脱穀・籾摺りして、玄米をつくる方法
秋に
プランターまたはバケツ稲から
お米を収穫したら
とにかく食べる、
とにかく少量でも食べたい!
でも小麦やライ麦のように
稲は 脱穀(だっこく)も籾摺り(もみすり)も
一筋縄ではいず、
玄米への道のりは山あり谷ありです。
しかし、
ようやくコロナのステイホームの余波で
畑の毎日、冬ルーティンに組み込まれました。
<少量だっこく~もみすり方法>
①はざかけして干していた稲から
稲穂をハサミでチョキチョキ
茎は長めに残して切る
②割りばし脱穀
お茶碗やコップ脱穀もありますが、
今回はこれで。
割りばしの間に
稲穂の茎をはさんで
手前から茎を引っ張ると、
ぷちぷちぷちと
籾米がはずれていく。
綺麗にはずれないのもある。
こたつに入って
動画や音楽など聴きながらの夜なべ仕事は最高です。
③ゴミとり
ゴミをできるだけ取ったり、
はずれていない粒をはずしたり、
これも丁寧にすると
結構時間がかかりますので、
動画や音楽を聴きながらの夜なべ仕事です。
ぼーっと出来るわりには面倒で
テクノロジー感ゼロです、
がしかし食生活直結の生産的実益感は高く
グラウンディング最優秀賞をあげたくなる作業です。
細かい茎など
ここまで取り除けばOKとします。
というのは、
この後の籾摺り機にかけるとき、
長い茎があると
引っかかりやすく下に落ちなくなるからです。
④ボール籾摺り(もみすり)
バケツ稲なら
まずは、この方法で充分です。
玄米と籾がはがれたら、
平たいお皿などに移して
ゆらして フー
ゆらして フー
しているとゴミが飛んでいきます。
息が強すぎると、
玄米まで飛んでいきます。
お皿の角度を手前に上げすぎると
目にゴミが入るので気を付けましょう。
そうして、畳1~2畳分など
もうちょっと収穫量があるときは、
⑤手回し 籾摺り機
にお世話になります。
いくつかの会社で出しているようなので
調べてみてくださいね。
これは非電化工房さんで、
随分前に購入したもの。
5つかみ程いれて、
ゴリゴリゴリゴリ・・・・
5つかみですと、およそ半合の玄米が出来ます。
1回目
まだまだもみ殻が残っています。
2回目
もう一度、上から流しいれます。
かなりきれいになりました。
もう一回やろうかな
って感じで5回~8回ほど
ゴリゴリしますと
その間、あっという間に
出来上がり
左はもみ殻、右は玄米。
籾殻は畑に。
玄米は、白米にひとつかみ混ぜて
いつものご飯に炊いて食べています。
おめでと~おめでと~~~~
もうちょっとあるので
また夜なべ仕事で会いましょう~
<おまけ>
作業中に籾摺り機の部品の板の差し込みが
浮いたり、
違うところに差し込んでいたり、
あるいは隙間からこぼれ落ちたりして、
玄米がたくさんこぼれ落ちてしまいます。
それを全て拾うのは一苦労というより不可能ですが
こうしてもみ殻と一緒でも
アサとオーチャンが
コッコッコッと喜び勇んで食べてくれるので
作業が楽しいし助かるし卵にもあるし、
一石三鳥です♪
おじいちゃんちに田んぼのお米、
今年は干している稲をスズメにつつつかれる前に、
玄米5号となりました。
ありがと~ありがと~
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