夏至に田植え~投げ植え農法とアカガエル上陸
ようやく田植え。
本日は夏至です。
今年は、投げ植えにしました。
元々湿地の水深が深いので
中に入ってしまうと足が太ももまで埋まって抜けなくなってしまう為、
昨年は、たらい型のポットを田舟にして乗って手植えしたのですが、
今年は、さらに進化して陸上に居たままの投げ植え農法を考案!
そのために苗床にまいて発芽したイネを
さらにポット上げすること60ポット。
投げても崩れないくらい根は回ってきましたが、
「6月半ばすぎちゃって遅くなったね~」
と用事や天候でどんどん遅れるのが心配です。
七十二候によれば
昔は半夏生(7/2)までに
田植えを終わらせるのが目安だったとのこと。
けっこうゆっくりです。
昔って、いったいいつかと思いますが、
安行のお爺さんも田植えは、
「むかしは6月、今くらいだった」
とのこと。50年も経ってない昔です、、
何でもどんどんスピード化していますが
田植えも この50年で1ヶ月以上早くなったんですね。
今このあたりの田植えは5月GW頃になっています。
完了。
手前のイネが見えないのは
水深が奥より深いからです。
「イネって すごいよね、
水中に沈んでも腐らないで
出て来ちゃうんだからね」
その水中のイネの合間を
オハギのような形をしたアカガエルおたまじゃくしが
ときおり息継ぎに顔を出しました。
隣には、一足はやくカエルになったアカガエルが
去年の稲株につかまって休憩中。
6月の田植えはニホンアカガエルの上陸と重なるんですね!
そして我が家のお砂場グラタン鍋で泳いで大きくなったアカガエル
おたまじゃくしも産卵から4か月でようやく手足が出てきました。
エサは市販のものは全くあげず、
水草や とろとろの水中のコケや 枯れ落ち葉など。
手足が出る前ころに なんか栄養のあるもの食べたい、
みたいな動きをしだしたので
カツブシや 煮干しを あげました。
水は雨水など、取り換えは濁ってきたら、1週間くらいで。
鍋のなかでも ちゃんと自然界と呼応しています。
【早い田植えはヒキガエル、遅い田植えはアカガエル】
(イネはカエルのベンチ)
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