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2019年5月 5日 (日)

しんりょくの なみにうかぶは みちのふね

 

人がよく集う、

庭や公園では、

下草をすべて取り去ってしまうと、

土は 遊び掘られたり、

踏み固められたりして、

カチカチになり呼吸が出来なくなり疲弊していきます。

 

そこで高木のまわりなどは下草や落葉を残します。

すると、

その合間、合間が 

自然と道になり、

動植物と人間の多様多元共存が可能となります。

 

暗くなりすぎる場所や

ある程度の広さが欲しいときは、

木を間引き草刈りします。

丸く間引けば丸い空間になり

四隅に4本残せば四角い空間になります。

〇と□は、無を表わすとは 誰が言った言葉でしょうか?

 

とにもかくにも

自然は不変ではなく生きていて

美しいといって見とれていた新緑も

そのままにしていると

気づいたときは草で覆われ、

家やヤサイまでも緑に覆われて

今度は人間の方の足が遠のき

草いきれのなか立往生してしまいます。

そこで、立夏のころ、

庭や畑で草刈りをするベー助は、

綾瀬川の土手もそろそろ見に行かなくては、

と そわそわ。

新茶摘み、ではなくて、新草刈りです^^

上は草刈り前、下は草刈り後。

 

Img_5668 

Img_5673   

道が広くなり歩きやすくなることで

子供たちや

道行く人の散歩が促され、

草は抑えられ、

動植物の空間は守られます。

人は道に呼ばれるのですね、

【しんりょくの なみにうかぶは みちのふね】

           (立夏細道)

<おまけ>

 Img_5670

しかし

多様多元空間のはずの巣箱のハチさん一家が

また家出してしまいました。

そういえば、

外来種と迷惑がられたニセアカシヤ(はりえんじゅ)も

宅地や道路造成でほとんど見なくなり、

舗装され、今や外来貴重種かと思うほど、、、

ハチの大好物の花の蜜も少なくなったか、

ハチに過ごしやすい環境の確保も

町全体で見ないと先細りなのでしょうか、、、(泣)

 

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