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2020年6月17日 (水)

お山たんけんと竹きり

今日は小さな畑のおうち園です。
お山の日です。
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6/11に梅雨入りして
紫陽花も今を盛りと咲いています。

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来た人から田植えがはじまりました。
おじいちゃんちは湿地なので
水面が高く田舟がないと植えられない深さです。

そこでポットで養生したイネを
投げ込む、

という方法を考え出しました。

子どもたちと投げるのは初めてです。
どうでしょう???
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そーーーーれッ、、、

ぽとん、

うまい、うまい!

「投げ込み農法」です。

それからお山へ向かいます。
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「わ~、これすごいね」
「うちに あるのに にてる」
「きょうりゅう出てきそうだよね」

シダの葉や
クサグモや
イモムシや
どくだみの花に
ひとつひとつ立ち止まり、

わ~
お~~
きゃ、

もうすでに探検家になっている子供たちです。

「こんにちは~」
新年度、最初の入山です、
お山の神さまに挨拶します。

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みんな どんどん進んでいきます。

あれ? 

止まっています。

自分と同じくらいの背丈の葉っぱが
門になって塞がっているもようです。

すると、みんなが
「おーい、こっちだよ~~~」

意を決して前に進んでいきます^^
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入って一歩で
棒やら竹やら
もう手にいっぱいの宝物を抱えている人がいたり、


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ぐわーーーっと頂上にのぼって
光の玉いっぱいの竹山を
両手いっぱいに抱えている人がいたり、

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竜骨いっぽん橋を果敢にわたる人がいたり、


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シュロの葉をもって
孔雀の舞を舞う人が居たり、
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仙人のように
もりもりと健脚の人がいたり、
ほとんどカメラに収まらず、
走り去る人がいたり、

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湧き水にカエルをみつけて
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自分もカエルになって
興味津々で追いかける人も居たり、

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一巡りして一休みして
小さな葉っぱを
愛でている人がいたり、

それぞれに無限の瞬間(とき)を過ごしていました。

その静寂をやぶるように
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ぎこぎこぎこ、

みしみしみし、

われるよ、われる音がする、

あぶないよ、
みんなこっちによけて、

竹伐りのお仕事が始まりました。
竹のミシミシミシ・・・・
という音に
緊迫感が走ります。
年長さんが竹切り翁になり、
下の子たちは上を見上げます。

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おおおおおおお・・・・

バサーーーーンッ

竹山のなか
皆の歓声とため息が
風になって流れていきました。

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枝はらいをしてくれています。
ながいながい竹です。

「ながしそうめんにするんだよね」

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少し早いですが
お山さんぽもしましたし、
竹きりのお仕事も終えましたから、
お弁当にしましょう♪

しかし、
食べ終わってからが本番でした。
荷物をおいて身軽になって水筒だけ持って、

探険に出発です。

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彼がこの後、
何をしたかわかるでしょうか。

皆が居なくなった後、
私も下に降りた後、

ドドドドドドドドド・・・・

と時速300kmで走り降りてきました^^;

この時点で決心していたかは不明ですが、
やり遂げたお顔だったことは間違いありません。
足の運びで上半身のバランスをとり
転ばずに最後は減速するという
あの緊張感を思い出しました(汗)

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その横には無心に竹の皮を拾う人がいて、
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森の入り口トンネルを抜けた先の坂道途中の
木の根元にお供えされました。

ここは小人さんのおうちの入り口です。

「ここは たのしいね~」
「ぶきみだね~」
と坂道を登り切ったところには
公園があって
シーソーで平均台の訓練と転落の危険をまなんだり、
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超絶技法の特訓をしていたり、
大人のわたしたちとは本質的に違う
濃密なじかんが流れているようでした。

おそらく人生の懐かしいところに
言葉をこえたワンシーンとして
刻まれるかもしれません。

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それからお誕生日会をして、


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さらに先へ進んでいきました。


道は長く暑く険しく、

もう道は閉ざされたかと思いましたが、

「ねー、どっちだろ」
「こっちじゃない?」
「いけないよ」

覆いかぶさる木々をくぐり抜けると
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そこは洞窟のような

木漏れ日でした。



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とっくに先へ行ってしまったお友達が
しゃがんで貝を集めていました。

「じょうもんのかいだよ!」

縄文文化の発掘をしていました^^^^

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それからも、

まだまだ…

まだまだ・・・

歩き続けヘトヘトです^^;

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そうして
ようやくようやく、
アジサイの道に戻ってきました♡

「あじさいは どこ~?」
「まだ先だよ」
「どこ~」
「まだ先だよ」

みんなアジサイが大好きで、
とおもったら、
「ママ、おはな すきなの♡」
と言ってお土産に持って帰るのでした。


おーしーまい

<おまけ>
田植えも無事おわりました。

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田んぼの中の棒に、

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目まで真っ赤なショウジョウトンボや
濃青のオオシオカラトンボや
敏捷なギンヤンマが来ていました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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