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2020年1月31日 (金)

昔遊びの授業~安行東小1年生

今日は安行東小学校1年生の昔あそびの授業に行ってきました。

遊びの国から竹馬に乗ってやって来た、あそび名人が子どもたちに呼びかけます。

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「今日は遊びの国をみんなで探険しよう。みんなは遊びの国探検隊の隊員です。」

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草花あそびの紹介、サザンカの花びらで笛を吹きます。

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はねつきと数え歌。先生がはねつきをして、子供たちが数え歌で応援します。
歌と遊びを覚えました。

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あそびの紹介、お手玉。お手玉を投げ上げて、拍手。

さあいよいよ、子供たちが、あそびの国の探険に出発です。

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コマ回し。よし、まわったぞ~

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あやとり。女の子に人気でした。

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ダルマ落とし。コンコンといい音が響きます。

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けん玉。じょうずな子が多かったです。

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おはじき。指ではじいて遊びます。

あそびの国の探険が終ったら、発表の時間。
クラスの遊び名人が、遊びの技を披露してくれます。

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お手玉の紹介。空中に投げあげたり、手ではじいたり、歓声が上がります。

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けん玉の紹介、とめけん。2回失敗。みんなから「がんばれ―」の声援。
3回目に成功して、大歓声が上がりました!

終わりの会で、遊びの名人からのメッセージ。
「いま、世界中でプラスチックのゴミが問題になっています。
それは、つちに戻らないからです。そのゴミを動物が食べて死んでいます。
今日遊んだ遊び道具は、木や紙や布やみんな土にかえる自然の材料です。」

私たち遊びの国探検隊は、実は、きょう自然や地球を守る活動をしたのです!

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そして遊びの名人は、竹馬に乗って、遊びの国に帰っていきました・・・

おしまい・・・

 

 

 

 

 

 

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2020年1月30日 (木)

葉っぱ凧

「たこ」(加古里子/福音館書店)の

~風に飛ぶものなら何でも凧になる~

という凧のタコたる凧質を突くカコ名言に誘われて

昨年の暮れに
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風化寸前の落ち葉をぎりぎり拾い集め、
新聞紙に挟んでおき、

(葉に水を打てば平らになります)

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左からカシワ・ホオノキ、ユリノキ(ハンテンボク)


年明けに子供たちと作り飛ばしました。
公共施設の一室なので
狭い部屋で

♪たこたこあがれ てんまであがれ

と唄いながらグルグル回る10名ほどの子どもたちは
魔法か暗示にかけられたような無心さと無邪気さで
もう止まらない洗濯機の渦のようでした^^;

「葉脈が竹ヒゴの役割を果たしてるんですね」
「和紙は、植物から出来ていますしね」
「よく考えれば葉っぱ凧はタコそのものですよね~」


なんて終わった後、
大人が帰りながら話していると
年中さんの女の子が、


「え、カミは木から つくるの?」
「じゃあ、どうして紙はしろいの?」
「木をはがして つくるの?」


と次から次に疑問がわいてきたらしく
妖精のような瞳と ささやき声で
1m下からこちらを見上げているのでした。
その距離は近いようで遠く
普段は気づかない垂直の死角ゾーンですが、
♪たこたこあがれ
の呪文とともに一瞬のみ、
開かれた窓のようでした。


絵本には
葉っぱ、ハガキ、ビニールが紹介されていましたが、
葉っぱ凧の詳細は載っていません。
そのため、
本当に飛ぶのか半信半疑のまま
すべてテキトーに作りましたが、
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試作品は戸外でも飛びました。
3~5mは上がっています。
ラインが自然の流線形なので
持って歩くだけで かなり感動します。

気をよくして
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おうち園準備クラスでも
また作りました。

かなり水分が抜けて
触れただけでバリバリ割れてしまう状態でしたが、
破壊寸前に広間を見つけ
かろうじてお空に飛んだ凧でした^^。

(水に浸ければ長持ちします)

 

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2020年1月29日 (水)

畑ぼうずさんからのお手紙

今日は小さな畑のおうち園です。

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最高気温18度の予報でしたが
おうち園縁側は23度でした。
真夏のような暑さです。


そこで、
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早速ソーラークッカーに
にわとり小屋で見つけた卵を仕込みました。
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春のお花も開きました。
お砂場メニューも春の宴の感です。

食器も新しくなりました。
おじいちゃんちの廃屋に
幾重にも厳重に積み重ねられていた
贈答品の食器類の山から発掘しました。

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毎年2月10日前後に咲く
白梅の花の蕾も膨らんできました。
まだ咲いていませんが、
剪定枝の枝の蕾もぷっくり膨らんで
春が来るのを今か今かと待っています。

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朝の会です。
春がもうすぐそこまで来て、
少し大きくなったみんなに
畑ぼうずさんから手紙が来ました。
どこに?

ここが ぶらんこで
ここが にわとりごやで
ここ、ここにあるって!

わかる?
う ん

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探しに行くと
みつばち小屋がありました。

うわー、みつばちがとんでる!
ぶーんぶーんぶーん、
元気がいいね~

気温が高いのでミツバチも箱から一斉に飛び出してきました。
ちょっと怖いので
遠回りして行くと、

ありましたッ!
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でも高いネムノキの上で届きません。
小さいハシゴに登りましたが届かず、
木登りしましたがツルツル滑って上れず、

あ、おっきいハシゴがある!
これなら とどくんじゃない、

と皆で力を合わせて

よいしょこらしょ、
よいしょこらしょ、


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とどいたッ!

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しかし、下は剪定枝の枝の山で
喜んだのも束の間、

うわあ~
あるけないよ~

すると誰いうとなく集まってきて

よいしょこらしょ、
うんとこしょ どっこいしょ
はっきた ほっきた、

と運び出し、
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無事、畑ぼうずさんの手紙を開きました。

畑ぼうずさんの手紙は設計図だったようで、

絵を読み解いていくと

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①竹きり
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②コルクの蓋合わせ

これは、はいらない、
これは ゆるゆるする、
これは?

ぴったりの穴が見つかったら
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③節ぬき

とんてんかん
とんてんかん、

向こうで応援?している人も居ます^^

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年長さん組は遠くでスリスリ。
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しばらくして見にいくと

とんてんかん
とんてんかん

何ができるかな?
たぶん、
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こんなのができるかもね。

「あれ、ねー、イスがないよ~」

ほんとだ!

糸や椅子など、
足りないものを
描き足してくれました。
子どもたちの描く絵は
どうしてでしょう、
無生物まで生きているように見えます。

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さて、お昼になったので
お弁当を食べていましたが、
茹で卵を出すのを忘れています。

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急いであけると、
まだ生卵でした。
(ひたひたの水で良いところ、大人が
缶いっぱいに水を入れすぎた為です)
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そこで炒り卵にしました。

おうち園シェフの日頃鍛えた見事な手さばきで
美味しそうに焼きあがりました。

午後は、
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おせんべ職人さんたちによる
おやつづくり。
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至福のひととき♪

おいしそ~~~

 
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帰りの会です。

♪おせんべ おせんべ やけたかな くるっ
♪おせんべ おせんべ やけたかな くるっ

焼けた人から本物のお煎餅を食べられるので
リアルな緊張感がただよいました^^;

おーしーまい

<おまけ>


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なでてみた♡  

本物の羽毛布団、
ふんわ、ふんわ、

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絵本のじかん「まゆとりゅう」

おともだちが自前の本をもってきて読んでくれました^^

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あそびの足跡

飯盒の蓋をあけたら
カメが出てきました^^

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今日はこんな顔!

 

 

 

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2020年1月27日 (月)

アウシュヴィッツ解放記念日

廃屋の整理でベー助さんの本棚から
「ガラスのうさぎ」(金の星社)を見つけて読みました。

子供のころ推薦図書で有名な本でしたが、
読んだことはありませんでした。
その頃、現実的な辛く悲しい話は決して読めませんでしたが、

物置にしているビニールハウスの途中に置いておき
通りがかったときに少しづつ
しゃがんで読みました。
高木敏子さんの子供のころの戦争体験です。

なぜか、この本と同時期に
部屋の中で寝る前に読んでいた本は
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「流れる星は生きている」藤原てい著

これはどんどん壮絶な
母と幼子3人の中国引き揚げ脱出行なので

読みながら何度もあの世へ行きました。
登場するすべての女性と自分が重なるのですが
そのどれもに耐えきれませんから
あの世へ行ったつもりで読むしかありません。


わたしの母は中国から引き揚げるとき子供で、
恐かったと言っていました。
よく花札で遊んでくれた優しい祖母が
叔母たちに言わせると、
たいへん強い人だったという話しが、
この本を読んで ようやく腑に落ちてきました。
今ならわかる気がします。

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その後すぐに、
何百人待ちの直木賞「宝島」が
ちょうど冬休みに届きました。

戦果アギヤーの話しで
沖縄の戦後の動乱の過酷な島全体の息遣いに
はじめて触れる思いでした。
それが今も続いて、、、、

そしてこの流れを止められなくなったのか
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「アウシュヴィッツの図書係」を
先日1/27~1/28 読み終えました。

1945.1.27
ちょうどアウシュビッツ解放の記念日でした。
最後、実在の少女ディタが解放され、
一緒にアウシュヴィッツから解放された思いでした。

あとがきのフレディ・ヒルシュ(実在の人物)の記述に
最後の最後まで驚かされます。
少女の頃のディタ同様、
ネット情報で打ちひしがれていた希望の灯が
ふたたび灯りました。

「なぜ囚人たちは立ち上がらなかったのか」
以前、誰かが言っていた問いが
それぞれの歴史の中で
また違う重みで
響いてきました。

 

 

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2020年1月25日 (土)

綾瀬の森で昔遊び&自然遊び

今日はコロボックルくらぶの活動があり、綾瀬の森で、昔遊びと自然遊びをたっぷり行いました。

寒い日でしたが、44名の親子が参加しました。

今、プラスチックごみが地球レベルで問題になっています。
まちに捨てられたプラスチックごみは、川から海へと流れ、それをエサと間違えた動物たちが食べて、
死に至っています。
海のプラスチックごみは砕けて、マイクロプラになり、魚が食べて、それを私たちが食べています。

昔遊びは自然材料で、自然に還るエコな遊びです。
今回は、遊びがエコ活動です。

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綾瀬川を愛する会・幾島さんのお話し。
水を汚さないようにと、髪を染めるのをやめたとのこと、
自然のために、自分で出来ることを始めようと呼びかけてくれました!

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幾島さんのお話を受けて、今日の活動はゴミ拾いから始めました。

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コロボックル表彰、銅のステージをクリア!

まずは、昔遊びの紹介です。

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けん玉。
メンバーの男の子とお父さんが、けん玉のコツを教えてくれました。

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ベーゴマ。
ひもの巻き方と、対戦の仕方を紹介してくれました。

紹介の後は、さあいよいよ遊びの開始です~

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けん玉は、お父さん名人が、けん玉検定をしてくれました。

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こちらがけん玉検定、一番簡単なクラスは、
初めての幼児もクリアーできて、みんなで楽しく上達できます。

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2才の子もクリアーです!

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こちらはベーゴマ。まずは、ひもの巻き方を練習です。

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こちらでは、七輪の火起こし。
炭に火をつけ、おせんべい焼きの準備です。
これも、貴重な体験ですね。

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木の枝にひもを掛けて、ブランコ遊び~

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綾瀬の森恒例、木登り~

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木の幹の巻いたコモを外して、冬の生き物しらべです。

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ウシカメムシがいました!肩の棘が鎧のようです!!

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子供たちが写真に撮って、記録しています。

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アブラムシにアリのペア~

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アカボシゴマダラの幼虫。

遊びがひと段落したら・・・

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おせんべい焼きです。

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じょうずに焼けていますね!

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醤油をぬると、香ばしい香りがしてきます~

あっという間に、終わりの会です。
覚えた遊びを披露です~

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けん玉の「もしカメ」

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ベーゴマの対戦。

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最後に今日の感想を言ってくれました。
「けん玉ができるようになりました。」

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最後に森にお礼を言って終了です。
「今年もよろしくおねがいします!」

 

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2020年1月23日 (木)

にわとり小屋の表札

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にわとり小屋に表札が出来ました。

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こおんなかわいいニワトリさんを
小さなお友達にもらったので
額縁にいれて一生ものの看板にしましたッ!

去年の人形劇「ブレーメンの音楽隊」の
ニワトリさんの役をした時にいただきました♪
いつもは一人ひっそりと
マッチ箱カバーをニードルで作って記念にして
そっと終わるので、
本当にびっくりでしたッ!

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ところで、
この頃アサヒルは食欲旺盛でなので

生ごみに鶏のエサをふりかけて
生ごみも食べてもらっています。
さらにお米屋さんの国産米ぬかで増量して
お米も時々ちょっとトッピングしてあげます。
今まで飼っていたニワトリたちは
畑の草や虫や玄米だけで生きていましたが、
それだけでは足りない勢いがあります。

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おかげで
こんな立派で美しい鶏糞を落としてくれます。

鶏糞は牛糞とはちがい、
チッソ、リン酸、カリの
三大栄養素やその他をバランスよく含んでいると言われますから

これは言うなれば「フンの宝石」です。
白い尿酸部分をしっかり乾燥させて
乾燥鶏糞の元肥として
1ケ月前の畑に投入しようと大切に貯めています^^

ところで卵も今や
どんどん巨大化して
33gが55gになり64gになり95gにもなりました。
双子卵率も今週は4割超えです。
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というのは二羽とも雌だったらしい。


ヒル(左)の小さかったトサカも急に伸びて
アサ(右)と変わらないぐらいになり、
1/20の朝は、2個の卵をとうとう発見ッ!!!
1羽が1日に2個産むとは考えづらい状況です。
アサはきっと♀だったのでしょう。
よく巣ごもりしているし、
急におかあさんっぽく見えてきました。

<おまけ>ブレーメンの音楽隊
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ニワトリに羽をつけるのを忘れてしまいました^^;


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2020年1月22日 (水)

お山の神さまにあけましておめでとう~凧あげ

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暖冬ですが、
4日前には初淡雪が降り、
今日は大変寒い日です。
お山には氷や霜柱はあるでしょうか?

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 ぶ厚い氷はありませんが
うす氷が張っていました。
「とれるかな?」
「あーとけちゃった」

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しもばしら発見!

袖口に黒い泥の塊がついているので
転んだのかと思ったら、
シモバシラを大切に乗せていました。

「どこにあったの?」
「ここだよ、ほら」
「ほんとだ、しゃりしゃりする!」

今日のおうち園は
お山の神さまに新年のご挨拶に行く日です。
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途中で
夏みかんを発見。

「ねえ、あれはなに?」
「シークワーサーだよ」

たわわの夏みかんのとなりに
たわわなシークワーサーも発見。
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お、カラスの巣も発見!
大けやきの梢から
カラスが悠々と飛びだちます。

「おやまのかみさま あけましておめでとう
ことしもよろしくおねがいします」

今年もみんなを見守ってくれます♪

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シイタケ発見。
ひとつづつもいで
リュックに入れました。
「とれないよ~」
「下にポキンと押すととれるかなぁ」
「とれた」

寒さに手がかじかんでいます。

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橋 発見。

誰に教わることなく
重心を低くして
特にワケもなく
慎重に渡っていました^^

密かな冒険の旅がもう始まっています。

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さあ、出発です。
山あり谷あり倒木あり
登山道よりも険しい道を
よいしょこらしょと進み、
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最後は手と手をつないで助け合って登頂。

ヤッホーーーーーッ

しかし先はまだまだこれから・・・

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食べたあと発見

「これなあに?」
「ゆずだね、」
「だれか たべてる」
「ヒーヨ、ヒーヨって言ってるよ」
「ヒヨドリだ」

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「ほらぁ♡」

つやつやのシラカシどんぐりを
落ち葉の山の中から大発見。

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犬の足跡発見

「わークマのあしあとだー」

いや、ここにはクマは居ません^^;

いろんなものを自力で発見する人たちです。

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前回の続きで
凧の足をつけて
紐もつけて、

凧の完成です。

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第一号走者、

見事に上がりました。
走って走って走って
寒いのにどんどん薄着になっていきます。

「ねーあし、いろんないろ つけたい」
「3ぼん つける~」

凧は左右のバランス、上下のバランスが肝心ですから
重すぎて飛ばなくなるのじゃないかしら、と思いましたが

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子どもたちは天才でした。
足をたくさんつけて
さらに高く高く飛びました!

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これは葉っぱに足とヒモをつけた
葉っぱ凧。

「カシワ凧」

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「ハンテンボク凧」

半纏の形をした葉が
赤い黄土色の光沢をもち、
散歩につれて歩きたくなります。

「ホオノキ凧」も大きく見事でした。

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そうして凧もひと休み。
桜の木の休憩所。

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「あなが あいてるよ」
「ヘビがすんでるかな」
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「じゃがいもみたい」

何の木だろうと思ったらサンゴジュでした。
珊瑚樹、
名前といい、立派な葉といい、紅葉といい、実といい、洞にコブまで、
小人さんにとってはアドベンチャーワールドかもしれませんね。

それから
お弁当をたべて
となりの神社にもご挨拶をして
あんまり寒いので
探険を中止し下山しました。

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リュックに焚き木を詰めて歩いていました^^;

枝を拾って、
いったい何をしているのかと思っていたら
「ねーこれ、まきになるねー」
寒さにふるえる皆なの先の先を読んだ行動でした。

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ただいま~

 

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外で生きる民族は
本能で暖をとるのでしょうか。
火を発見をしたときの先人の喜びを
噛みしめる思いでした。

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体も心も元気になり
「ねーなんだか ここ すみやすそうじゃない♪」
と、家づくりも始まりました。

火を発見した後は
もしかしたら次は、
家づくり本能が湧くのか、、、

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壁ができ
シートが敷かれ、

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「ここ だいどころ」
「こっちに いすをつくろう!」
「このきは、おへやに かざる」

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「これ てーぶるにしよう」
「いいわね~♪」

「これはどうする?」
「う~ん」

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素晴らしきかな

玄関と入り口も完成。

「ものかけ つくろう」
「くつは、ここ」
「じゃんぱーは ここにかけとこう」

幼いころ散々遊んだ秘密基地づくりが
わくわくどきどき
細胞レベルで蘇りました。

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一家団欒。

朝、収穫した

「夏みかんのおやつ」

も切り分けられました。

「おいしいね~♡」

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  『愛すべきBINNBOUかぞく』

「〇ちゃんと〇くんは お父さんとおかあさん」
「○ちゃん〇ちゃん〇ちゃんは さんしまい」
「じゃあ、ベー助さんと私は じさと ばさがいい」

余った夏みかんは
台所の貧乏神さまにお供えしてくれました。

最高の一日でした^^!!!!!!!

おーしーまいまいまいまいまいまい

<おまけ>
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あーカオがあった!

新しい顔です。

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ここにも!

ちょっと古い顔もあります。

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背あぶりをして
信じられないくらいホカホカにあったまった後は
皆、うそみたいに薄着になり、
腹あぶり。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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2020年1月19日 (日)

海洋のみならずスチック問題

「2050年までに
海中に存在するプラスチックの重さが
魚の総重量よりも重くなってしまうと
予測されている」

の県水環境課のポスターが
私たちの綾瀬の森にも
貼ってあります。

んなわけないでしょー!

みたいな予測ですが
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これは読みやすく納得。


プラスチックとは何ぞやから始まって、
その歴史(1855年の天然素材から始まり合成へ)
海洋汚染の現状、
リサイクルの現状、
今後の対策、
わたしたちに出来ることへと進んでいきます。

ズラズラ出来ることをまとめてみると、

①立法(使い捨てプラを抑制する法律の制定など)
②行政(市町村、地方自治体、学校等の分別啓蒙取り組み)
③企業(レジ袋やストローの変更、プラ不使用の棚の設置など)
④家庭(マイクロビーズやスポンジ、フリースなどプラ原料購買変更等)
⑤広報(自主上映会「海~消えたプラスチックの謎」など、ゴミ拾い企画、プラなしディ等)
⑥科学(海藻原料生分解性プラ等の開発、微生物分解、清掃やリサイクル分野)

ちょうど生活クラブに海洋プラスチック問題のチラシが入っていました。
・東京湾のイワシの70%からマイクロプラが検出
・山形県酒田市 飛島のゴミ漂着
・水道水やペットボトルの水にも入っている
・人間が1週間に摂取しているプラスチックの量は
キャッシュカード1枚分

もはやアホウドリやクジラがプラ食で餓死ではなく、
中国揚子江の ゴミの山でもなく、
イギリスのスーパーマーケットのムール貝だけでなく、
私たちの住む国、町、体のなかで
プラスチック問題が起きています。

希望と夢も
☆アフリカ(ケニヤなど)プラ袋の完全廃止
☆フランス 2020までコップ、皿、スプーン、ナイフ等の禁止目標
☆アメリカ、EU プラ容器BPA使用禁止
☆ニュージーランドの某チェーン店 各店舗にプラ不使用の棚設置
☆ニューヨーク市 発砲トレーやレジ袋の使用禁止

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☆日本 なんと新装した近所のスーパーにも分別回収コーナーが出来ました!

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重さでポイントがついて
お買物に還元されます^^!

 

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2020年1月18日 (土)

見沼田んぼ自然観察会・冬

今日は、見沼田んぼで開催しています、親と子の自然環境調査の活動がありました。

雨の降りだしそうな非常に寒い日で、参加者は2家族。

じっくり、自然観察を楽しみました。

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動物のフン。植物の種が入っておりよく観察すると、
カラスウリの種でした。

隣にあった白い鳥のフンには、エノキの種が入っていました。

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こちらは鳥の足跡。指の数は、3本のようですが、
実は後ろ側にも小さな点があり、4本になります。
後ろ1本も利用して、枝につかまることが出来ます。

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薪割の中から出てきた、大きな幼虫。
カミキリの仲間。

調整池では、ハクチョウは見れませんでした。

オオイヌノフグリが開花していました。

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2020年1月17日 (金)

四字熟語

2020、中くらいの学校の新年会は、新田食堂。

いつもと変わり映えしませんが、
ここのお姉さんは超いい人で
若さと笑顔と長身と宇宙全体に広がっても余りある明るさで
おかしな中くらいのメンバーを迎えてくれます。
この人が居るだけで
世界に誇れる新田となっています^^!

山盛りのから揚げが来るのを待ちながら

「ねーお魚カードもってきた?」

Yくんに聞かれました。

しかし今回は、

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「四時熟語カード」

漢字が得意なので
皆なで書いたら楽しいかと持ってきましたが、
「いちごいちえ」とか、
「きしかいせい」とか言われても
その言葉自体を知らなければ
かんたんな漢字でも書けないのだと
ふいに悟りました。

こりゃ、早まった、と思いつつ
もったいないので絵札の裏の意味解説をひとり読んでいたら
じぶんも結構知らないし覚束ないことに
はたと気づきました。

そこで最後まで面白半分に読んでみると、
とつぜん読み札が出てきました。

そっか、これはカルタだったのかと、
またその読み札を読んでみると
おお~~~
今、読んだばっかりなので
上の句を読んだだけで
下の句の四字熟語がすんなり出てきましたッ。

なんてきもちい~~♪

というわけで
Yくんに読み札を読んでもらい、
即座に下の句で応答するという
かすかながら万葉感ただよう正月カルタ遊びとなりました。

その影響が書初めに出ました。
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意味:胸の内はどんなに激しい渦が巻いていようとも
     その中心には静けさを描く

使い方:「渦胸点静をたもつ」

    

解説:天変地異に荒れる世の中で
   人々の生活すべてが翻弄され
   何をよりどころとしていいかわからなくなった賢人が
   普段愚かさを常としている者の心に
   いつもと変わらぬ静なる中心を観た、
   という近未来故事。

注意:すべて創作、四字熟語ファンタジーなので、
   本気で使わないようにしましょう。

 


    

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2020年1月15日 (水)

凧づくり

2020年(令和二年)の小さな畑のおうち園のはじまりです。

前日までの暖かさとは打って変わって
雨が雪に変わりそうな寒い一日でした。

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むくろじ小人さんは
コマ回しや
凧あげや
竹馬をして遊んでいました。

遊びといえど
手先や足先も使い
瞬時にバランス感覚を研ぎ澄まし
色をぬったり想像をふくらませなければ
先に進めないので
あるイミ真剣そのものです^^

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どんぐりゴマ
竹ゴマ
木ゴマ

何色ぬる?
「あのねー、みどりと くろ」

色のパワーもあってか
どんどん回転力がアップしています。

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古い竹馬にのったら
この後、竹馬が真ん中からポキンと折れて
びっくりしました。
竹馬の骨折です。
中から竹の粉と
タケトラカミキリの幼虫が出てきました。

突然のハプニングの結末は予期せぬ展開、
ちいさなイモムシの仕業でした。
あそびは想像をはるかに超えてナゾに満ち、
おもしろいことばっかりです!

しかし本当に寒い日で
どんど焼きにも体は暖まらず
お部屋に入って朝の会。

♪おせよーおせよーさむいでおせよー

♪こどもかぜのこ じじばばひのこ

で ようやく暖まり
オニグルミの冬芽を皆で数えました。

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「1・2・3・4・5・・・・」

10匹いじょうの羊の顔が見えました。
すると羊がいいました。
「おそらをとんでみたいよ~」

そこで
凧づくりをすることになりました。
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①ハサミで切る

ちょき、ちょき、ちょき、ちょき・・・

去年より
みんな上手に切っていて

うわぁ~!

いつもは気づきませんが、
時間が動いているのを実感して感動しました。
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②絵をかく

それぞれに大変緻密な絵を描いていて
またビックリ、、、
もったいないので
今回は溶かしで描くミツロウクレヨンはよしにしました。

画材によって
それぞれの持ち味が発揮されるのですね、
今度は水彩絵の具もいいですね、、

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③竹ひごをつける

木工用ボンドで白い線路をしき

ぺとっ、

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④干して乾かす

次回に
足のテープをつけて
タコ糸をくくりつけて
飛ばしましょう♪

お昼はお味噌汁を飲みましょう、


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大根を抜いて洗って切って
くらい板の間でお味噌汁をつくっている姿は
ほとんど「おしん」です^^;

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一方、家の中では

「ふるいもののおみせでーす」

「かいに きてくださ~い」

という呼び込みが激しく、
行ってみたら
スタンドにずらりと商品が並んでいました。
 

お客が来ないので
「チラシ」をつくって
壁に貼っていました。

チラシ用に渡したリユース紙に
たまたまカードのコピーがあり、
「このカードをつかうと やすくなります」
と→とともに、
カード決済も出来るようになっていました^^;

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実際は、
ヒメグルミ銀行で
にこにこ現金支払いでした。

おなか空いたね~
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お昼です。

あれ、人が足りないと思ったら
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格子窓の店先で
庭の緑を見ながら
並んで食べていました^^

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午後は、卵とりの二人。

卵があると聞きつけて
見に行きましたが、
なかなか手が届きません^^


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ようやく届きました。
ひとつはビッグサイズの双子でした。
今まで44ヶ産んだ卵のうち
6個は双子サイズでした。
7個に1個はビッグサイズを産んでいることになります。

ふたごだね、と言ったら、

「いや、これは みつごだよ」

と真剣に言っていました^^
果たしてどちらが正解でしょうか?

数日前に作った
枯れ枝葉の産卵場所に
早速産んでくれました。
庭鳥はほぼ皆そうでしたが、
そういう場所を好んで産むので
模倣して作りました。
ヤッターッ!

そして以前、皆がつくってくれたワラ敷き産卵箱には
ちょっとリッチに休みたいときに
入って休んでいるのを見かけます。
寝るときは さらさら泥の土の上で寝ています。
TPOを使い分けているもようです。

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火鉢でおやつの玄米餅も焼きました。
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もうすぐ、ぷくーーーん 

 

さあ、新しい一年がはじまります。
庚子の ねずみどしです。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。

<おまけ>あそびの足跡シリーズ

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こんなに寒い日だったのに、
だれか作っていたんですね!

お砂場レストランにて

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部屋の隅に置いてあった福笑い、

遊ばなかったのに
違う表情になっていました。

何かモノ言いたげな表情、、、

もしやと、となりの女の子を見ると、
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こんな顔になっていました^^;;;

こっちのほうが鬼っぽい、

こんなカオを作れたことは一度もありません。
何かメッセージを託されたようで

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福笑いも奥が深いと思いました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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2020年1月 7日 (火)

腐葉土づくり

今年も恒例の腐葉土づくり。

去年は35匹のカブトムシの幼虫がいましたが、
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今年は80匹でした。
落ち葉や枯れ枝を食べて
たくさんの俵型のフンをして、
最高級の
いい腐葉土をたくさん作ってくれます。

あんまりかわいいので
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今年はグラドル並みに

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いやルノワール風に♡

豊満な自然体、
見事です。

背中は細かい毛が生えていて
お腹は、信じられないくらい すべっすべです。
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新しい落ち葉をいれて
戻してあげました。


生き物たちは、
意外にも
人の里山の暮らしと
共存し合って暮らしています♪

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2020年1月 5日 (日)

今年の初仕事

むかし、あるところに、じさとばさがいました。

あるひ、じさとばさは 山へ竹をきりに行きました。

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ぎこぎこぎこ

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じさとばさは 伐った竹で

うつわと 竿と ものほしをつくりました。

 

ここで昔話なら昼になって腹がへって
竹の皮の包みをひろげると、

おむすびが転がって穴の中へはいったり、
あるいは小鳥がとんできて喋ったり唄ったり、
あるいは竹の中に光り輝く赤子がいたり、
あるいは道に迷って若返りの水をみつけたり、
と不思議なことが起こって話の山場を迎えますが、

昼になる前に竹伐りを終えて、
ぶじに家に帰りました。
めでたしめでたし

昨年は
年明け早々から年末ぎりぎりまで
通常あり得ないことが次から次に起こり、
渦のようなグルグル度がマックスだったので、
本日年明けの
山場のないの平穏な山仕事が
えらくメデタク感じました。

ただ今年もまだまだ鎮まる気配を感じません^^;

 

 

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2020年1月 3日 (金)

鳥の楽園

巣立ったばかりの若いキジバトや
おしゃべりメジロや
ちゅんちゅんスズメや
歌好きヒヨドリや
ゾウのように吠え鳴くニワトリが

庭じゅうの木々を飛び回っている今冬、

なかでも
朝からひときわ鳴いて飛びまわるアオジ、

チッ、チッ、チッ、チチッチッ、チチ、チッ、チッ、

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一体誰がどこで鳴いているのかと
双眼鏡で正体をアオジとつきとめ、
もっとよく近くで見たいと思っていたら、

翌日、自分からニワトリ小屋に入っていました^^;

ニワトリはというと
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小屋の中じゃない
外の草むらのなかで
卵を12個も産んでいました^^;;;

トサカの伸びてきたニワトリに
雄の疑いがかけられていましたが、
12個もあると、
やっぱり雌だったのかもしれません。
よく見ると、
メスっぽかった方も
トサカが大きく伸びてきました。

本当に世の中、
わからないことばかりです、

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2020年1月 2日 (木)

巨樹めぐり⑥ スダジイ

新年あけましておめでとうございます。

今年は庚子の子年です。

初詣は山登りに行きたかったのですが
ほぼ関東平野のど真ん中に住んでいるので
生活視界に山はありません。

九重(中岳1791m)とは言わないまでも
立田山(151.7m)くらいの
徒歩遠足向きな身近な山が欲しい、、

と思っていたら
思い出しました。
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近所の「山」です!
32mといえど
家並みは眼下に広がり、
遠くに日光連山 赤城山や筑波山も見渡せます。
平将門の言い伝えもあります。
特に興味はなくとも
広がる大地~関東平野の武将だったんだと思います。
武家政権の祖と広大な平野は関連があるのでしょうか?

ふと見上げれば
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樹齢500年以上といわれるスダジイが見下ろしていました。

スダジイは暖地性の極相林で
若目の木でもおジイさんの風格を備えています。


各地に長寿も多く残っているそうですが、
この木も500年というのですから相当なものです、
地域の財産です、
意図せず「巨樹めぐり」をしてしまいました。

材は硬いとありますが、
シイタケの原木だけあり
ボロボロと朽ち、
その懐には「うろ」を作りやすく、
アオダイショウが棲むこともあるとか・・
この木にはフクロウが棲んでいると言われています。
近場の森へ夜散歩に行くと
ゴロスケホーホーと鳴き声が聞こえ、
この木の方角へ飛んでいきました。

ごろすけほーほー ぼろきてほーほー
ごろ助奉公 ぼろ着て奉公

そうしてスダ爺は
ヘビやフクロウを宿したカンフーの達人のような風格でありながら

小さな子供たちにも優しくて
アク抜きなしで食べられる
ローフードナッツもくれるのです。
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もちろん炒っても美味しく、
なんてお茶目で洒落た人なのかと思います。

常緑樹なので
冬は小鳥たちのネグラにもなり得ます。

また小さな虫たち
ハチやアブやハナムグリたちも
初夏の雄花のクリーム色の花粉を
御馳走してもらいにやって来ます。

公園にある木を遠くからみて
子どもが「ブロッコリーみたい」と言うように
こんもりとした樹形は愛らしくもあり
木の下にはいると
葉ウラのうぶ毛のような茶色と 
葉オモテのクチクラな緑の
異色のファッションセンスが印象的です。
実際、八丈島の絹織物の黄八丈の黒は
スダジイの樹皮ですから、
伝統のお墨付きです。

この後、
神社で人生初のお祓いを受けました。
社殿や神主さんの烏帽子や祝詞を聞いていたら、
インドの仏閣を旅したときのような異国情緒が突如おそってきて
あ~、今、私は人生という旅をしているんだと
涙がぼろぼろこぼれてきました。

これも500年以上の時を生きるスダジイの包容力のせいかもしれません。

 

 

 

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