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2019年8月 7日 (水)

本日はイノコズチ風呂

<今年の夏は薬草風呂>

と勝手にテーマを決め、

同じ薬草に二日入り、

その植物名と主な薬効を

家族ラインで子供たちへ送ります。

そうでもしないと 20前後の子どもらへ

親から言って聞いてもらえることなんて

もうないからです^^;

 

「なんか、ちゃいろいのが はいってる」

と初めの不評のときは通り越し、今や諦めています。

そうして今日は、

Img_8134

<本日はイノコズチ風呂>

「猪の子の膝に似ている節があって

ヒザ痛 腰痛 リウマチ

腎臓に効く。」

 

草の茎の節がボコンとしていて、

猪や牛の膝に似ているという名前の由来です。

で、その薬効が膝や腰痛に効くというのですから

あまりに出来すぎです^^;

 

5日ほど軒下で乾燥させたものをザクザク切って、

Img_8135

かるく煎じて

(3つかみ程の草に水をひたひた適当にいれて、

沸騰したら弱火にして10分ほどくつくつしただけ)

濾しました。

この煎じ液を湯舟に入れます。

この煎じ液は、ほとんどは薬草茶として飲用できます。

 

お風呂には、薬草の持ち味により以下の3通りがあります。

①生葉をいれる

②ドライ葉をいれる

③ドライ葉(あるいは生葉)を煎じて入れる

 

我が家は給湯式ではないので

薬草を水から入れて沸かせば大半OKですが、

前もって煎じれば薬草茶としても楽しめるので

俄然、こちらの方が鮮烈な印象です。

 

毎日暑くて冷たいものを飲んで更に夏バテしていく悪循環を

この二日に一度のたった一杯の野草茶が

「おーあったまる」「わーくさっぽい」「へー、コーヒーいらないじゃない」

などと草の一種一種の個性で正気に戻してくれます。

Img_7980

で、この猪子槌、

あるところにはいっぱいあるのに

探すと見当たらない。

と思っていたら

庭でひょいと足元を見たらありました。

つるつる柔らかいし日陰に生えているし

ヒカゲイノコズチかなあ。

ヒナタイノコズチの根が、本来の漢方での薬効の高い部分のようですが、

趣味なので気にしません。

驚いたことにお風呂に入れた煎じカスの茎葉の袋を

プシューとつぶすと、

肌にピリピリピリっと

唐辛子風呂のような皮膚刺激がありました。

ほんとにその辺の野草の王様のような草なのに、

「え、あなた、ほんとにイノコズチだよね?」

知られざる秘めたる強烈な個性をみせつけてくれました。

老化の早い膝の悪い私と 家人の腰痛にガッチリあった 

ピリピリイノコズチでした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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