「されど愛しきお妻様」
「されど愛しきお妻様」(講談社)
類まれなパーソナリティ(発達障害の妻)
を愛する夫が
脳梗塞で倒れたら こうなる!?
愛は地球を救うの家庭版のような本ですが、
一歩間違えれば家庭崩壊、
いやすでに崩壊しているとしか見えないカオスの家庭が
脳梗塞の高次脳機能障害に陥ることで
ようやく見えてきた光のお話し、実話。
この本に出てくる
「左半側空間無視」
「遂行機能障害」
「作業記憶の低下」
「注意障害」
「情緒障害」
「マイナス感情の拘泥」
「易疲労」
すべて思い当たるフシがあります^^;
脳梗塞で倒れなくとも
発達障害のカテゴリーに入れずとも
老化現象あるいは元々の性格において
「あるある!」です。
一指ふれただけで
モノがガラガラと崩れ落ちてくるような我が家のような
プチカオスな家庭はことに救われる一冊です♪
「自然」を相手にした第一次産業(農林水産業)
「もの」を相手にした第2次産業(工業・製造業)
「ひと」を相手にする第3次産業(商業・サービス業)
1950年までは、トップだった第1次産業も
2018年時点、第3次産業が日本の70%を占めるようになり、
不定形発達のパーソナリテイが障害となる社会環境になった。
というのは 学校や会社や家庭など さまざまな場面で
「ほんと、ほんと」とうなづけます・・・
どうも私たちは今の経済中心の日本社会の狭い価値観の中だけで
マジメになりすぎてしまった感があります。
その価値観にぎゅうぎゅうに押しこまれて
家庭が血のカオスと化しても
何もオカシくはないでしょう。
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