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2019年11月20日 (水)

簡易かまどで焚き火ご飯

今日は小さな畑のおうち園です。

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本日はたき火ご飯な~り~

おっとその前に
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粘土が乾いたので焼きましょう。

レンガ窯の上に
炭をならべて

レンガの並べ方は底に空気の道をつくり
熱が全体に回るよう工夫されています。
こうすることで全体的に赤いレンガ色が
出るようになりました。
また黒光りした粘土も重厚です。

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粘土を置いて

そーっとそーーーっと、

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焚き付けの古ヨシズをのせて火を点けます。
新聞紙は不要です。

そうして朝の会です。
どんなお話しだったかな、
とにかくお米の出てくるお話しで
稲穂のお米をそのまま食べようとするおじいさんの為に
お米を脱穀して籾摺りして炊いて
柔らかくして食べさせてあげよう、

ということになりました。

ちなみに
皆で一粒づつ籾をはずして玄米を食べてみますと
「おせんべいみたい」
「かむとあまい」
と好評な声もちらほら。

<かまどご飯編>

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①脱穀

昨年までは手でもぎとったり、
湯呑みやグラスでしごいたりしましたが、
今回は竹や割りばしのハサミをつくり
間に稲穂を差し込み、引っ張ってみました。

少々コツはありますが、
「もっとやるぅ」

プチプチプチ・・・とお米がはずれる感触が気持ちいい!

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②籾摺り

それをすり鉢とボールでスリスリして
もみ殻をはずします。

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③口で唐箕(とうみ)

もみ殻を吹き飛ばします。

ふーふーの ふーっ、
ふーふーの ふーっ、

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④繰り返し

終ると次の稲穂をもってきて
次々に作業してくれるので
なんと手植えした全ての稲穂をはずし終えました。
たたみ1畳分のコンテナ田んぼでした。

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みんなでどんどん

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⑤籾摺り機も登場!

道具はやはり速いです。
籾摺りをしながら
もみ殻も取り除いてくれます。

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そのもみ殻を大切に集めて
お砂場レストランでお料理をつくるのかと思いきや
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⑥循環

「はたけに まいてくる」
と土に撒いていました。
ちっちゃなあったかい気持ちが
命になって巡っていくのだと思いました・・・

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最後のさいごの稲穂は
アサヒルにあげている人も居ましたね^^

これは卵になるんでしょう♪

ウメーッ、コケーッ、

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⑦計量

お米をすりきり1杯、
入れられるかな、

もうちょっと、もうちょっと、

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ざざーーーー、

これは見沼の自然栽培米4号
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最後に私たちの玄米1合

丁寧に丁寧に ざざざざざーッ

一粒もこぼしませんでした^^

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⑧米を研ぐ

まずは、さーっと洗うように水を流して

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⑨カマド炊き

オイル缶でつくった簡易かまど。

「つよびにしないでね」

とだけお願いすると
ほとんど子供たちだけで炊いてくれました、
およそ20分、

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⑩いただきまーす!

わ~~~、

と歓声があがりました(感涙)。


皆で輪になって
真ん中に置いて
それからフタを開けてね、
というベースケ師匠の指示が入りました^^

~本日のメニュー~
・かまどご飯
・お味噌汁
・ソーラーゆで卵
・七輪椎茸

どれも自家栽培もので、
正真正銘の走り回る御馳走でした。

この先、
何が起こるかわからない世の中なので
お蔵入りするのはもったいないと、
そのようすを一挙公開。

<しいたけ編>
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①もいで

「とれないよー」

下にそっとひっぱるといいよ、

クヌギの原木です。

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②七輪焼き

焼いている人はシイタケが苦手で食べられない人です^^;

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③切って お塩をふって 

もぐもぐもぐ・・・

「わ~おいしい~」
子供たちも食べましたが
大人が大喜びです^^

<ソーラーゆで卵編>

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①黒缶に卵をいれて水をそそぐ

水は卵が浸るくらい

卵は鶏小屋から
2個持ってきてくれました。

「あったよ~~~」

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②透明ペットボトルをかぶせて

温室状態にします。

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③セット完了

おととしのおうち園母さんにいただいた
ソーラークッカーセットです。
市販のアルミコンロシートで作る優れものです。

これをカンカンと陽の当たる屋根の上に置いて
1時間半ほど・・・

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④茹で上がり

水できゅっと冷やして ムキムキムキ

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⑤いただきます

「わー、きいろいッ!」

ここでも目が丸くなる歓声があがりました。
アサヒルありがと~
火を全く使わずに茹で上がるなんて
スゴイとしか言いようがありません。

<味噌汁編>

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①抜いて
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②洗って
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③切る

一連の作業が
特に相談もなく
繰り広げられるのは
七不思議のひとつです。

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④お味噌汁屋さん

次々にお代わりのお客さんが訪れて
ついには空っぽになった大鍋です。
向こうでは
「さつまいもちょうだい」
と住み込みのお手伝いさんが
もくもくと食べています^^^^

大根は食べない人も多いのに
なぜ空っぽになったのか
誰が食べたのか
これも七不思議です。

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そうしてお掃除もしっかりやって

お待ちかねの自作絵本

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~しかけ絵本~「森が風が」

の始まりです。
なんとちいさいお友達が
創ってきてくれました。

川がうまれて森がうまれて風がふく
詩のような歌のような美しい響きの絵本でした。

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ということで

他のおともだちにも今まで描いてくれた絵の
お話しをしてもらいました。

なんだかゆたかな時間でした。
またやろうね♡

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帰りのお話し会

皆でお米になりますと
ぽこん、ぽこんと こめつぶになって ころがって
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空を見上げますと

青一色の小春日和り

おーしーまいまいまいまいまい

<おまけ>
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本日のお砂場レストラン食材

ナンキンハゼの紅葉チップが美味し素


「あのね、コーンとカリンをくっつけてー
それで いろをつけるってのはどう?」
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どこかに名コックが居ます。
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ほおのきキツネも居ます

この後、お面をとった顔がさらにおもしろかった^^
天性の顔芸で二重に笑わせてくれます!

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竹を割ったら

タケトラカミキリの幼虫

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小人さんたちも
マッチに火をつけて
かまどご飯を炊いていました。

ソヨゴの実で
マッチ棒を作っているお友達が居ましたが
ここにありました^^!

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粘土も焼けましたッ

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しかけ絵本「森が風が」


 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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