赤ジソ染め 再び
5月ころ、
こぼれ種で自然にあちこちから
芽が出てくる赤ジソを
縦一列に畑に直植えして、
7/14
ぐんと大きくなりましたので
赤ジソ染めをすることにしました。
葉上には、
まだ2cmにも満たない
オンブバッタが無数にいて
雨のシャワーを浴びていました。
雨宿りをしている子も居ます^^
今回は、色褪せてベージュになったシルクを
重ね染めします。
一体何で染めたシルクなのかは忘れました。
モフモフと枝分かれした枝を
2~3束くらい抱えてきて、
茎をとりのぞきます。
オンブバッタが食べて穴が開いています。
大鍋にザク切りにして
水をひたひた注ぎ入れ、
強火にして沸騰したら
弱火にして15~20分。
染液をこしたところ。
左は色の抜けた赤ジソ。
中央は染液。
右は、お風呂へ入れる用です。
赤ジソ風呂は、冷え性、リウマチ、排毒作用等。
確かに、お湯は柔らかくなり、
体は暖まります。
デトックス作用というのは実に嬉しい^^
中央の鍋に
ミョウバンを小さじ1ほど入れてかき混ぜ、
輪ゴムで模様をつけたシルクをいれました。
輪ゴムではなく麻糸で巻いたら
より環境には良いですね。
もう液は熱いので
弱火で15~20分。
そのまま一晩放置。
翌日、
炭色の液から取り出したのは、
めっちゃどきどきするような炭紫でした。
ゆすいで干したら、
ジャコウアゲハそっくりでした。
さらに翌日、
模様をほどいてみると、
こんな絞りが浮き出てきました。
絞ったまま乾かすと
縮れちりめんになります^^
一体何という色なのでしょうか?
写真とはちょいと違い、
今の色合いは、
暗緑色(あんりょくしょく)と紫苑(しおん)が混じったような色です。
6年前9/9の赤ジソ染めでも
色の表現に苦慮していますが、
やっぱりチャコールグレーならぬ
チャコールバイオレットかな。
雨の長引く梅雨です。
寒いので
首に巻いています。
シルクはさらりと軽いのに
大変暖かいです。
<さらに後日>
大きなシルクの濃い目のベージュを
染めてみると
薄いチャコールバイオレットになりました。
丸い模様は、裏側の柄が映っています。
どうも見たことのある色です。
なんだろ、
なんだろ、
そうだ!
フジやクズの花に擬態するチョウの幼虫、
ウラギンシジミ色だッ!
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