おじいちゃんちの稲刈り2019
ようやく稲刈りをしました。
大きくなった子供たちは居ませんでしたが
今年、米寿のおじいさんが手伝ってくれました。
昔とった杵柄で
刈り取った稲の束を
「ワラでくくると よかんべ」
と言って、
さっさとワラを運んできて
次々にくくってくれました。
おじいさんが指をさして言いました。
「めが でてるなー
水んなかに つかってっと いっせいに出るんだよな~」
ほんとだ!
2度の台風で倒れた稲から芽が出ていました。
家の中に居るおじいさんより
外に居て野良仕事をしているときのおじいさんは
活き活きとしています。
痩せて腰も曲がって少しボケてきちゃいましたが
俄然、わたしたちより元気です^^!
車の音は少なめで
山の静けさが鳥の声になって響いていました。
とつぜん体中の毛細血管から
どうしようもなくあったかい気持ちが湧いてきました。
その気持ちを
「なんか すごく たのしいよ」
と隣にいたベー助に言いました。
このところ おじいさんから泥棒よばわりで心がポキポキ折れていたベー助も
みんなで稲刈りでした^^
おじいさんの指の先では
白い根が先に出て
みどり色の芽が後から出ていました。
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