (木)

薬草風呂~アオキ~

年中、青々しているアオキは、
日向、半日陰、日陰にも強い庭木として、
またいつも瑞々しいため熱や火から家を守ってくれる守り木として
また葉が柔らかいので葉っぱ雛や 実飛ばしなど草花あそびの遊び木として
またお山によく生えているので
突如、用を足してしまったときのトイレットペーパーにもなる用足し木として
前々から尊敬しきりだったのですが、
薬草風呂の本によると
生葉を10~20枚ほどよくもんで
湧いたお風呂に入れて
原因不明の腹痛、健胃、皮膚疾患、痔、脱肛などに良いという薬木ッ!
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そこで
初のアオキ風呂に入りました。
元々柔らかい葉なので肌触りもやさしく、
沸かし湯で二日続けて入った二日目の葉は、
とろりと一層やわらかくなり葉のゼラチン質が溶け出してきたかのよう。
これが青葉アルデヒドなんでしょうか?
消炎、殺菌作用があるので、患部に当てて安らげます。
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さらに飲めるというので
5枚ほど刻んで15分ほど煮だして飲んでみますと
Img_4902
熱いうちは桜餅のような甘い香りで美味。
お~これはスギ茶に続くヒットかと思われましたが、
冷めるとムリ。
いくら健胃、解毒、膀胱炎に良いといわれても、、
もういいなか^^
だからキハダとブレンドして「陀羅尼助」にするんでしょうか。
昔からのお墨付きブレンドには、効能を高めるとともに
飲みやすくする効果も多分にあるのかもしれません。
飲めなかったお茶は、お風呂に入れればいいので
薬草は転んでも使える有難さですね。
Img_4901
さらに新芽を食用にできるというので食べてみました。
まだ葉に包まれた新芽は(右側)
以前、天ぷらにしても苦かったので疑わしかったのですが、、
やっぱり苦かった。
ところが葉から出て立ち上がってきた蕾は(左側)
苦くない。
かつぶしと醤油で あっさり美味しい。
な~んだ、美味しいのは開く前の蕾だったんですねッ!
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つまり上の まだ葉に包まれた新芽ではなく、下の写真の 葉から出てきた新芽です。
雌雄異株なので雄木の雄花になるところですね。
【守り木 遊び木 用足し木 
  お茶木 浴木 食べる僕】
     (アオキくん)

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