簡易かまどで焚き火ご飯
今日は小さな畑のおうち園です。
本日はたき火ご飯な~り~
おっとその前に
粘土が乾いたので焼きましょう。
レンガ窯の上に
炭をならべて
レンガの並べ方は底に空気の道をつくり
熱が全体に回るよう工夫されています。
こうすることで全体的に赤いレンガ色が
出るようになりました。
また黒光りした粘土も重厚です。
粘土を置いて
そーっとそーーーっと、
焚き付けの古ヨシズをのせて火を点けます。
新聞紙は不要です。
そうして朝の会です。
どんなお話しだったかな、
とにかくお米の出てくるお話しで
稲穂のお米をそのまま食べようとするおじいさんの為に
お米を脱穀して籾摺りして炊いて
柔らかくして食べさせてあげよう、
ということになりました。
ちなみに
皆で一粒づつ籾をはずして玄米を食べてみますと
「おせんべいみたい」
「かむとあまい」
と好評な声もちらほら。
<かまどご飯編>
①脱穀
昨年までは手でもぎとったり、
湯呑みやグラスでしごいたりしましたが、
今回は竹や割りばしのハサミをつくり
間に稲穂を差し込み、引っ張ってみました。
少々コツはありますが、
「もっとやるぅ」
プチプチプチ・・・とお米がはずれる感触が気持ちいい!
②籾摺り
それをすり鉢とボールでスリスリして
もみ殻をはずします。
③口で唐箕(とうみ)
もみ殻を吹き飛ばします。
ふーふーの ふーっ、
ふーふーの ふーっ、
④繰り返し
終ると次の稲穂をもってきて
次々に作業してくれるので
なんと手植えした全ての稲穂をはずし終えました。
たたみ1畳分のコンテナ田んぼでした。
みんなでどんどん
⑤籾摺り機も登場!
道具はやはり速いです。
籾摺りをしながら
もみ殻も取り除いてくれます。
そのもみ殻を大切に集めて
お砂場レストランでお料理をつくるのかと思いきや
⑥循環
「はたけに まいてくる」
と土に撒いていました。
ちっちゃなあったかい気持ちが
命になって巡っていくのだと思いました・・・
最後のさいごの稲穂は
アサヒルにあげている人も居ましたね^^
これは卵になるんでしょう♪
ウメーッ、コケーッ、
⑦計量
お米をすりきり1杯、
入れられるかな、
もうちょっと、もうちょっと、
ざざーーーー、
これは見沼の自然栽培米4号
最後に私たちの玄米1合
丁寧に丁寧に ざざざざざーッ
一粒もこぼしませんでした^^
⑧米を研ぐ
まずは、さーっと洗うように水を流して
⑨カマド炊き
オイル缶でつくった簡易かまど。
「つよびにしないでね」
とだけお願いすると
ほとんど子供たちだけで炊いてくれました、
およそ20分、
⑩いただきまーす!
わ~~~、
と歓声があがりました(感涙)。
皆で輪になって
真ん中に置いて
それからフタを開けてね、
というベースケ師匠の指示が入りました^^
~本日のメニュー~
・かまどご飯
・お味噌汁
・ソーラーゆで卵
・七輪椎茸
どれも自家栽培もので、
正真正銘の走り回る御馳走でした。
この先、
何が起こるかわからない世の中なので
お蔵入りするのはもったいないと、
そのようすを一挙公開。
<しいたけ編>
①もいで
「とれないよー」
下にそっとひっぱるといいよ、
クヌギの原木です。
②七輪焼き
焼いている人はシイタケが苦手で食べられない人です^^;
③切って お塩をふって
もぐもぐもぐ・・・
「わ~おいしい~」
子供たちも食べましたが
大人が大喜びです^^
<ソーラーゆで卵編>
①黒缶に卵をいれて水をそそぐ
水は卵が浸るくらい
卵は鶏小屋から
2個持ってきてくれました。
「あったよ~~~」
②透明ペットボトルをかぶせて
温室状態にします。
③セット完了
おととしのおうち園母さんにいただいた
ソーラークッカーセットです。
市販のアルミコンロシートで作る優れものです。
これをカンカンと陽の当たる屋根の上に置いて
1時間半ほど・・・
④茹で上がり
水できゅっと冷やして ムキムキムキ
⑤いただきます
「わー、きいろいッ!」
ここでも目が丸くなる歓声があがりました。
アサヒルありがと~
火を全く使わずに茹で上がるなんて
スゴイとしか言いようがありません。
<味噌汁編>
①抜いて
②洗って
③切る
一連の作業が
特に相談もなく
繰り広げられるのは
七不思議のひとつです。
④お味噌汁屋さん
次々にお代わりのお客さんが訪れて
ついには空っぽになった大鍋です。
向こうでは
「さつまいもちょうだい」
と住み込みのお手伝いさんが
もくもくと食べています^^^^
大根は食べない人も多いのに
なぜ空っぽになったのか
誰が食べたのか
これも七不思議です。
そうしてお掃除もしっかりやって
お待ちかねの自作絵本
~しかけ絵本~「森が風が」
の始まりです。
なんとちいさいお友達が
創ってきてくれました。
川がうまれて森がうまれて風がふく
詩のような歌のような美しい響きの絵本でした。
ということで
他のおともだちにも今まで描いてくれた絵の
お話しをしてもらいました。
なんだかゆたかな時間でした。
またやろうね♡
帰りのお話し会
皆でお米になりますと
ぽこん、ぽこんと こめつぶになって ころがって
空を見上げますと
青一色の小春日和り
おーしーまいまいまいまいまい
<おまけ>
本日のお砂場レストラン食材
ナンキンハゼの紅葉チップが美味し素
「あのね、コーンとカリンをくっつけてー
それで いろをつけるってのはどう?」
どこかに名コックが居ます。
ほおのきキツネも居ます
この後、お面をとった顔がさらにおもしろかった^^
天性の顔芸で二重に笑わせてくれます!
竹を割ったら
タケトラカミキリの幼虫
小人さんたちも
マッチに火をつけて
かまどご飯を炊いていました。
ソヨゴの実で
マッチ棒を作っているお友達が居ましたが
ここにありました^^!
粘土も焼けましたッ
しかけ絵本「森が風が」
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