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2020年4月27日 (月)

野草ガーデン⑪エリア

ここのところYouTuberなベー助さんが、

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ある日、「おうちで野草天ぷら」を撮影した日
以来

どうしても、


何気なく目をとめた植え込みスペースが
どこもかしこも
野草料理オープンスタジオセットに見えてきました。

そこでいっそのこと、
野草ガーデンとして


宿根草や一年草こぼれ種を残し、
強く増えすぎた草木を抜き食べる、
ざっくり庭づくり、

野草料理ガーデニング、
っていうのもいいかもしれません。

以下は
昔ながらの幼馴染みのような
野草花木の仲間たちが繰り広げる
10エリアスタジオ♪


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①雨どいエリア
左奥から
・クコ (お茶・今ちょうど番茶とブレンドして飲んでいる)
・ヨモギ (よもぎ団子、よもぎ飯、お茶)
手前真ん中
・ミズヒキ (活け花、縁起のよい紅白花)

 

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②水鉢の中
・ショウブ (頭に巻くと香りのミスト風呂、端午の節句)
・ヒツジグサ (在来唯一のスイレン、未の刻に咲く可憐な花)
・アサザ (よく見たらヒツジグサでなくアサザでした)
  (葉の縁が微妙に波打つ。準絶滅危惧種)
・セリや ドクダミも 菖蒲にくっついてきました。
高さ4~50㎝はあるので
植木鉢に定植したものを
水の中へ沈めます。
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・メダカ (ボウフラを食べてくれます)
・アカガエルのオタマジャクシ
  (アクアリウム生態系でエサは不要)
この鉢の下のブロックを動かしたら
10㎝以上もあるアカガエルのお母さんが
棲んでいました。
彼女が産んだオタマかもね♪

しかしオタマは何百と湧くボウフラは食べてくれないので
4匹のメダカを入れたところ
3日でボウフラは見えなくなりました。
また、
水鉢のカベに小さな泥団子が無数につき、
その泥の中にはイトミミズが無数に生まれて出て、
楽園状態です。

 


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③その裏面

中央の木
・クサギ (実クサギ染め、蝶道の木・黒系アゲハに人気)
手前
・ノビル (酢味噌あえ、春スパゲッティに)
     (ニラ、アサツキも良し)
・セリ (おひたし)

奥近辺
・ドクダミ(お茶)

 

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④とある中央エリア

・フキ (フキ味噌、葉柄の煮びたし)
奥まんなか
・ススキ (十五夜かざり、草花あそびミミズク、ほうき)

 

 

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⑤枕木エリア

早春から咲き続ける愛らしい花、渦を巻いて咲き続ける
・キュウリグサ (わすれな草のアリエッティ版)
葉は驚くなかれ、キュウリの味と香り!
それ以来、胡瓜草と呼んでいたら、
ほんとに名前がキュウリグサだったッ。

 

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⑥縁台の縁石エリア
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小学生までに是非遊んでほしい
・ヘビイチゴ (草花あそびイチゴツナギ)
・ヤブヘビイチゴ (より実が大きい)

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⑦青空キッチンエリア

中央の木
・トチノキ (リース飾り栃の実、もちもちの木)
大谷石コンロ周り
・リュウノヒゲ(ジャノヒゲ)(青い実はトルコ石?)
・シダ (鏡餅の下敷きに重宝)
・カタバミ (葉っぱ10円玉磨き、ヤマトシジミ食草)

 

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⑧中間エリア

寄せ集めの縁石の中
・春 ヤブカンゾウ (オレンジの花、葉おひたし)
・夏 ミョウガ (ソーメンの時期に出てくる)

 

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⑨見守りエリア

母屋を見守る木
・キジュ 
 (喜樹、縁あってずっとココに居る)
その下
・朝倉サンショウ (新芽の佃煮サイコー、アゲハ食草)
・マタタビ (猫だいすき、天ぷら、クサカゲロウ)
根元
・ミツバ(姫立金花に覆われ救け出す、お吸い物、豆腐の薬味)

 

 

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⑩とあるレンガエリア
レンガ内側
・ヨウシュヤマゴボウ 
 (増えすぎず遊べる帰化種は残す、色あそび)
 (それほどの強い毒性は感じないが食べてはダメ!)
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レンガの外側に生えた
・カタバミ (黄色い花、これは紫リーフ)
・関東タンポポ (おひたし、たんぽぽ笛、ストロー)
週に一度は食べているタンポポ葉のおひたしは絶品の苦み。

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⑪おまけ見沼エリア

見沼田んぼの草花は
草花でも大輪、
自然の寄せ植え植栽ヒントに!
・オヘビイチゴ 
 (花は♡型、キジムシロ属でイチゴ型の実はつかない)
・シロツメクサ (花かんむり)
・カラスノエンドウ(ヤハズエンドウ)
  (天ぷらおひたし、実でピーピー笛)
・ジシバリ(イワニガナ)(おひたし、葉はスプーン型、花は切り紙細工のよう)
・ムラサキサギゴケ (紫の花は鷺に似る) 

 

 

 

 

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2020年4月26日 (日)

おうちで野草のてんぷら

コロナウイルスの状況が良くならず、ステイホームが呼びかけられています。
そこで、「おうちで野草のてんぷら」をアップしました。
おうちでの過ごし方のヒントにしていただければ幸いです。

川口自然探検隊YouTubeチャンネル
https://www.youtube.com/channel/UCT_W-cfth_Zk9O6IwwwOuxA

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2020年4月24日 (金)

防災~すき間を見つけて種をまく

春と秋は種蒔きシーズンです。

まきたいけど、まけない、
まけそうだけど、まけないッ

そんなときは、ビニールをはがし、石をどけて、

すきま開拓!


ノゲシやハコベ、ハルジオンなど
春の草が伸びてきたビニールハウス東側。

野菜は西陽より朝日が好きでしょう、
いいところを見つけました。

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ざっくりと地上の草を抜き、

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地中の根っこや小石もざっくりと取り除きました。

自然農法や自然農なら
里山の木々の落ち葉が自然に降り積もった
ふかふかの土にそのまま種をまきたいところですが、

田んぼを残土で埋め立てたような土地では
蔓植物の根や 小石を取って
かちかちの地中に空気をいれて
ゼロ地点に戻してあげることが
先決かつ肝要となります、
野生種ではなく栽培種では尚更です、

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お山の腐葉土と 手づくりぼかし肥を
混ぜ込み、

自家採種のポップコーンを蒔きました。

(3年前からでしょうか、
種子法や種苗法がどんどん改変されていっていますが、
コロナのようなパンデミックが起こると
種や苗を 一部の大企業に依存しつつある命の危険をさらに思います。

今や

政府や自治体や企業や農家に頼れない天変地異に自然災害のオンパレード、
種や苗は防災グッズに似ています。
各家庭で せめて数種類のタネや苗を庭やベランダや窓辺で常備して、
いざというとき隣近所とかけあわせていった方がいいかもしれません。
 

今の視点で 法律をまもる、ことも大切ですが、
未来の視点で 法律をふりかえる、ことも大切になってきました。。。)

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水をあげました。

待つこと2週間、
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芽が出ました。

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種の残りは
アサにあげました。
とうもろこしは大好物です!

ヒルは悲しいかな、
気管支が弱そうで
よくゲコゲコしていましたが、
ある朝、天国に飛び立ってしまいました。

咽頭気管支系は私も丈夫でないので
ずっと気になっていましたが、
ニワトリも喉が弱かったり足が弱かったり、
さまざまで、
自分と重ね合わせるのか不器用さがたまらず
無条件に愛しさがこみあげてきます。
動物もまたそれぞれに生きた個性をもっているのですね、、

 

 

 

 

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2020年4月21日 (火)

ストッキング紐のポケットシルクマスク

ポケット式マスクを作りました。

ポケットに 
テイッシュとか 
マスクシート(ドライエチケットシート)を
入れるタイプです。

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①布を裁つ
114㎝幅のシルクがあったので
縦20cm幅に切り、横半分に切り57㎝。
これでマスク1枚分。

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②端ぬい

生地を縦方向に置いて、
端と端を縫い合わせたところ

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③ひっくり返しました

 

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④下から折り上げて


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⑤上からも折り重ねて

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⑥両端を縫い、




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⑦両端を三つ折りにしてヒモ通しをつくり、
ヒモを通しました。

嵌めた後、
顔に合わせてギャザーを寄せたり
紐調節して隙間をうめます。
なんとなく立体になります。

とちゅう、
細いゴムがまさかの売り切れ。
別のお店にもありません。
困っていたら姉が教えてくれました。

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💛ストッキングを3~4㎝幅の輪切りにして
立体型マスクに縫い付けたと。

おおお~天才!
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私のは、紐通しがあるので
せっかくの輪切りを切って
ヘアピンで通しました。
まだ使ってないので着け心地はわかりません^^;

普段は
捨てずに捨てきれず箪笥にしまってあったガーゼマスクを使っています。
まさかこれを使う日が来るとは思いませんでした。
確か息子が小学生のときに貰ってきた未使用ガーゼマスクです、
ちょうど2枚あって、毎日洗って交互に使っています。
コロナがきっかけでしたが、
花粉症と喉の乾燥と冷えの予防に効果があり
家の中でも嵌めています。
しかし洗濯のしすぎか1カ月余りでヨレヨレです。

そこで今や貴重品のマスクを作ってみました。
ガーゼはふんわり普段使いに心地よく、
シルクはさらっと外出向き。
コロナ予防には弱い気もしますが、
花粉症で悩む人、気管支が感じやすい人は
お肌の入り口の乾燥や冷えやホコリや匂いをガードしてくれます。
もう作らないけど木綿の立体マスクもシャープですてき♪
てきぱきと仕事できそうです。
外を歩くとき、歩いている人のマスクを眺めるのが楽しくなりました。

 

 

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2020年4月20日 (月)

竹の旬は筍

むちゃくちゃだった切り抜きレシピファイルを整理しました。
20年分でしょうか、
ごちゃごちゃに入っていたものを

「まごはやさしい」で並べ替えたファイルと
「定番レシピ集」ファイルと
「おやつ」ファイルへ。

生まれ変わった効果が現れました^^
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<筍と間引き菜だいこんのおかか炒め>


これは「定番レシピ集」ファイルの
「野菜」インデックスの
「筍」ページに入っていたもの、

のアレンジです。

①たけのこをゴマ油でいためて
②砂糖、しょうゆ、みりん、酒を大匙1位づつで調味して
③火を止めてカツオブシをふりかけて出来上がり

間引き菜とかベーコンはアレンジで。

旬は行事になり文化になり文明になるって誰かが言っていたような。
竹の旬は、字の如く筍。
タケノコ掘りという行事で筍料理という食文化に
受け継がれたようです。

そこで思うのは、
どんなに化学が進歩していっても
多種多様多層な食文化は残って行って欲しいなと思います。
というのは多種多様多層な動植物のいのちのつながりが
宇宙時代の地球の長所だと思うからです。
そうして、
その命のつながりを残すためには
それが行事として生活の中に受け継がれていくことが
一番説得力があります^^♪


生物と無生物の間にいるコロナウイルスは
ある意味、
ひとり勝ちしている人間を
命のつながりのなかに戻してくれています。

とはいっても
「なんでタケノコってたべるんだろうね」
ラーメンに入っているシナチクに
どうも不可解な息子が言いました。
たしかに
「タケノコご飯、さいこー♡、やっぱこれだけは作らないとね!」
と思うようになったのは いつ頃からだったでしょうか?

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2020年4月16日 (木)

2020年度おうち園バッヂ

今年の初モンシロチョウは、

3/6啓蟄を過ぎた3/9の庭の中央通りにて、

初飛翔に出会いました。

今年のおうち園バッヂは

<チョウシリーズ>です。

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キアゲハです。

ギフチョウのようになってしまいました^^;

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①まずフエルトシートの上に
チョウの胴体部分の羊毛をのせて

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②羽ものせて
ニードルでチクチクしていきます。


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③下羽に模様なども乗せて

あれ、アケビコノハになっちゃった!

アケビコノハは近くのコインランドリーのコンクリの内壁に
羽をとじて留まっていましたが、
ほんとうに木の葉そっくり!

大変美しかった。

チョウ・ガ、シリーズのなかでもイチオシの衝撃的美しさです。

次は、
何がいいかな~
チクチクチクチク・・・・

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あれ、また蛾になっちゃった。

オオミズアオです!

これもアケビコノハに負けない驚きをもたらします、
森で目の前の樹皮や木の葉で休む姿に突然出会うと、
立ちくらみするような衝撃があります。
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上左から
オオミズアオ、アケビコノハ
クロアゲハ、キアゲハ、アオスジアゲハ、

モンキチョウ、ツマキチョウ、
ヤマトシジミ、ミドリシジミ

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参考は、いいものたくさんありますが、
今回は、これッ!

チョウたちも
自分の好きなお花が
あるんですね♪

さあ、このチョウバッジたちは、
どこにとまるかな?

 

 

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2020年4月15日 (水)

戸塚下台公園斜面林の紹介動画

川口市の自然地紹介、第2弾です。

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2020年4月11日 (土)

「綾瀬の森」野草紹介の動画

本日は、コロボックルくらぶで「野草の天ぷら」の予定でしたが、コロナウイルスの感染防止のため中止としました。

コロナウイルスの影響で、しばらく自然活動が出来なくなります。そこで川口市の自然を動画で紹介することにしました。

今回は、綾瀬の森の食べられる野草紹介です。

動画を参考に、森で野草を摘んで、おうちで天ぷらにして食べてくださいね!

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2020年4月 6日 (月)

希望を与えて励ます~よもぎ団子

今年はよもぎ団子を食べたくて食べたくて
2度も作っていただきました。

白玉粉でもなく
もち米でもなく
上新粉が無性に食べたくなりました。

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中央の柔らかい芽先10㎝くらいを摘んでいきます。
片手に持てるくらいです。
小さなボール1杯分くらいです。

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それを塩を入れた熱湯でしんなりっとする位茹でました。
1~2分くらいかなあ、

それを冷水にとり絞り、
包丁で細かく細かく刻みます。
最初に細かく切るのがポイントです。

それからすり鉢でスリスリスリスリ・・・

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そこへピンポン玉くらいの大きさにして蒸した上新粉を投入。
狭すぎッ、
大きい器に移し変えて搗いたほうがいいですね^^、


上新粉は、よくある小袋で、
せっかく作るには少ないようですが、
2~4人家族で 気軽に食べるには 丁度よい量ですね。

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狭いので なかなか搗けず、
手で混ぜこねました。

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ちいさく丸めたら

もう蒸してあるので

そのまま食べられます。

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色は薄いようでしたが、
ちょっと時間がたって、
丁度良い感じの草色になりました♡

 

<くわずにょうぼうの一節>

よもぎがはえたところにくると

だめだあ、どくがあって おっかねえ、

しょうぶが はえたところにくると

だめだあ、かたなが はえてて おっかねえ・・・・

と山姥は回り道をして奥山の棲み処へ帰っていきます。
最後の裏表紙の花菖蒲の絵は、
お風呂に入れる葉菖蒲とは違う植物が描いてあり大変残念なのですが、
それはそれは見事な山姥と蓬と菖蒲に出会える絵本です。

   「くわずにょうぼう」(福音館書店)

まさに
『昔話は、
自分では見出せない想像の世界を
切り開いてみせ
正体のないものに形を与え、
道を暗示し、
希望を与えて励ます』
絵本です。

 

 

 

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