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2020年7月14日 (火)

赤ジソ染め 再び

5月ころ、
こぼれ種で自然にあちこちから
芽が出てくる赤ジソを
縦一列に畑に直植えして、

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7/14 
ぐんと大きくなりましたので
赤ジソ染めをすることにしました。

Img_6087
葉上には、
まだ2cmにも満たない
オンブバッタが無数にいて
雨のシャワーを浴びていました。
雨宿りをしている子も居ます^^

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今回は、色褪せてベージュになったシルクを
重ね染めします。

一体何で染めたシルクなのかは忘れました。



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モフモフと枝分かれした枝を
2~3束くらい抱えてきて、
茎をとりのぞきます。
オンブバッタが食べて穴が開いています。

大鍋にザク切りにして
水をひたひた注ぎ入れ、
強火にして沸騰したら
弱火にして15~20分。

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染液をこしたところ。
左は色の抜けた赤ジソ。
中央は染液。
右は、お風呂へ入れる用です。

赤ジソ風呂は、冷え性、リウマチ、排毒作用等。
確かに、お湯は柔らかくなり、
体は暖まります。
デトックス作用というのは実に嬉しい^^

中央の鍋に
ミョウバンを小さじ1ほど入れてかき混ぜ、
輪ゴムで模様をつけたシルクをいれました。
輪ゴムではなく麻糸で巻いたら
より環境には良いですね。

もう液は熱いので
弱火で15~20分。
そのまま一晩放置。

Img_6098
翌日、
炭色の液から取り出したのは、
めっちゃどきどきするような炭紫でした。

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ゆすいで干したら、

ジャコウアゲハそっくりでした。

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さらに翌日、
模様をほどいてみると、
こんな絞りが浮き出てきました。


絞ったまま乾かすと
縮れちりめんになります^^

一体何という色なのでしょうか?
写真とはちょいと違い、
今の色合いは、
暗緑色(あんりょくしょく)と紫苑(しおん)が混じったような色です。

6年前9/9の赤ジソ染めでも
色の表現に苦慮していますが、

やっぱりチャコールグレーならぬ
チャコールバイオレットかな。

雨の長引く梅雨です。
寒いので
首に巻いています。
シルクはさらりと軽いのに
大変暖かいです。


<さらに後日>
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大きなシルクの濃い目のベージュを
Img_6114
染めてみると
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薄いチャコールバイオレットになりました。
丸い模様は、裏側の柄が映っています。

どうも見たことのある色です。

なんだろ、

なんだろ、

そうだ!
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フジやクズの花に擬態するチョウの幼虫、

ウラギンシジミ色だッ!




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