お山の神さまにあけましておめでとう~凧あげ
暖冬ですが、
4日前には初淡雪が降り、
今日は大変寒い日です。
お山には氷や霜柱はあるでしょうか?
ぶ厚い氷はありませんが
うす氷が張っていました。
「とれるかな?」
「あーとけちゃった」
しもばしら発見!
袖口に黒い泥の塊がついているので
転んだのかと思ったら、
シモバシラを大切に乗せていました。
「どこにあったの?」
「ここだよ、ほら」
「ほんとだ、しゃりしゃりする!」
今日のおうち園は
お山の神さまに新年のご挨拶に行く日です。
途中で
夏みかんを発見。
「ねえ、あれはなに?」
「シークワーサーだよ」
たわわの夏みかんのとなりに
たわわなシークワーサーも発見。
お、カラスの巣も発見!
大けやきの梢から
カラスが悠々と飛びだちます。
「おやまのかみさま あけましておめでとう
ことしもよろしくおねがいします」
今年もみんなを見守ってくれます♪
シイタケ発見。
ひとつづつもいで
リュックに入れました。
「とれないよ~」
「下にポキンと押すととれるかなぁ」
「とれた」
寒さに手がかじかんでいます。
橋 発見。
誰に教わることなく
重心を低くして
特にワケもなく
慎重に渡っていました^^
密かな冒険の旅がもう始まっています。
さあ、出発です。
山あり谷あり倒木あり
登山道よりも険しい道を
よいしょこらしょと進み、
最後は手と手をつないで助け合って登頂。
ヤッホーーーーーッ
しかし先はまだまだこれから・・・
食べたあと発見
「これなあに?」
「ゆずだね、」
「だれか たべてる」
「ヒーヨ、ヒーヨって言ってるよ」
「ヒヨドリだ」
「ほらぁ♡」
つやつやのシラカシどんぐりを
落ち葉の山の中から大発見。
犬の足跡発見
「わークマのあしあとだー」
いや、ここにはクマは居ません^^;
いろんなものを自力で発見する人たちです。
前回の続きで
凧の足をつけて
紐もつけて、
凧の完成です。
第一号走者、
見事に上がりました。
走って走って走って
寒いのにどんどん薄着になっていきます。
「ねーあし、いろんないろ つけたい」
「3ぼん つける~」
凧は左右のバランス、上下のバランスが肝心ですから
重すぎて飛ばなくなるのじゃないかしら、と思いましたが
子どもたちは天才でした。
足をたくさんつけて
さらに高く高く飛びました!
これは葉っぱに足とヒモをつけた
葉っぱ凧。
「カシワ凧」
「ハンテンボク凧」
半纏の形をした葉が
赤い黄土色の光沢をもち、
散歩につれて歩きたくなります。
「ホオノキ凧」も大きく見事でした。
そうして凧もひと休み。
桜の木の休憩所。
「あなが あいてるよ」
「ヘビがすんでるかな」
「じゃがいもみたい」
何の木だろうと思ったらサンゴジュでした。
珊瑚樹、
名前といい、立派な葉といい、紅葉といい、実といい、洞にコブまで、
小人さんにとってはアドベンチャーワールドかもしれませんね。
それから
お弁当をたべて
となりの神社にもご挨拶をして
あんまり寒いので
探険を中止し下山しました。
リュックに焚き木を詰めて歩いていました^^;
枝を拾って、
いったい何をしているのかと思っていたら
「ねーこれ、まきになるねー」
寒さにふるえる皆なの先の先を読んだ行動でした。
ただいま~
外で生きる民族は
本能で暖をとるのでしょうか。
火を発見をしたときの先人の喜びを
噛みしめる思いでした。
体も心も元気になり
「ねーなんだか ここ すみやすそうじゃない♪」
と、家づくりも始まりました。
火を発見した後は
もしかしたら次は、
家づくり本能が湧くのか、、、
壁ができ
シートが敷かれ、
「ここ だいどころ」
「こっちに いすをつくろう!」
「このきは、おへやに かざる」
「これ てーぶるにしよう」
「いいわね~♪」
「これはどうする?」
「う~ん」
素晴らしきかな
玄関と入り口も完成。
「ものかけ つくろう」
「くつは、ここ」
「じゃんぱーは ここにかけとこう」
幼いころ散々遊んだ秘密基地づくりが
わくわくどきどき
細胞レベルで蘇りました。
一家団欒。
朝、収穫した
「夏みかんのおやつ」
も切り分けられました。
「おいしいね~♡」
『愛すべきBINNBOUかぞく』
「〇ちゃんと〇くんは お父さんとおかあさん」
「○ちゃん〇ちゃん〇ちゃんは さんしまい」
「じゃあ、ベー助さんと私は じさと ばさがいい」
余った夏みかんは
台所の貧乏神さまにお供えしてくれました。
最高の一日でした^^!!!!!!!
おーしーまいまいまいまいまいまい
<おまけ>
あーカオがあった!
新しい顔です。
ここにも!
ちょっと古い顔もあります。
背あぶりをして
信じられないくらいホカホカにあったまった後は
皆、うそみたいに薄着になり、
腹あぶり。
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