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2020年8月28日 (金)

アサと おーちゃん

「岡崎おうはん」という種類のニワトリが来ました。
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休日の朝、どこかへ出かける息子へ
行き先を尋ねると秩父へ行くという。

秩父といえばアライファームがあるはず。
烏骨鶏など放し飼いの鶏を売っている所で、
親切なホームセンターのお兄さんが教えてくれました。

出かけた息子へ
家族ラインで
「かってきて」
と住所とともにお願いすると
まさか本当に、
買ってきてくれました。

希望は雑種でしたが、
「岡崎おうはん」という
大変なつっこい、卵をたくさん産む種類だそうです。
しぜん名前は「おーちゃん」となりました。

当日は深夜到着で
翌日は、
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アサとお見合い。
一人になってしまったアサに
元気を連れてきてもらおうと思いました。

しかし、

アサは予期せぬ出来事に仰天の目玉をしています。

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ただならぬ気配です。
見過ごしにはできぬとばかりに
睨み続けています、


この後、おもむろに体を正面にして、
おーちゃんに
くちばしで一撃をくらわしたアサでした。
(どうなることやら^^;)

 

ぴーよぴーよぴよ
と、鳴きさけんだおーちゃんは、
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手の上でくつろぎます。

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仕方ないので
慣れてもらうために
敷居ごしのお見合いです。

3日目
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庭の手入れをしていると
肩にのってくる
おーちゃん。

時々、髪の毛を黄色い嘴にはさんで
すいーっと引っ張ります。
どうも毛づくろいをしてくれているようです^^

噂にたがわず正真正銘なつっこい岡崎おうはんのオーチャン♡

思った以上に小さいのと
1羽だけで不安だろうと、
しょっちゅう手にのせて運んでいたので
余計かもしれません。

夜は、アオダイショウがこわいので
段ボールに入れて部屋にしまいます。


4日目
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庭に放すと、
ふたりで並んでいました。
アサも険しい目つきがすっかりとれて
和やかな表情になっています。
傍で同時に毛づくろいなぞしています。
お互いの存在にかなり慣れてきました。

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アリやダンゴムシやダンゴムシや ハサミムシや ナメクジや蚊さえも
動くもの何でもつついて食べてみるおーちゃんが、


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足元に初めてのミミズを発見。
まん丸のお目々で息を呑んでいます。

喜び勇んで追いかけて食べていると
普段はミミズに見向きもしなくなったアサが
つかつかとやって来て
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オーチャンのくちばしから
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ミミズを奪いとりました!

すると、
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なんと、

取り返すおーちゃん。

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大胆不敵のおーちゃんに
驚くアサ。

アサ静止状態。

無言で威嚇するアサ、
肩をすくめるおーちゃん、
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「アンタ、タダデスムト オモットット」
アサの心の声が聞こえてきそうです。

また一撃をお見舞いされるかと思いきや

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そしらぬふりで歩き出すオーチャン、

緊迫した緊張が続かないオーチャンでした^^;

5日目 たまにつつかれることはあるものの
6日目 一緒に居る時間が長くなり
7日目 今日は扉を開けているのに
ふたり仲良く小屋の中です。
8日目 一緒に木の下でくつろいでいました。
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9日目 外で休んでいたベースケの上に乗り、
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座って眠ってしまいました^^

22日目
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3週間経ち、鶏小屋の中で眠るようになったオーチャンは、
ある晩から、アサと一緒に寄り添って寝ていました。

それまでは、
小屋の端と端に分かれて寝ていましたが、
意外にもアサの方から
オーチャンの寝ている方に行きました。

アサが体を揺すると、
オーチャンはつぶれて
ピーヨピーヨピヨピヨピヨ・・・・
と鳴きます。
つぶれてなくても
オーチャンは小さい声でずっとピヨピヨ鳴いています。
心なしか嬉しくて甘えているような声です。

朝晩冷え込むようになり
ふたりとても暖かそうです♡



つづく

※「岡崎おうはん」は岡崎牧場で開発された
肉用種の雄と産卵種の雌をかけ合わせた国産の鶏種
だそうです。

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