秋まつりお店屋さんごっこ
今日は小さな畑のおうち園です。
畑ぼうずさんは、
紅葉の絨毯を敷き詰めて秋まつりをしています。
本日の食材は、
ススキ、オギ、
見事なムクロジの黄葉と
カシワバアジサイの紅葉、
赤い実は、
ソヨゴ、
ノイバラ、
ピラカンサに
秋グミ、
深い色合いの
クサギや
サルココッカ、
ジュズの玉、
サザンカと
狂い咲きのシャクナゲや
カリンに豆柿、ホオノキに トチの実、
オオバ菩提樹のタネ、イチョウ、
サルスベリの実、
サイカチに フジの種、
ケンポナシに ナンキンハゼの白い実、
ヘクソカズラに ムラサキシキブ、
サクラの紅葉と
数かぎりなく
まさに
サビアンシンボル~豪華な秋色の森~
変容の力そのものです。
朝のお話会では
久しぶりのテーブルシアターです。
昔あるところに小さな畑があって
小さな畑には
1.2.3.4.5.6.7.8.9人のこびとさんが
遊んでいました。
すると空から魔法の布がおりてきて
アブラカダブラ
ちちんぷいぷいのぷい、
みんなで魔法の呪文を唱えると
ぎーっ、バタン、
ぎーっ、バタン、
と魔法の布がひらき、
開くと同時に音楽がながれてきました。
ぴーぴーひゃらら ぴーひゃらら
ぴーぴーひゃらら ぴーひゃらら
すると その音楽にのって
桜の葉っぱのサクラ姫が舞い降りて踊りだし
その踊りにつられて
こんどは無患子の葉っぱのムクロジ王子が
舞いおりて踊りだしました。
今日はあきまつり、
なんのお店をひらきましょう。
サザンカの花びらをよんで
わたしたちの間にはさみ
サンドイッチやさんを開きましょう。
それを見ていたいたずらタヌキは
みどりの葉っぱの紫式部に
赤い大きな唐辛子をはさんで
辛い辛いサンドイッチやさんを開きました。
そこへ トコトコトコトコ・・・
べーすけ父さんが歩いてきました。
どっちを食べようかな、
こっちかな、
あっちかな、
そうだ、こびとたちに聞いてみよう、
こっちがいいと思う人、
は~~~い
こっちがいいと思う人、
はーい、
そうか、そうか、
小人たちはいたずら小人かもしれないぞ、
少ない方を食べよう!
かぷり、
するとからくて
ヒーヒーフーフー
ヒーフーフー
ひっくり返ってしまいましたとさ。
「おーしーまい」
これでお話はおしまいです。
ぎーっ、バタン、
ぎーっ、バタン、
魔法の布は閉じました。
さあ、これからは
皆のお店がはじまりますよ~
練習したように「おしまい」と
声をそろえていった子供たちは、
お店の準備にとりかかります。
きれいだねー
ブローチかな?
「ぱんけーき」
パンケーキ屋さんになりました。
看板製作中「おはなやさん」かな
店員さんが
きれいな花束をつくって
花瓶にさしています。
「じゅーすやさん」
それとも「おちゃやさん」かな
着々と準備中です。
「あのね、
サクランボのせたよ」
コップやお皿にカリンやピラカンサの実が
浮かべてありました。
こちらは
「カフェ」屋さんです。
豆から選べるコーヒー屋さんで
シマサルスベリコーヒーと
何か2種類ありました^^
隣のトチノ実はお茶菓子です。
ソロバンミルで豆を挽いてくれるのでしょうか?
こちらは
オナモミダーツ屋さんですが、
「にんじゃしゅりけんや」で、
無料です。
布に命中すると
どんぐりを一個もらえる
どんぐり銀行も兼ねていました。
葉っぱを飾りでつけようと
テープを探して戻ってくると
見事に飾ってあります。
「どうやってつけたの?」
「こーやって」
なんとオナモミが糊代わりになって
葉と布を トゲで接着していました。
さすが、普段磁石あそびで鍛えているだけあって
自然を試す発見力が強いです^^;
こうして
スゴイけれど
誰も気づかなさそうな裏技いっぱいの
開店準備が
各店舗そろいました、
いえ、延々と準備している人もいますが
おまつり前のお店紹介です。
何屋さんですか?
「おはなやでーす」
どんぐり何個でかえますか?
「うーん、えーと」
「3こ」
安いですね~
「う~うん、5こ、いや100こ!」
けらけらくすくす、ゲラゲラゲラゲラ・・・・
ぐるり一周、
こんな会話で盛り上がっていましたね。
さあ、皆で秒読みスタートです、
5.4.3.2.1.
チリンチリンチリンチリンチリン・・・
小さな鐘が鳴りました。
「これ くださーい、いくらですか?」
「3こ」
「はーい」
早速 お買い物に来てくれました。
いらっしゃ~い、
後ろにくんだ手がベテランマスターのようです^^
「おかね なくなっちゃった、」
「しゅりけんやさんに行くといいよ」
どんぐり銀行を兼ねているので
いつも行列です^^
喉がかわいたので
カフェに行きますと、
こんな感じで淹れてくれました。
お茶菓子とイチョウの葉付きです。
このイチョウの葉は、「あたり」でした。
いろんな仕掛けがあります^^^^
なぜか
凧づくりに凝りだした人もいます。
確かこの人はジュース屋さんのマスターです^^;;
人気のパンケーキ屋さんは
品物が間に合わなくて
隣の花屋さんから材料を仕入れてきて
セルフサービスとなりました。
生地に好きな木の実をトッピングしています。
おいしそ~
朝採り野菜の二人組も現れましたッ、
ただ収穫したかっただけのようでしたが、
なんと、
お店に並べてみたら
一瞬で売り切れてしまったので
2回目の収穫です!
「おナス くださーい」
「どんぐり一個です」
賢い主婦のような人が続出して
朝採り野菜はすぐに売り切れです。
100円均一の「ひゃっきん」のお店でした。
いえ、どんぐり1個均一なので「どんきん」ですね。
店番をしながら
「どんきん」で買った
フジの種チョコレートを齧っています。
お味は、マイルドだそうです。
隣の人は
サイカチの種チョコレートで、
お味は
「ビター」
だそうです^^;;;
もう何が何だかわからなくなってきました。
お弁当は、
この秋まつり商店街に
ゴザを敷いていただきました。
お友達が
楽しい絵本を読んでくれて
一休みです。
たくさんたくさん遊んだのですね、
すぐお片付けの時間となりました。
腰がいたくなるほど
洗い物をしてくれました。
ありがと~ありがと~~
もう帰りのお話会の時間です。
夢の国でんしゃに乗って
秋まつりの国へ行きました。
ところが、
秋まつりなのに
なんにもありません。
「お花がない」
というとお花になり
「サンドイッチがない」
というとサンドイッチになり、
「うどんがない」
「イチゴショートケーキがない」
「ジュースがない」
次々に変身しているところですね。
最後は、
鬼がジュースを飲みにやってきました。
皆、ジュースに変身していますから
飲まれそうになったところ
間一髪、
鬼をおどろかして
鬼はびっくり慌てて帰っていきました。
おーしーまい
<おまけ>
今日のおやつ スダジイ
沈んだら食べられるよ。
「占い館」?
アサにプレゼント
大好物の柿
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