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2019年8月 8日 (木)

立秋~空とセミの移り変わり

  立秋8/8より

行き合いの空に

グレーを帯びた白い雲が覆った夜より

炎天下にも涼風が流れるようになりました。

夜の道草にも

エンマコオロギの声が聞こえるようになりました。

8/9より 庭にアブラゼミのアリ塚を見るようになりました。

それまでは全く見かけませんでした。

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我が家では 7/28よりアブラゼミの初鳴きを聞きましたから

寿命はおよそ12日間を目安のひとつとして考えられます。

セミの寿命を自由研究した男の子が居て

野生のセミ数種が1ケ月ほど生きていた記録が出ました、

12日くらいから1ヶ月くらい生きるのでしょうか?

ふと見上げる空にもアブラゼミとクモとの行き合いの空、

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立秋に大きく成長するコガネグモが

アブラゼミをくるくる巻いていました。

これから交接をして生まれてくるコガネグモの命に

アブラゼミの命が引き継がれます。

今年、この畑には初めてコガネグモがあちこちで円網を張りました。

今までハウスの中で 益虫コガネグモ農法といって、

大切にしていたものが、どんどん元気づいて

外にも溢れ出てきたのですね、

コガネグモは埼玉県では絶滅危惧Ⅰ類ですが、

少し気にかけて無農薬にするだけで

数年後、戸外にも増えてくれるのは嬉しいことです。

コガネグモの網は、ジョロウグモより丈夫で、

昔の子供のセミ取り網に使われましたが、

まさにその証明のような立秋の空の光景でした。

そして、

アブラゼミ天下が頂点を極めて下りゆく時、

ツクツクボウシが泣き始めます。

8/6 午後4時ころツクツクの初鳴きを聞きました。

夏の終わりを感じさせるヒグラシは、

ニイニイゼミと同じく実際は早い時期から鳴いています。

 

 

 

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