同居人昆虫たちの家~カブトムシ、キリギリス、ヤゴ、オタマ
今春は、
ヒキガエルとアカガエルのおたまじゃくし、
キリギリスの幼体、
シオカラトンボ、アカトンボ、ギンヤンマのやご
カブトムシの幼虫、
と同居中。
①カブトムシの幼虫の家
小さな虫かごです。
毎年、お山の腐葉土置き場に、
野生のカブトムシがたくさん卵を産み付けてくれるので、
お正月1/4の仕事始めに腐葉土を集めに行くと、
1立方mの落ち葉容器の中に
20~40匹の大きな幼虫がごろごろしています。
雌一生のうちに20~40個の卵を産むとありましたから、
1~2匹の雌が
ひとつの容器に産んでいるのでしょう。
小さな虫かごに1匹だけ入っています。
珍しく上まで来て
顔を見せてくれました。
すかすかの枝が好きだとベー助が言っていましたが、
ほんとだ、
ちょうどケヤキの朽ちた枝をもぐもぐしていました。
②キリギリス幼体の家
横幅30cm以上の大き目の虫かごですが、
フタをとって網目の細かい緑ネットにするのがコツです。
プラのフタは隙間から脱走し、開け閉めも堅苦しいのですが。
緑ネットは、幼体の虫が歩きやすく、風通しも良く、
ゴムでとめればいいので開閉もラクです。
何しろ、天井にぶらさがって止まる習性があるので
どこに居るかが一目瞭然で わかります。
草の中にいると かくれんぼ状態でわかりませんけどね。
ここには、
7ミリ~1cmを超したくらいの
2齢~3齢くらいの幼虫が10匹ほど。
野草の生えた土をいれると落ち着きます。
小さなお友達のアイデアですが、
枯葉などもあれば隠れ家になり落ち着くようです。
生きた草花は、水に活けています。
いただいたメロンの残り皮を試しにいれ、
煮干しやかつおぶしを乗せてみました。
あんまり食べているところを見ていませんが、
代わりにショウジョウバエが次から次に湧いたりするので
非常に、何が起こるか見ごたえがあります。
③とんぼのヤゴの家
これは小さな虫かごです。
羽化のための棒を立てなくてはいけないので
垂直のカベに固定するとグラグラしないでいいですね。
シオカラトンボのメスが羽化しました。
前の晩に 棒につかまってジッとしていましたが、
早朝にもう羽化は終わっていました。
日没~夜明けにかけて
暗くて静かなときを選んで羽化します。
気持、わかりますね^^
④ヒキガエルのおたまじゃくしの家
オタマの家は、なんでも良いのですが、
これも虫かご。
大好物の水槽のピロピロ藻。
さらに新発見。
オオデマリの小花をひとつ入れてみましたら、
これも大好きなようで、
パクパクたべたり
くるりんと包まったり。
水に浸かった花の ぬるりんとするところが
オタマにとっての大好物、
しかもオタマの肌に似てフイットするようで、
極上の寝具のようです^^
ちなみに、右手が出る直前です。
骨折して首から包帯を下げている腕のように
皮膚の うす~~~い皮に
右手が折れ曲がって包まれています。
見ていたところ、
まず手のひらが 泳ぐ向きを変えた拍子に ぴよんと破け出て
次に肘が するんと 出てきて、
最後、肩からヒジにかけての薄皮が、
脱ぎかけのセーターのように ひっかかっていました。
遠山の金さんのように、
一気に脱ぎきるのかとばかり思っていましたが、
手足の生え方にも
いろんなパターンがあるのかもしれません^^
2019年今年は、5/20に ほぼ全員のヒキガエルおたまじゃくしが
ガエルとなり上陸しました。
<おまけ>
⑤ギンヤンマの家
落ち葉の下を出て、
ある日とうとう
棒の下まで来たギンヤンマ。
しかし、
ガラスに映った自分の姿にびっくりしたようで、
ずっとにらめっこ。
手を動かしたり、ちょっと顔の向きを変えたり、、、
動くものを食べる習性なので
エサだと思ったのか敵だと思ったのか、
ずっと気が抜けない様子。
それならば、あまりに気の毒なので、
内側に黒い紙を貼りました。
当たり前ですが、
外側にはっても鏡状態だったからです^^;
コメント