「新聞記者」
映画「新聞記者」観ました。
東京新聞の望月記者のベストセラー本が原案。
この映画の見どころは、
ずばりナイチョー。
内調(内閣情報調査室)、ナイチョーと言われても
国家機密というそのお仕事は、
あまりに遠すぎて
異世界ですが、
この映画を観れば、
ナイチョウに良くも悪くも親近感が湧くことこの上なし、
雲の上の人が、
隣に引っ越してきた現実の人のように近くなります。
近くなりすぎて
どうしたら主人公の若手エリート官僚が
良心に苛まれることなく大らかな選択が出来る世の中になるのかしら、
などと しばらく大きなお世話な話しが尽きません。
映画としての後味は各自のお好みに任せるとして、
内緒のナイチョーな感じは、
たっぷり味わえます。
自分が生きている国の中枢の闇を魅せてくれます。
ただもし社会派映画の続編を作ってくれるなら、
今度は、
前川喜平さんや望月衣塑子記者の漂わせている
類まれな
あの
【ユーモラスなアナーキスト感を出して】
(希望をちょーだい)
雨の多い梅雨で、
不意に突然、映画館へ行けて夢のよう。
新聞記者は、見たくて観たわけではなく、
それくらいしかなかったのですが、
やっぱ、観れてよかった。
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