川口キリギリス・プロジェクト、始動!
川口キリギリス・プロジェクトが始まりました。
今日は綾瀬の森で、川口市自生種のヒガシキリギリスの幼虫の受け渡しです。
飼育には、10家族が名乗りをあげてくれました。(本日は7家族が参加)
キリギリスの幼虫は、花粉や花びらを食べる草食です。大きくなるにつれ、肉食傾向も出て、雑食になります。
まずは綾瀬の森で、花を摘み、エサにする野の花の花束を作りました。
花束を輪ゴムで止めて、水に濡らしたティッシュでくるんで、アルミ箔でさらにくるんで、虫かごに入れます。
キリギリスの幼虫を自分で持ってきた虫カゴに移します。
ネットを張って完成。
脱皮中の幼虫もいました!
虫を放す日は、
・6/8 13:30~ 赤山歴史自然公園
それまで、自分の家で飼い、大きくします。
キリギリスを飼うのは難しいと言われていますが、それぞれが工夫して飼います。
がんばりましょう!
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「川口キリギリス・プロジェクト」概要
川口市に新しく出来た自然保護対策室の協力を得て、「川口キリギリス・プロジェクト」が始まります。
キリギリスは川口市内ではわずか一か所と思われる、道合地区に自生しているヒガシキリギリスがいます。
自生地では開発・絶滅の恐れがあるため、川口市に新しくできる赤山歴史自然公園に保護・自生させる目的で飼育・放虫します。
現在、種の移動は問題になるため、近距離の移動になる赤山歴史自然公園を選びました。
キリギリスは、昨年捕獲、産卵させ、この春に孵化しました。
このキリギリスの幼体を、2~3匹づつ飼育してもらいます。
幼体のエサは、野に咲く花(ヒメジョオン、タンポポなど)で、花粉や花びら、葉っぱを食べています。大きくなってくると肉食傾向もでて、キュウリ、リンゴの上に煮干しなどをあげます。
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