フィジー的分人
「空白を満たしなさい」(講談社)は、
中盤までのどん底感が激しく、
あまりに暗いので挫折しそうになりましたが、
半分すぎて上昇していきゴールまで辿り着きました。
(悲惨な死に方をしたからといって悲惨な人生ではない)
(嫌いな分人(自分の一面みたいな意味)を消すのではなく、別の分人で見守る)
だったかな、確かそんな本で、
すごく良心的な本だったことが、
最後まで読んで ようやくわかりました。
そうして、
次に読んだ本は、
「世界でいちばん非常識な幸福論」(いろは出版)
世界で一番、幸福感の強いというフィジーの実話。
たまたまですが、
前の本の根本的な問いに対する
究極の答えのような本でした。
実はこれを読み、、ついこの間まで、
我が子の信じられない行動に怒り心頭だったのに、
こんなんで怒っていた自分は
いったい今の今まで何を目指していたのか・・・(ぼうぜん)
と前後上下感が転倒しました。
怒りの熱を冷ます等のレベルを超えて、
価値観のベクトルそのものを変えてしまう
フィジーおそるべし!
以前、夢の啓示で「人情と財布の手はゆるめるな」と男の子から格言をもらいましたが、
フィジーの場合「人情とテキトーの手はゆるめるな」みたいな国家レベル態勢です。
人助けとテキトーに厚い国らしい。
そのフィジーの魔法の言葉は、
ケレケレ、
モノにもお金にも困らない魔法の言葉で、
頭がケレケレになってしまいます。
日本では通用しない価値観ですが、
せめて2割、
今の日本にとりいれたら
イジメも過労死もゼロになるでしょう。
前の本的に言えば、
「フィジー的分人」です。
で、今の日本人に2割のフィジー的分人を取り入れたら、
どんな感じか、
そうだな~、
これもたまたま その前に読んだ本ですが、
田中さんちのおばちゃんとかかなぁ
ケレケレ・・・・「お願い」「ちょうだい」「貸して」を融合させたようなコトバ
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