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2020年2月29日 (土)

ヒキガエルの産卵と 貴重種マヤラン消滅⁉

どうしても行きたい、
見に行きたい、
見に行かなければいけない気がして、

例年より1週間ほど早い
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ヒキガエルの産卵を見に行きました。
近くの安行原自然の森です。

もう池にはホース状の卵もたくさん産まれており
産卵のピークは越えたもよう
もみあいへしあいの蛙合戦も一塊のみ、
あとはペアが5組ほど池に浸かっていました。
このペアは池に入る前におんぶされて
途中で立ち止まっています。
間に合った、
今年も会えた!

しかし、
強い衝動で呼ばれていたのはヒキガエルではなく
全国でも貴重種マヤラン自生地の消滅でした。
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「なんだろ、あれ」

森が消え、
土盛りのはげ土が
暗闇の中に浮かび上がっています、

ベースケの違和感の声に
よくよく見ると
遊具を建設中でした(泣)。

自然の森のなかに
遊具を作ってしまったのですね。

マヤランは貴重すぎて県のレッドリストでは
「情報不足」になっているほど。
全国でも絶滅危惧Ⅱ種です。

看板をつけると
盗掘があるため無表示でした。
しかし菌栄養従属植物のため
株だけ掘り取っても栽培は出来ません。
なんと二重に愚かな結末。

●行政と委託業者、
●専門家と関係自然団体
●市民や町会や学校
三者の情報の共有が不可欠であることを痛感しました。

すぐにベースケは市長への手紙を出し、
市の自然保護対策室に知らせて
専門家の植物の先生に伝えたところ、

市公園課よりすぐに連絡をいただきました。
先生は市から図面をもらい資料作成にとりかかられ、
それが出来次第、皆さんと現場で今後の対策を話し合うことになりました。

関係者の方々の迅速な対応に感謝しています。
以下のようなことが必要でしょうか。

①貴重動植物の情報共有
②それらを有する森全体としての意味価値役割
③今後の対策や仕組みづくり

大宮安行台地に今も湧き水が流れ
貴重な動植物が生きているのは、
「水」の原点である「土」があり
土をつくる生命の循環する「森」があるからです。

自然の森はいわゆる「公園」ではありません。
自然の森をひとつの生命体として守り切れるかは、
川口市民全体が森の役割、
森を守っていく人の役割を
(自然災害の緩和、環境汚染歯止め、酸素供給、すべての生命維持、環境学習、多様性の表明、身近な森の重要性などなど)
どこまで正しく評価できるかにかかっています。

017
消えた自然地と在りし日のマヤラン

Img_5070

「森林を失った文明はほろびる」

森をうしなうことは
土をうしなうこと
水をうしなうこと
命をうしなうこと

参考「川は生きている」(富山和子/講談社)など

 

 

 

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