自然の森を 希少動植物保護区に!
安行原自然の森に
遊具に続き、
au無線局の設置の話しが入りました。
下請け会社の方へ市民として反対の意見を述べました。
湧き水のタンクとなる
表層の落ち葉や腐葉土や植物が削られ、
遊具ができたところです。
遊具はとてもいいものですが、
貴重な自然の森に
設置していくことは
また新たな次の工作物を生み出し
混乱と破壊を招きます。
それを避けて話し合いを持つことができたと
喜んでいましたが、
またすぐに電柱1本ならいいだろうと
無線局設置の話しが舞い込みました。
周辺すべてに断られたそうですが
その設置料金があまりに低すぎるのも
一因かもしれません。
川口市の奇跡とも言える
このような自然の森でさえ、
その保護は後回しになり、
企業や市民の都合が優先されますので、
気付いたら
あらゆる場所で森がなくなり
道路だらけになっていた、
というのも頷けます。
ここは、
湧き水と安行台地の斜面と湿地を土台として、
その骨格と水脈に腐葉土をたたえた希少な自然地です。
フクロウ、
アズマヒキガエル、
ウスイロオナガシジミ、
アオダイショウ、
ニホンカナヘビ、
マヤランなどなど
県のレッドデータブックに載る
希少動植物が暮らす森です。
県知事より希少動植物保護区などに指定されて、
この場所の特性を生かした
教育分野、
子育て支援、
健康福祉、
地球温暖化対策~炭素保持、
気候危機対策~森林保持、
自然災害における保水機能、
生物多様性の保護
などなど
その価値をみんなで再発見、
より再発掘していけたらと願います。
説明の終わったあと、
「おおお」
なんと
レッドデータブックに貴重すぎて
「情報不足」
としてしか載らなかったマヤランが
顔を出していました。
あーまた設置されてしまうのだろうかと
悲しい思いで歩いていましたが、
「わたしたちが おうえんしてますよ」
と、逆にマヤランからエールをもらいました(涙)。
これからの企業には環境への理解を望みます。
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