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2019年6月15日 (土)

「されど愛しきお妻様」

「されど愛しきお妻様」(講談社) 

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類まれなパーソナリティ(発達障害の妻)

を愛する夫が

脳梗塞で倒れたら こうなる!?

愛は地球を救うの家庭版のような本ですが、

一歩間違えれば家庭崩壊、

いやすでに崩壊しているとしか見えないカオスの家庭が

脳梗塞の高次脳機能障害に陥ることで

ようやく見えてきた光のお話し、実話。

 

この本に出てくる

「左半側空間無視」

「遂行機能障害」

「作業記憶の低下」

「注意障害」

「情緒障害」

「マイナス感情の拘泥」

「易疲労」

すべて思い当たるフシがあります^^;

脳梗塞で倒れなくとも

発達障害のカテゴリーに入れずとも

老化現象あるいは元々の性格において

「あるある!」です。

 

一指ふれただけで

モノがガラガラと崩れ落ちてくるような我が家のような

プチカオスな家庭はことに救われる一冊です♪

 

「自然」を相手にした第一次産業(農林水産業)

「もの」を相手にした第2次産業(工業・製造業)

「ひと」を相手にする第3次産業(商業・サービス業)

1950年までは、トップだった第1次産業も

2018年時点、第3次産業が日本の70%を占めるようになり、

不定形発達のパーソナリテイが障害となる社会環境になった。

というのは 学校や会社や家庭など さまざまな場面で

「ほんと、ほんと」とうなづけます・・・

どうも私たちは今の経済中心の日本社会の狭い価値観の中だけで

マジメになりすぎてしまった感があります。

その価値観にぎゅうぎゅうに押しこまれて

家庭が血のカオスと化しても

何もオカシくはないでしょう。

 

 

 

 

 

 

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