<小麦とライ麦の少量脱穀・籾摺りの方法>
いただいた小麦の種子を
かなり遅蒔きでしたが、
ほんのひと畝、
今年もなんとかつなぐことが出来ました。
麦は刈り取りの時期、稲は田植えの時期です。
6/1に収穫して
軒下に干しました。
1週間ほどすると梅雨入りしますので
雨風でカビるのを避け室内で保存します。
その後2か月が過ぎてしまい、
脱穀して食べよう!
と縁側に出しました。
しかし少量なので木槌でゴンゴンたたいて脱穀というのは
無駄な体力と手間がかかります。
どうやるんだったっけ?
と毎年、おぼろな記憶をたどることになります。
そこで今回は、
<小麦とライ麦の少量脱穀・籾摺りの方法>
①準備するもの 大体こんなかんじ
②丈夫なてぶくろに小麦を5~10穂のせる
③手でモグモグする
もぐもぐもぐもぐ う~~~~ん
もぐもぐもぐもぐ う~~~~ん
もぐもぐもぐもぐ う~~~~ん
と10回もモグモグしていたら
あっという間に脱穀と籾摺りがいっぺんにできます。
イメージは大きなカバが口をあけて
なんでもかんでも食べてしまう感じです。
エノコログサの草花あそびのように、
穂がお尻からはみ出しますが、
その都度 口のなかに押しこみます。
針のようなノギ(芒)は、大変痛く、
イネ科アレルギーのように肌にイガイガするので
手袋はゴム製などの丈夫なものを選びます。
もみ殻をざっくり手で取り除きます。
ゆすって フー
ゆすって フー
ゆすって フー
5回ほどフーすると、
こうして⑤⑥を数回繰り返すと
あとは こまかーいゴミだけになりますから
ゆすって フー
ゆすって フー
黒いシートは別に敷く必要はありません。
<おまけ ライ麦編>
2mを軽く超すような長い茎でした。
小麦よりも外皮と実が剝がれたやすかったです。
下は1本の穂で、この中に30粒ほどの実が入っていました。
もみ殻の多くをすぐに取り除けます。
しゃかしゃかしゃかしゃか・・・
ゆすって フー
ゆすって フー
ゆすって フー
なぜボールに移し替えるかというと
ザルの目に引っかかってゴミが外に出ていかなからです。
通常はボールではなく箕(み)で行う作業です。
以上、我が家式でしたが、
もっと簡単な方法があるかもしれません。
工夫してみてくださいね♪
左は小麦 右はライ麦
ビンに詰めました。
最近はパンづくりをしていないので
ご飯に混ぜて食べています^^;
<追記>
2024.8月
試しに家庭用精米機にかけて
何回も何回も回していたら
30回くらいかなぁ
※立て続けに回すと壊れそうなので
間をあけつつ優しく回した。
粉になった!
ちょっと粒々は残るけど、
これぞ全粒粉。。。100g
全粒粉入りホットケーキが焼けますッ♪
コメント