夢の国うめぼしづくり
今日は小さな畑のおうち園です。
畑ぼうずさんは雨の合間をぬって
梅の実とりをしています。
今年は、6/6に梅雨入りして、
雨もよく降っています。
これは ウメエダシャク。
幼虫はシャクトリムシで梅の葉を食べて大きくなります。、
小さなお友達が木にとまっているところを
指でひょいとつかまえました。
シャクガの仲間です。
360度にわたって翅をバタバタ回転させるように
ヒョウ柄で舞い飛ぶ、このウメエダシャクは、
毎年、梅の漬けどきを きっちり間違わずに
そろそろですよ!
と、おしえてくれます。
驚いたことに、ちょうど梅干しづくりの日に
梅の妖精ウメエダシャクをつかまえ見せてくれました!
朝の会で
おなかの痛い村人のために
梅干しをつくってあげることになりました。
竹の長い長い棒で
梅の枝をとんとんたたいて実を落とします。
かなり長い棒なんですが、
お話しに出てきた女の子のように逞しい棒振りです。
地面にたたきつけられると実が割れてしまうので
下ではシートを広げて全員の協力態勢で応じます。
とれた、とれた~!
続々と梅の実が縁側に集結。
水につけて
実のヘタとり、ヘソのゴマとりも してくれました。
ぜんぶ子供たちが取ってくれました、
なかなかムヅカシイ耳かきみたいな細かい作業なのに、
すごいです!
洗って
拭いてくれる人
水とタオルの間を
「ひとりでしごとしてる~♪」
とつぶやきながら何回も往復中。
それから梅の実を量り、
「0が3つになったらね」
「まだ」
「あーいっこへらして」
全部で5㎏ありました。
お塩は、500g。
実の10%にしています。
「おしお、やりた~い♪」
確かに、お塩の素手の感触はフワフワしていて
きもちいいのですね、
今まで気づきませんでした。
そうして
お塩と梅とを交互にどんどん
きれいに並べて詰めました。
最後に重石を乗せて、仕込み完了できあがり。
でも、なぜか べーすけさん、
重石を乗せませんでした???
梅干しづくりの合間にお弁当も食べました。
台ふきんで準備してくれています。
「いろんなおとうばんがあるよ」
といろいろ教えてくれたので
その中の台拭きお願いしますと
板についた拭き方でした!
それからキュウリ切りの人も
朝からお待ちかねで収穫し、
途中、がむしゃらに遊んでいたのに
ちゃんと忘れず切ってくれました。
皆がお楽しみ会の笑い声にあふれていても
挫けずお片づけを貫き、
お当番さんではなく、
自主的すぎてボランティアさん!?
あるいは
こども食堂ならぬこども山小屋の
管理人マスターのようです^^;
田植えの時には、
「たのし~い~♡」
と残りのイネをぜんぶ植え付けてくれたり、
お友達のために
ハズれてもハズれても延々と
紫陽花ネックレスを作り続けていたり、
修業中の身か、味の追求か
そっと厨房に立つ人がいたり、
そっと泡を立てる人がいたりして
さいごは試作品をそっと見せてくれました^^
チャーハン?
カレー?
「かお」
え? なに?
となりで天地明察の声があがりました。
「おんなのこだぁ~!」
しぶすぎるドクダミの髪飾りでした♡
今日もいろいろいろんな人が居ました。
そうして、
今日も夢の国でんしゃにのりました。
ごとーんごとーんごとーんごと~~~~ん
おんなのこと おとこのこは、
お腹の痛い村人のために
梅干しを漬けました。
そのとき、
朝の未完成の梅干しの壺が出てきて、
みんなで重石を乗せて…
あ~~~~
こういう展開だったか・・・・
夢の国でようやく完成となりました。
夢の国うめぼしですね^^^^
それからふたりは
うめぼし王子と うめぼし姫と
よばれるようになりました。
おーしーまいまいまいまいまい
あとは梅雨明け7/20頃の土用干しを待つばかり。
めでたし、めでたし、
<おまけ>
自主考案の「葉っぱペンダント」
ペンダントは、純和風な水引(ミズヒキ)の葉か?
「紫陽花パフエ」
八重ドクダミも乗っている、
キメの細かい泡です!
ちっちゃいお猪口に盛りつけ。
これぞ「ちょこパフエ」
朝からいきなり製作
「どんぐり紫陽花弁当」
どこか行きたくなりますね^^
「オオバコ相撲」
はっけよーい、のこった!
親方がんばれ
おやつ「梅干しチューチュー」
竹の皮に梅干しを包んでチュルチュル押して食べます。
竹の皮の水分が梅干しの酸っぱさをやわらげて
梅ゼリーのようになります。
「かたつむり指輪」
コメント