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2020年10月30日 (金)

セイタカアワダチソウ茶

七十二候の菊花開は

10/13頃の「きくのはな ひらく」、

それを合図に採取すれば良かったでしょうか、

 

実際はなんやかんやで
1週間いじょう採取時期を遅らし、
軒下に蕾の花穂を干せたのは
あちこちに黄色く咲いていたセイタカアワダチソウが
もうなくなる頃でした。

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4~7日干したところ。

 

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ざっくざっくハサミで切って
いつも飲んでいる番茶に
(特に生活クラブの番茶はざっくり深い味わい)
一穂、二穂、ブレンドして飲みます。

これだと二瓶分で、
なくなるのが惜しいと思う、
ちょうど良い量です。

苦味があります。
このまえに、飲んでいたカキドオシは すっとした味。
野草もそれぞれに全く違う個性的な味わいを持っています。

 

毒出しデトックス効果で浄血をたすけ、
胃腸にも良いとか。
美味しいうえに尚うれしいですね^^

セイタカアワダチソウは
北アメリカ原産で
外来生物法により
要注意外来生物に指定されたり、
花粉症のブタクサ類と混同されてもいますが、

その後、隆盛を極めると
植物が変遷していきます。
セイタカアワダチソウの場合、
イヤ地になっていきます。
土壌中の栄養の変化や
自身のもつアレロパシー効果が
作用しているとか、、、
ススキとともに草地の最終幕であり、
この後は低木類パイオニアのステージに
移り変わっていく、
なんて、なんて雄大な植物の大ヒストリーなんでしょう!

とはいえ、
今だけで必死な私は、
侵略的生物に指定され手に負えなくなったものは、
採っても怒られないし、
ありがたく使ったり食べたりすることで
在来種とのバランスを図っていけるとなると、

相当にありがたく、
自然というのは
もはや自然じゃないといわれても
たまらん苦味だな~と泣けてきます。

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