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2019年12月16日 (月)

もうすぐお正月だよ、かがみもちづくり

今日は小さな畑のおうち園です。

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はやいもので今年最後の日です。
新しい年を迎える準備をしようと
畑ぼうずさんが張り切っています。

「もちを おくれよぉ~」

手に粉をはたいて モチ待ちです!

その前に
お庭のレモンの木を見て
何やら閃きました。
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<葉っぱの ぬいもの>
サザンカの葉をつなげています。
よく見ると
通しただけでなく
器用に並み縫いしています^^

サクッ、スイ~~~~ッ、
サクッ、スイ~~~~ッ、

縫い心地抜群です。

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できた~♡
お針は<レモンの枝のトゲの針>でした。

若い木には長いトゲが生えています。
危ないからといって切ってしまうには
惜しいほどの立派なトゲです。
周りの木々が落葉してトゲが目立つのですね。
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いつのまにか
<さざんか蕾のネックレス>をつくり
2個目も制作中でした♪
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<さざんかめがね>
仮面舞踏会のマスクかと思ったら
針に糸を通せない老眼のベー子をみて作った
心づくしの老眼鏡でした^^、、、タハハ

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朝の会では、

♪とーんとーんとんてんとん

とお餅つきの練習です。
もちつき大王が
みんなの腕前を見ているところです。

だいじょうぶかな、
もちつき大王に
はさまれないでね。

「蒸す編」

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①水を切る

もち米6号。
一晩水に浸しておきました。

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②セイロにもち米を入れる

蒸し布、水にぬらして~
いいよ~
そーっとね、

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③お釜に水を入れる

とぽとぽとぽ・・・

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④火をつける

みんなの育てたワラを
焚き付けにしようか、

ワラをまるめて、、

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シュッ、シュツ、

「ね~このマッチでつけてみて~」

あれ、つかないな~

ゲラゲラゲラゲラ・・・


よく見ると
<だましマッチ>でした^^;
ソヨゴの赤い実で出来ています。
本物よりホンモノっぽい!

ちいさなお友達考案の
そよごマッチにまんまと騙されましたッ

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⑤のせる

うんしょ、、

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⑥炊く

火吹き竹

ぷふ~~~

もふ~~~

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ぼふッ!

魔術師のようです

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燃えカスも火ばさみで拾って
きれいに燃やしてくれる人たち。

くんくん いい匂いもしてきた・・・

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⑦炊けたかな

まあだかな?

皆でちょっとお味見、
おいしいね~♡
でももうちょっとだね、
(ほんのほんのわずかな芯)

くんくんくん
ふんふんふん

たけたかな?
まあだかな?
ちょっとお味見
もう炊けた!
おいしいね~~~~♡
おこわだね~
(サイコーに美味しい瞬間!)

 

そんなこんなの最中に
同時進行でよく出来るものだと
本人たちも不思議なのですが

「みそ汁、からみ納豆、きなこ編」
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①大根ぬいて
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②切って

ね~おミソつけてたべたら
おいしいんじゃない?

んじゃ~にんじんきるよ、

料理研究家のような人や


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③からみ納豆をつくって

「フワフワ♡」

大根おろしをそ~っと触って
つぶやく人や

トントントン
シャッシャッシャッ

ねばねばの刻み納豆を
いったいどこで熟達したのか、
二刀流の技でおろしの上に乗せる人。

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④からすうり納豆

同じころ、
お砂場厨房でも
熱心に何やら作っていました。

なあにこれ?
「からみなっとうだよ」

食べられるか食べられないかを
はるかに凌駕して
この後、
次々に名品の数々がタクシーに乗せて
テーブルに運ばれました。

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⑤きなこ

小さく切った餅を
この中へ投入していく
きな粉まぜまぜ。

お味はどうかな?

ぺろっ
ぺろっ、

ケラケラケラケラ・・・

言葉なく顔を見合わせて
ただ笑い声がひろがりました。
遠い昔の記憶が
ふっと蘇えるようでした。

さ~
いよいよ「もちつき かがみもち編」
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①ねる

いきなり搗くと
米粒が飛ぶから
つぶすんだよ

ひとりひとりつぶしましたが、
とても上手でビックリします。

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②もちつき

ぺったん ぺったん ぺったんこ

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③かがみもちづくり

お餅がつけたら
最初に鏡餅をつくります。
年神さまのお座りになるところです。

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できました~



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「どうしてかがみもちなの?」

「かは かみさまのかといっしょだからじゃない?」

どうしてでしょうね。
大人も子供も いっしょに考えました。
米つぶひとつひとつの中に
命が宿っていて
それをつくことで丸くひとつにつながり
鏡のように光りお日さまのように輝く、
だから鏡餅なのでしょうか?
きっとみんなが大きくなりながら
じぶんなりの腑に落ちるこたえと
出会っていくのでしょう。

こんな瞬きのような問いが
言の葉につむがれて
皆でしずかなひと時をともに過ごせたことは
それこそ奇跡のようで

ぬけたタマシイが
あたらしいモチダマになって
身体に宿るようでした、


あれ? これが大人へのご褒美(おとしだま)かな?
毎年くりかえし鏡餅をつくるのは、
鏡餅というお年玉が魂になって体に入る
とくべつな感覚のためだったのかもしれません。

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いっただっきまーす♪

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お砂場レストランにもご馳走の山♪

いつにない創作意欲でした、

そうか、お節料理なんですねッ!!!!!!

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<帰りのお話し会>


もちつき大王が出てきて

もちつきは上手くなったかあ~

と聞きました。

うまくなったよ~~~♪

♪とーんとーんとんてんとん 

とんてんとんてん

とんてんとん

おーしーまい

今年も大変お世話になりました。
来年もどうぞよろしくお願い致します。

<おまけ>

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ごちそうさま


味噌汁も
あんこも
きなこも
からみ納豆も
すべて食べつくしました!

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畑ぼうずさんも
鏡餅をかざって大満足
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アサヒルも水をもらって大満足


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食べ忘れてしまった味噌づけ野菜

皆が帰った後の
ベー助べーこのおやつになりました。
おいしかった~♪

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びーだまころがし

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オオバベニガシワの創作バッグ

ふんわりすてきです!

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縫い針と山茶花ネックレス

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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