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2020年10月20日 (火)

土の道がゴミの道に~その後~

埼玉県のはつらつプロジェクト、

川と人とが親しめる空間の創出が目的ですが、

川の土手を当たり前のように

舗装していくプロジェクトになってしまいました(泣)、

ちなみに我が故郷の遊歩道は、

こんな感じ、
1596401505705_20201022113001
ごくごく当たり前に
Img_20200803_061247
土の道です。


舗装した道より膝にやさしく、
こちらの道の方が歩きやすい、
と多くの方が仰ると思います。

1596403905134_20201022113001
大雨洪水の際の
遊水地への水の逃げ道は
一段低くして舗装してあります。
(越流堤)

右手は立田山、
後ろを振り返ると熊本城が見えます。

1596401702905_20201022113001
詳しい組成は不明で、
砂砂利は引いてありますが、
当たり前に表面は



土の道です。

 

この辺りでは
川口市の赤山城址の土の道に近いかなぁ

 

で、
綾瀬の森の横の土手は、
高校生の女の子を筆頭に小学生や幼児が、
綾瀬川を愛する会の大人へ
みんなの意見をがんばって伝えて
行政へも伝えて、
とうとう

舗装をしない土の道を残せることになったのですが、、、

ところが、

その土の道に

県土整備事務所の不手際で
ゴミの道が入り、

それを撤去して
赤土が入れられることになったものの、

その後の関係団体の会員の意思の疎通等も
スムーズに行われず、

もうどうなってしまうことかと
ハラハラドキドキしましたが、

本日、
ようやく現場で立ち合いが行われました。

県土整備事務所から2名
川口市河川課から1名
綾瀬川を愛する会から3名、
コロボックルくらぶより2名、
アドバイザー1名。

Img_20201020_140052

これまでの経過も含め、
ところどころ、
ん?
と思うところはあったものの、

皆さん、
それぞれに堪えて、

Img_20201020_140615
和やかに立ち合いは進行し、


Img_20201020_141413
赤土仕様なので、
市民からのクレームが来て、
土の道に理解が得られなかったら
どうしようという部分もありますが、

Img_20201020_135112
全体的には

ほぼこんな感じで、

試行錯誤ながら、

もし何か支障や要望が生まれたときには
会員の意見がまとまれば、
行政も対応してくださるとのこと
全員共有の場で、


あたたかく
心強いお返事もいただき、


本当にほっとしました。

<今後>
・土手はカマボコ状にして水はけをよくする。
・草が生えてきたら 表面も更に落ち着くと思われるので
 このままで様子をみる。
・もし今後、何らかの支障が生じた場合は
 費用含めて行政も対応する。

☆11月のコロボックルくらぶの活動では、
「焼き芋と 土の道をはだしで歩こう!」

実は最近、この道を裸足で歩く人、続出中ですっ‼

<夢>
・埼玉県の土手の舗装道路も
熊本の上記河川のような土の道が
ふつうに見られる光景になる。

・そのなかで砂砂利も引いていない
綾瀬の森の価値は更に高まる。

・土の匂い、土手際に生える植物の匂いを
感じ呼吸する。土手を歩く人が排気ガスや
人工物の街中との空気の違いを
暮らしのなかで身近に感じられる。

・土や川や海や空気や生きものを
観念的に学ぶのではなく、心身頭で共感する。
町を自分たちで時間軸のある生態系豊かな場所に
創造する。

 

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