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2020年2月29日 (土)

ヒキガエルの産卵と 貴重種マヤラン消滅⁉

どうしても行きたい、
見に行きたい、
見に行かなければいけない気がして、

例年より1週間ほど早い
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ヒキガエルの産卵を見に行きました。
近くの安行原自然の森です。

もう池にはホース状の卵もたくさん産まれており
産卵のピークは越えたもよう
もみあいへしあいの蛙合戦も一塊のみ、
あとはペアが5組ほど池に浸かっていました。
このペアは池に入る前におんぶされて
途中で立ち止まっています。
間に合った、
今年も会えた!

しかし、
強い衝動で呼ばれていたのはヒキガエルではなく
全国でも貴重種マヤラン自生地の消滅でした。
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「なんだろ、あれ」

森が消え、
土盛りのはげ土が
暗闇の中に浮かび上がっています、

ベースケの違和感の声に
よくよく見ると
遊具を建設中でした(泣)。

自然の森のなかに
遊具を作ってしまったのですね。

マヤランは貴重すぎて県のレッドリストでは
「情報不足」になっているほど。
全国でも絶滅危惧Ⅱ種です。

看板をつけると
盗掘があるため無表示でした。
しかし菌栄養従属植物のため
株だけ掘り取っても栽培は出来ません。
なんと二重に愚かな結末。

●行政と委託業者、
●専門家と関係自然団体
●市民や町会や学校
三者の情報の共有が不可欠であることを痛感しました。

すぐにベースケは市長への手紙を出し、
市の自然保護対策室に知らせて
専門家の植物の先生に伝えたところ、

市公園課よりすぐに連絡をいただきました。
先生は市から図面をもらい資料作成にとりかかられ、
それが出来次第、皆さんと現場で今後の対策を話し合うことになりました。

関係者の方々の迅速な対応に感謝しています。
以下のようなことが必要でしょうか。

①貴重動植物の情報共有
②それらを有する森全体としての意味価値役割
③今後の対策や仕組みづくり

大宮安行台地に今も湧き水が流れ
貴重な動植物が生きているのは、
「水」の原点である「土」があり
土をつくる生命の循環する「森」があるからです。

自然の森はいわゆる「公園」ではありません。
自然の森をひとつの生命体として守り切れるかは、
川口市民全体が森の役割、
森を守っていく人の役割を
(自然災害の緩和、環境汚染歯止め、酸素供給、すべての生命維持、環境学習、多様性の表明、身近な森の重要性などなど)
どこまで正しく評価できるかにかかっています。

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消えた自然地と在りし日のマヤラン

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「森林を失った文明はほろびる」

森をうしなうことは
土をうしなうこと
水をうしなうこと
命をうしなうこと

参考「川は生きている」(富山和子/講談社)など

 

 

 

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2020年2月26日 (水)

総仕上げと ひなまつり

今日は小さな畑のおうち園です。
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今日は少し早いひなまつりです。

「あたまを おくれよ~」

畑ぼうずさんたちが騒いでいます。
ほんとだ、
葉っぱ雛の頭がありません!

早く頭をつけてあげなくちゃ。

おっとその前に
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巣箱をつくったので
水ゴケをふんわり敷いてあげて
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奥の木に設置しました。
木は安行桜です。
一分咲きです。

シジュウカラが2月14日バレンタインデーの頃、
お庭でさえずりはじめました。
冬の混群から離れて
雄が自分の庭を見つけ高らかに宣言、
雌にラブソングを唄っています。
少し恥ずかし気に聞こえるのは気のせいでしょうか、
美しい声です。

3月頃から巣作りをするとありました。
果たして来てくれるかな。。。

それから今日は、
卒園・修了製作の総仕上げです。
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穴あけの補助以外は
全部自分たちで作りましたね、、

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ざざざざー

「うみのおとがする」

総仕上げです。

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こちらは
魔法のラケットの
魔法のボールをお姉さんお兄さんと一緒に総仕上げ。

くるくるくる・・・
あわあわあわ・・・

あかちょーだい
きいろちょーだい
あおちょーだい

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さらにこちらは
名前を書いて
この後、背中にもう1本棒をつけました。

設計図にはなかったのですが
偶然でしょうか、

「ほら、おばあちゃんちの木だよ」

ちょうど持ち手になるような枝を持ってきてくれたのです。

驚くなかれ、、
それをつけるとピシッと椅子が一段と締まりました。
総仕上げでした!

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ようやく朝の会です。
もうお昼近いですけどね。

はっぱ雛にお顔をつけて
紅梅のお雛さまと
白椿のお内裏様が並びました。

「ありがとう、ありがとう
御礼に みなさんへ着物を贈ります」

袋をあけますと

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おひなさまとおだいりさまになりました。

♪あかりをつけましょ ぼんぼりに~

笛の音にあわせて踊ります。
日本舞踊の先生みたいな人も居ました^^

あ~お腹すいたね~
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寒い日で家の中で食べました。
最後の焚き火もしましたね。

食べている時から
クイズ大会が盛大に行われていましたが、
食べ終わるとさらに激しくなりました。

さてもんだいです。
これはなんでしょう。
「ぱお~~~~~」
振りつきです^^;

「ナウマン象」
ぶっぶー、
「ぞう」
せいかいですッ!

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食べ終わると
出題者が増えます。
部屋の隅でヒソヒソヒソ・・・
相談して登場しました。
何やら本格的な進行です。
これも打ち合わせなしですから
不思議な結束力が流れています。

さてもんだいです。
これはなんでしょ~
「ぎ~~~~~」

「ヴァイオリン」
せいかいですッ!

すごいッ すごすぎるッ、
出す人の演技力も
また回答者の瞬時の読解力も。
私なぞ ついていけない速さとパワーで
次々に主題がなされました^^;;;

午後はひといき
絵本「こいぬのうんち」を読みました。
うんちが きれいなお花を咲かせるお話しです。
ちょうどその時、
ベースケさんが皆を呼びました。
「はっぱ雛の 顔の花をいれて」

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いれたよ~♡
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ほら~♪

あ~ウンチくんが
きれいなお花になったのかもね。
ウンチってすごいね、
みんなもウンチつくってるんだね♡

また着物きたい~
という声もありましたが
もうすぐお迎えの時間です。

帰りの会をしましょう。

<おひなさまのくに>
むかしあるところに
ちいさなはたけがあって
ちいさなはたけには
ちいさなおうちがあって
ちいさなおうちには
ちいさなこびとさん
1・2・3・4・5・6・7にんのこびとさんがあそんでいました。

すると
トントントン トントントンだれかが扉をたたいています。
ぎーーーっと ドアをあけると
おおーん、おおーん、おおーん、
おじいさんと おばあさんがないていました。
「きょうは、ひなまつり、
おいわいしたいが おひなさまがいないんだよお」

そこで こびとたちは
おじいさんと おばあさんといっしょに
おひなさまのくにへ行くことにしました。
大きなふとんを ばたんとしくと
ゆめのくにでんしゃのしゅっぱつでーす

ごとーん ごとーん ごとんごとんごとん・・・
つぎはー、おひなさまのくにー、おひなさまのくに~
おりる人はおきてくださーい

うう~ん、めをさますと
あれ、おひなさまはどこにもいません。
そうだ、わたしたちは まほうの鏡をもっている
なんでも見える鏡でのぞいてみよう!
(皆のつくった魔法のラケットを持ってきて覗くと)
あーみえる、みえる、
糸が地図になり
ぐるぐるぐるぐる糸をたどると
真ん中におひなさまと おだいりさまが見えました。
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ここだッ、

魔法の鏡をもって
どんどんどんどん歩いていくと
あれ、やっぱりだれもいません。
すると、
地面からおおきなモグラが出てきて言いました。

この問題がとければ 
おひなさまのいる所をおしえてやろう
モグラはいいました。
「うみをだせ」

(ええ~海?
と思ったのも束の間、
いえ思う間もないくらいに
せせらぎ棒を作ったお友達が走り出し)
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ざざざざーざざざざー
(せせらぎ棒を持ってきて鳴らしました)

うわーむ、ナゾを解いたな、
しかたない、それではおしえてやろう
おひなさまは山の上にいる。

ええッ山のうえッ!!!
あんなに高い山にはのぼれないよ、
でも大丈夫
わたしたちには空とぶイスがあります。
(椅子を作ったおともだちが椅子にすわりました)
あれ、でもほかのみんなは?
だいじょうぶだよ、
イスにつけた棒をにぎれば
みんなでとべるよ!

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いくよ、せーの、
びゅーーーーーーーーーーん、

あっという間に山の上につきました。
やまのうえには おひなさまとおだいりさまがいて
みんなで ひなまつりのお祝いをしました。


♪あかりをつけましょ ぼんぼりに~
おはなをあげましょ もものはな~

たくさんあそんで働いたこびとたちは
また夢の国でんしゃにのって
かえります。
おおきなふとんをバタンとしって
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ごとーん ごとーん ごとんごとんごとん・・・・

つぎはおうちえん、おうちえん、
おりるひとは おきてくださーい

おーしーまいまいまいまいまい

 

<おまけ>
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今日もカエルハウス♡

黒い玉がどんどんのびて
うすーいオタマジャクシになりました。

帰りに絵本「ごとおべえがいく」を読みました。
もうじき皆の森で蛙合戦が始まります。

「え! あそこで?」
「そうだよ 夜7じごろね、知らせるね」
「え~~~、よるぅ♪」

その後、
みんなはカエルになって
おんぶしたり、ぴょんぴょん跳ねたりしながら
帰っていきました。

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今日のたまご♡

今までのなかで一番大きいサイズかも。
さて問題です。
これは男の子でしょうか、
女の子でしょうか、
卵をうらがえすと顔が描いてありました^^;
正解は御想像にお任せします。

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ツピツピツピ~~~~

あ、シジュウカラが鳴いてる!

巣箱に入った?

うーん、わかんない、





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今年もまた秘すれば花のひなまつり♡


 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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2020年2月25日 (火)

初めての巣箱と ニワトリの御馳走

白梅が満開を迎え、
アカガエルの産卵が波に乗ってきた2/14頃、

枝先でさえずるシジュウカラやら
藪を飛び歩くウグイスのホケキョやら
梅の蜜を吸うメジロやヒヨドリ、
ス図目
地面の虫をほおばる渡り前のツグミまで

この住宅地にぽっかり残った小さな畑は
大海のなかの浮島のように
小鳥たちが所狭しと満ち満ちています。

で、


とんかん とんかん

とつぜん聞こえてきた小鳥の巣箱づくり。

ほっといても どんどん来るので
今まで巣箱はかけてこなかったのですが、
あんまり鳴くのと
ニワトリで鳥づいてしまったのでしょう、

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シジュウカラの巣箱が出来ました。

穴は2.5~3.0㎝がいいそうです。
それより大きいとスズメが来るとか。
材は、杉。
柔らかいので
下穴を開けずに
クギを打ちこめました。

杉板は家の端材を
縦に15㎝幅で切り組み立てました。

小学生の自由研究によると
設置場所の高さは2.5~3.0mの高さが
よく入ったとか。
玄関の向きは あまり関係なかったそう。
実際、ためしてみないと何とも言えませんが
小学生の自由研究は
ほんとに頼りになりますね。
わかりやすい!

おうち園のみんなとつけましょう♪

シジュウカラは虫や種子を食べて糞をして
肥料つき種まきをしてくれます。
何より歌声は
天と地のあいだを紡ぐような幸せを
不意にもたらします。

ツピツピツピ ツツピーツツピーツツピ・・・

<おまけ>
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時々出てくる豪華メニュー

「無農薬無化学肥料の大根葉きざみと

自然栽培の玄米と

自家製たまごの殻くだき」

アサの横顔が凛々しい。
賢そうな瞳と白眉と口元と鼻の孔。

アサヒルの手ざわりは それはもう ふんわりとたおやかで力強く
絵本「トロールのばけものどり」を思わせます、
おそらく この手指に残る微妙な感触は、
ノルウェーのような力強い大地を踏みしめるお話と絵に
共鳴するようです。

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2020年2月19日 (水)

種じゃがいもの植えつけ

今日は小さな畑のおうち園です。

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小人さんは、種じゃがいもを半分に切って植え付けようとしています。

「ふやして たべよう」
「ふやして たべよう」

わかりましたッ、

と行きたいところですが
突然シイタケの菌打ちをはじまりました。

というのも
丘っ畑の手入れで
ちょうど手頃な太さの
エノキの剪定枝が出たからです。

「しいたけ うちたい」
「しいたけ うちたい」

そこで穴をあけて

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とんとんとん
とんとんとん

しいたけ菌を打ちました。

「ちょーきもちいいねー」

そうなのです、
本当にそうなのです、

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とんてんかん
とんてんかん

知らなかった、
小さな子もひとりで差し込んで打てるのですね、
止まらなくなり、
ひとり一本以上、仕上げました。

気付けば
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全員で熱心にとんとんやっています。

けれども
クヌギやコナラやシイの木ならいざ知らず、
エノキとシイタケの相性は果たして如何に???
早ければ今秋、通常は二夏越してから4~5年収穫です。

大人にとっても子どもにとっても
挑戦という名の楽しいひとときでした。。。

そうして朝のお話し会にて
種じゃがいものプレゼントが届き、
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①半分に切って
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②並べて干して、
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本当によく野良仕事をする人たちで
自分たちで椅子に座って
円になって
ぐるぐる回りながら
順番にじゃがいも全てを切り終えました。
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③耕して

お山の腐葉土をいれて
ふかふかにしました。


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腐葉土の中には ほら、

「あ、かぶとむしの うんちだ」
「よく知ってるねー」
「かったことあるもん」
「きゃ、うんち~!」
「 葉っぱとか 枯れ枝しか食べてないから
臭くないウンチなんだよ」
「ふ~ん」
「ほんとだ、くさくない」
「あれ、カチカチうんこだ」
「乾くとカチカチになるけど
湿ったウンチは ほら、つぶすと
土になるでしょう」
「ほんとだ~~~」
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「わ、かぶとむしだ」
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出てきた、出てきた、

ちょっと さわってみたい、、、

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④鍬で サク(溝)をつくり、

これは湘南新宿ライン、
となりは舎人ライナー、
つぎは京浜東北線、
つぎはSL、
さいごは小田急線、

「さがみおおの~さがみおおの~」

かなり遠くまで掘り進みがんばりました(汗)

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⑤うえつけ

2~30cmの棒で間隔をはかり
じゃがいもを置いて、土をかぶせていきます。

富士山くらいかぶせてね、
うわーそれじゃエベレストだー!

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⑥おまじない

目印の棒を立てて、
畑のまわりを練り歩き、
大きくなるおまじないを唱えました。


本当に最後までよくやりました。
「チームじゃがいも」ですね、
いえ「チームかぶとむし」かなぁ、

あーお腹すいたね~
そうして待ちに待ったお弁当を食べますと


休む間もなく
お部屋でお相撲大会をする人、
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お庭でシャクトリムシ歩行をする人、

イスを使って腰を曲げて伸ばして
先へ先へと進んだ先には、
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謎のお皿料理の行列???

ぃ いったい、これは? なに? かな?

「これは、かえるはうす だよ」

たまごがオタマになって
オタマがくねくね泳いで
オタマがカエルになってぴょんぴょん飛んで、
渡り歩けるカエル天国の家。
らしい^^;
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ぁーほんとうに美しきカエル天国。

「かえるメリーゴーランド♡」

わたしもカエルになりたくなりました。

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そのころ家の中では

ビリビリの電気が
バンブーラケットの中を流れるようになり、
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眠り姫が禁断の糸つむぎで糸をつむぎ、
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キラキラなめくじプリンセスに変身しました。

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天井裏にはお蚕さんシルクハウスも出来ました。


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オオカマキリの卵も発見!


「あ~~~~カマキリのたまごだぁ!」

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そうして皆が輪になって熱心に見ていた本は
身近な虫の本でした。
とことん虫^^;

さらに驚いたのは
ずっと遊び働いて忘れてしまったと思っていたのに、
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修了製作も二人きりで仕上げていたらしい。
にわかに信じられませんでしたが証拠映像です^^
帰るときは今日の分がちゃんと終わっていましたッ!!!

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それから
年長さんふたりは
おやつのジャガイモをうす~く切って、
「じゃがいも屋さん」
の看板娘でした♡

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形が変わってきたね~

アカガエルの卵も
ずいぶん形が変わってヒヨコ形になりました。
子どもたちも春になって
ずいぶん大きくなった気がします。

来週はどうなってるかなあ、

おーしーまいまいまいまいまい

 

<おまけ>
~お砂場レストラン~
 春の宴シリーズ

①「春風クリームソーダ」
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「くりーむを つくりたいのぉ~」
「どうすれば いいの?」

「こーするんだよ」
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できましたッ

「春風くりーむそーだ」

ライ麦のストローで飲むふり

ぶくぶくぶくぶくぶく・・・・・



②「岩盤 梅スープ」
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一番梅の花びらが散る季節になり
生まれた料理ですね、
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③「お花御前三種」
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見事です!!!


ノシランの青い実も入り、
この後、おがくずコーンフレークもトッピングされました^^

④「むくろじ春の夫婦丼」
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板に乗せて運んで
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まいどあり~

<さらにおまけ>
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真剣白刃取りの練習




 

 

 

 

 

 

 

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2020年2月18日 (火)

ムクロジ物語の授業

本日は、戸塚綾瀬小学校1年生の授業で、学校の校門脇に移植したムクロジの木のお話をしました。

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「ムクロジ物語」の紙芝居。
綾瀬川の土手にあったムクロジの木が、切られ、蘇ったまでが紙芝居になっています。
「これは本当にあったお話しです・・・」で始まります。

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草花あそびの紹介

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ムクロジの実を使った羽根つき。
子どもたちは数え歌で応援します!
数え歌の6番目は、なんと「むくろじ」です!


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ムクロジの実を使った泡立て実験。

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クラス代表の子が、泡立ててくれました。

子どもたちが深呼吸。
そう、空気も植物が作ってくれます。

自然は、遊びにも、生活にも、そして渡した人間の命も守ってくれるのです・・・


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校長室に飾ってある「ムクロジ物語」の原版

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学校のキャラクター「ムックン」と「ロージー」。
子どもが描いて、子供たちが投票で決めたとのこと。

うれしいです・・・

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2020年2月14日 (金)

中くらいの学校

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夏みかんや黒砂糖をもらいました。
御礼のお手紙を書くことにしました。
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久しぶりの和室会場がとれたので
嬉しくて追いかけっこ^^;


Kくん がんばれ~


校長先生は春っぽい和菓子を勝ってきてくれました。
黒砂糖はいつの間にかほとんど食べ尽くしました。
そして見事な絵葉書になっていました^^!

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お魚カードにも負けていません♪

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2020年2月13日 (木)

アカガエルの初産卵と初セリとテントウムシ

今年は、1/28大雨の夜にニホンアカガエルが初卵を産みました。

例年より3週間ほど早いです。

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しんぴんたまご

昨日に産んだ卵塊です。

プリッとして
キュッとして
ゼリー状で寒天質の卵のうです。

産まれたばかりの卵嚢は青く透き通るように透明です。

これから細胞分裂していこうとする黒い卵を
乾燥や外敵から守っているのですね。

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二日ほどすると
ゼリーの表面に藻がついてきたのが
見えるでしょうか?

ちょっとコケコケして緑っぽくなります。
オタマジャクシになったとき
このコケゼリーをたべているはずです。
オタマは完全にオタマになった後も
このプルンとした抹茶ゼリーみたいなコケプリンが好きですね^^

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さらに数日たつと
だれ~んとなってきます。

黒い卵は
ヒヨコになり
タツノオトシゴになり
米ひじきになり

透明で強靭な卵膜カプセルのなかで
ぷりん
ぷるん
ぷりん
ぷるん
と今、伸び伸びストレッチをしています。

そのお池の横では
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セリが生えているのを見つけました。
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初セリ摘み。


今日の一品、胡麻和えです。

そのまた隣では

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てんとう虫が日向ぼっこ

3匹いました。


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横向き

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後ろむき

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上から

背中には黒点が  7個。
頭側には白い点が 6個。

この白点がどうしても好きで
数えずにはいられません。

 

 

 

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2020年2月12日 (水)

味噌づくり

今日は小さな畑のおうち園です。

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畑ぼうずさんがお花大豆でお味噌を作ろうとしています。

ならば私たちも味噌づくり。

けれど その前に
前回、「つくりた~い」という強い希望があったものの、
時間切れで出来なかった卒園・修了製作のつづきをしましょう。

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これはオニグルミかな、
剪定枝です。

お好みの樹種や太さを選んで
長さを決めてノコギリで切ります。
自分で発掘してきた枝もありますね!

わたしは ながくて まがってて でっぱってるの 
わたしは みじかくて まっすぐなの

気持がいいくらい対照的です^^
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ごしごし洗います。

一方こちらは、
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キリできりきりと穴をあけて

残りの穴はドリルで穴をあけて、
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空けた穴に竹串を差し込んでいきます。
ずれたり すべったり まがったり はねたり
結構むずかしい。

「あれ~できないよ~」

すると、
前年度やったお友達が助け舟を出してくれ
すぐに上達し、
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今度は次のおともだちへ助け舟。

なんの打ち合わせもないのに、
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さらに小さなお友達のところへ助け舟。

あれよあれよという間の見事な連携プレーでした!
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その隣りでは
慣れた職人さんみたいな人が
糸を操っていました^^


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かなりできた~♪

うんうん、イメージが形になってるッ!


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そうしてようやく朝の会。

カエルちゃんが言いました。

くわっ、くわっ、くわっ、
はるだ、
たまごをうみた~い、

おみそも つくりたい、

<味噌づくり>
そこで大豆をみつけて運んできました。
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一晩水に浸けた大豆をざぶざぶざぶ・・・
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圧力鍋にうつして、運んで、
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①ゆでて、
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②つぶして

③まぜて

みんなで混ぜておいた塩切り麹と
ゆでた大豆を混ぜ合わせ

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③丸めて、

その脇でふいに立ち上がり、
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「おみそのつくりかた」
を描きはじめた人たち^^;

考えてみれば、
絵や文字で残す、
今御時世重要なお仕事です。

「ぼくは、つくりかたを かく!」
「おれも かみ ちょーだい」

それからいよいよ、
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④なげる

ぽとん、と落とすような感じでね。
じゃないと、飛び出していっちゃう時もありますからね、
年長さんが平らにする係をしてくれて、
腰痛のべーすけさんは、
「これは、らくだ~らくだ~」
心底うれしそうでした^^。

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みんなでフタをして
「おいしくな~れ」
のおまじないをとなえました。

実は去年のお味噌は水分が少なくて
発酵がいまひとつ、

いや良かったのか
白カビが綺麗すぎて混ぜ込んでしまい、
逆に味噌くさくなってしまいました。

畑ぼうずさんも
お土産にするのはよしにしましょう
と断念して断腸の思いでした(泣)。

合わせ味噌にして食べましょう。

そこで皆で大根を採りに行きまして、
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久しぶりに全員そろいましたので、

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一斉に すぽんッ!
畑ぼうずさんのお土産は
自分で抜いた大根となりました♡

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おやつは

ゆでてつぶして丸めた大豆ボール。

これが実際いちばんおいしい♡

帰りのお話し会は
もちろんみんなが主人公の
味噌づくりのお話しです。
お味噌汁を飲もうとしたら、
いつの間にか味噌ガメが空っぽになっていた
おじいさんとおばあさんのために
お味噌をしこんであげました。

あ~来年は美味しいお味噌汁を飲みたいな~

おーしーまい

<おまけ>
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「おいけに
アカガエルのたまごがあったよ」

水や草や土にまじって見つけづらい卵を
発見報告してくれましたッ!
いきもの発見隊の人たち。

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「ゼリーみたい」

「またオタマになるまで かいたい!」

「ねーあのくろいところが おたまじゃくしになるの?」

うん、ふしぎだね~、

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「みず、あげる」
「おれも」
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こぼさなかった、

すごい大成功!

ちょっと背中をさわって
逃げるように立ち去りました^^

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お花盆栽?

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お花ブローチ?

「どうやって つけたらいい?」
「これはどう?」
「もってかえりたい」
こだわりと工夫の一品。

白梅がもう満開のように開き
ミツバチの耕運機のような羽音も
ブ~~~ン、ブ~~~~~~ン、
何年かぶりに聞きました。
梅の香が漂っています、

 

 

 

 

 

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2020年2月 5日 (水)

鬼はそと~福はうち~

今日は小さな畑のおうち園です。
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むくろじ小人さんが節分の豆まきの豆を炒っています。

けれど暖冬で豆まきをする前から春の陽気が漂っています。
子供たちが早速にわとり小屋へ行きますと
「うまれた~」
との声。
卵を見つけたのかと思ったら、
なんと産むところを
産む瞬間を
ポトンと立ちながらいきんで産むところを
目撃したとのこと!!!!!!

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こけ~~~♪ 

ありがと~アサヒル♪

お水をあげたり
青菜をちぎってあげたり
お豆をくだいてあげたり
ちょうどに産んでくれるなんて
みんなの気持ちが通じているんですね^^

七十二候、最後の候も
「にわとりはじめてとやにつく」
(鶏が卵を産み始める時期)
春の陽気にゆるんで笑みがこぼれるが如くでした。

梅の花もほころんだし
もしや、と、
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フキの葉の下をのぞいてみると

ここにも春です!
フキノトウ、
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フキノトウがもしかしたら
コロポックル(フキの下の神さま)かもしれません。
春の日差しで神々しく輝いて見えます、

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朝の会でも
ふきのとうのフキちゃんがみんなにご挨拶。

葉っぱに隠れている
フキちゃんのお顔をのぞくと
お花のお顔がたくさんあって
さらにそのなかにも
お花のお顔がたくさんありました。

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ほらね。

そこで、

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鬼のお顔もたくさん作りました。
それから、
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お豆も炒って、
たくさん炒って、
鬼ごっこ。
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こんにちは~


小鬼が来ました。
近所に住んでいる鬼の子のようです^^

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こんにちは~

この小鬼さんは
ちょっといたずらっ子で陽気に見えました^^

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こんにちは~

この小鬼さんは少し控えめで
人間の家に来るのは初めてのようでした^^

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するとそこへ
本物の親鬼が現れて・・・・

きゃッ、

おにはそと~ ふくはうち~

いっしゅん驚いたものの、

いつも小鬼たちがお世話になっていると思ったのか、
鬼土産を持って来てくれたようです。

・春を呼ぶ鬼うちわと、
・力のつく鬼大根と、
・邪気をはらう鬼まめでした。

鬼さん、どうもありがとう。
みんなで鬼のパンツを踊りますと、

あ~お腹すいたね~

今日は、卵にフキに鬼大根があるね~
何をつくろうか?

「たまごやき つくりたいッ!」

ということで
<はじめてのたまごやき>
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わ~2こ入ってたよ~~

双子卵でした。
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今回は、お塩とお砂糖にしよう。

おしおは、ひとつまみね、
おさとうは?

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お庭にゴザひいて作ろう!

ながしこんで、

ひろげて、
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おはしで くるくるくる

おふとんみたいね~

できた~!

わ~おいしい♡

最高においしい卵焼きでしたッ。

<朴葉のフキ味噌>

フキノトウは何にしよう?
天ぷら?
そうだ、フキ味噌たべたいな~

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味噌 大匙2くらい
酒  大匙1くらい
みりん大匙1くらい

わたし、まぜる~

じゃあ、ふきのとう、きるね、

おみそ、たりないよ~

あ、そうだ、
葉っぱ凧をつくった残りの
朴の葉があった、
水で洗って油をぬって、
これに乗せて七輪で焼いたらどうかな?

わたし、のせる。

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大豆を炒った後の炭火が
ちょうど良い加減で残っていました。


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できた~

忘れてちょっと焦げましたが
フツフツして良い香り♪

朴の葉を湿らせた水分と油に守られて
朴葉がフライパンになりお皿になりました。
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大人の味かと思いますが、
皆でお味見。
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「にがい」
「そうでもない」
「春の味だ」

春にがみ夏は酢の物 
秋からみ冬はあぶらを心して喰え

まさにこれが春にがみだね~!

<鬼大根みそしる>
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とんとんとんとん

あのねー、
みんながたべやすいようにきってるんだよ


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しゃかしゃかくるくる

お味見してみて。

どう?

うん、いいね~

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おっと、あちちちっ、

皆なは助け合って上手に食器を運んでくれたのに
べーこが味噌汁をこぼしてしまいました。

すると、
忍者のように現れて無言で拭いてくれました。

ありがと~ありがと~(涙)

思わぬ失敗をすることが多くなりましたが、
思わぬやさしさに触れると
年をとるのもすてきだな~と思いました^^^^

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帰りの会

今日は春の陽気に打たれて疲れて
♪あぶくたったで、
おやすみなさ~いのまま
眠ったままお話しを聞きました。

お話はもちろん
みんなが主人公の
豆まきの国へいって
豆まきをして
春をよぶお話しです。
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おにはそと~ ふくはうち~

春を呼ぶ呪文を叫んで
おやつの炒り大豆を年の数だけいただき、
またひとつ春の歳を重ねました。

おーしーまい

<おまけ>
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いすとりゲーム

♪ひーやふーやのさかみちを
とおってあるくは はなこさん
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さっ、

あ~やられた~~~


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今日はこんな顔になっていました^^

女の子 豆まき、たのしそ~
鬼   おれもやりたい

 

 

 

 

 

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2020年2月 1日 (土)

川の再生交流会2020に参加

埼玉県主催の「川の再生交流会2020」に参加しました。

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全大会のテーマは、海洋プラゴミの問題。

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私たちの体には、すでにプラスチックが入っていることになります。

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午後は分科会。

「水辺の生物」分科会の運営委員を担当しました。

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テーブルごとに、川の生物と、環境保全について話し合いました。

 

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