希望を与えて励ます~よもぎ団子
今年はよもぎ団子を食べたくて食べたくて
2度も作っていただきました。
白玉粉でもなく
もち米でもなく
上新粉が無性に食べたくなりました。
中央の柔らかい芽先10㎝くらいを摘んでいきます。
片手に持てるくらいです。
小さなボール1杯分くらいです。
それを塩を入れた熱湯でしんなりっとする位茹でました。
1~2分くらいかなあ、
それを冷水にとり絞り、
包丁で細かく細かく刻みます。
最初に細かく切るのがポイントです。
それからすり鉢でスリスリスリスリ・・・
そこへピンポン玉くらいの大きさにして蒸した上新粉を投入。
狭すぎッ、
大きい器に移し変えて搗いたほうがいいですね^^、
上新粉は、よくある小袋で、
せっかく作るには少ないようですが、
2~4人家族で 気軽に食べるには 丁度よい量ですね。
狭いので なかなか搗けず、
手で混ぜこねました。
ちいさく丸めたら
もう蒸してあるので
そのまま食べられます。
色は薄いようでしたが、
ちょっと時間がたって、
丁度良い感じの草色になりました♡
<くわずにょうぼうの一節>
よもぎがはえたところにくると
だめだあ、どくがあって おっかねえ、
しょうぶが はえたところにくると
だめだあ、かたなが はえてて おっかねえ・・・・
と山姥は回り道をして奥山の棲み処へ帰っていきます。
最後の裏表紙の花菖蒲の絵は、
お風呂に入れる葉菖蒲とは違う植物が描いてあり大変残念なのですが、
それはそれは見事な山姥と蓬と菖蒲に出会える絵本です。
「くわずにょうぼう」(福音館書店)
まさに
『昔話は、
自分では見出せない想像の世界を
切り開いてみせ
正体のないものに形を与え、
道を暗示し、
希望を与えて励ます』
絵本です。
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