しんりょくの なみにうかぶは みちのふね
人がよく集う、
庭や公園では、
下草をすべて取り去ってしまうと、
土は 遊び掘られたり、
踏み固められたりして、
カチカチになり呼吸が出来なくなり疲弊していきます。
そこで高木のまわりなどは下草や落葉を残します。
すると、
その合間、合間が
自然と道になり、
動植物と人間の多様多元共存が可能となります。
暗くなりすぎる場所や
ある程度の広さが欲しいときは、
木を間引き草刈りします。
丸く間引けば丸い空間になり
四隅に4本残せば四角い空間になります。
〇と□は、無を表わすとは 誰が言った言葉でしょうか?
とにもかくにも
自然は不変ではなく生きていて
美しいといって見とれていた新緑も
そのままにしていると
気づいたときは草で覆われ、
家やヤサイまでも緑に覆われて
今度は人間の方の足が遠のき
草いきれのなか立往生してしまいます。
そこで、立夏のころ、
庭や畑で草刈りをするベー助は、
綾瀬川の土手もそろそろ見に行かなくては、
と そわそわ。
新茶摘み、ではなくて、新草刈りです^^
上は草刈り前、下は草刈り後。
道が広くなり歩きやすくなることで
子供たちや
道行く人の散歩が促され、
草は抑えられ、
動植物の空間は守られます。
人は道に呼ばれるのですね、
【しんりょくの なみにうかぶは みちのふね】
(立夏細道)
<おまけ>
しかし
多様多元空間のはずの巣箱のハチさん一家が
また家出してしまいました。
そういえば、
外来種と迷惑がられたニセアカシヤ(はりえんじゅ)も
宅地や道路造成でほとんど見なくなり、
舗装され、今や外来貴重種かと思うほど、、、
ハチの大好物の花の蜜も少なくなったか、
ハチに過ごしやすい環境の確保も
町全体で見ないと先細りなのでしょうか、、、(泣)
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