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2020年12月17日 (木)

脱穀・籾摺りして、玄米をつくる方法

秋に

プランターまたはバケツ稲から

お米を収穫したら

とにかく食べる、

とにかく少量でも食べたい!

 

 

でも小麦やライ麦のように

稲は 脱穀(だっこく)も籾摺り(もみすり)も

一筋縄ではいず、

玄米への道のりは山あり谷ありです。



しかし、

ようやくコロナのステイホームの余波で

畑の毎日、冬ルーティンに組み込まれました。



<少量だっこく~もみすり方法> 

Img_20201217_123003
①はざかけして干していた稲から

稲穂をハサミでチョキチョキ

茎は長めに残して切る

 

 

Img_8869
②割りばし脱穀


お茶碗やコップ脱穀もありますが、

今回はこれで。

割りばしの間に

稲穂の茎をはさんで

手前から茎を引っ張ると、

ぷちぷちぷちと

籾米がはずれていく。

綺麗にはずれないのもある。

こたつに入って

動画や音楽など聴きながらの夜なべ仕事は最高です。

 

 

Img_8872
③ゴミとり

 

ゴミをできるだけ取ったり、

はずれていない粒をはずしたり、

これも丁寧にすると

結構時間がかかりますので、



動画や音楽を聴きながらの夜なべ仕事です。



ぼーっと出来るわりには面倒で

テクノロジー感ゼロです、

がしかし食生活直結の生産的実益感は高く



グラウンディング最優秀賞をあげたくなる作業です。


Img_8873
細かい茎など

ここまで取り除けばOKとします。


というのは、

この後の籾摺り機にかけるとき、

長い茎があると 

引っかかりやすく下に落ちなくなるからです。

 

 

 

Img_6302-2
④ボール籾摺り(もみすり)

 

バケツ稲なら

まずは、この方法で充分です。

玄米と籾がはがれたら、

Img_8967-2
平たいお皿などに移して

ゆらして フー

ゆらして フー

 

しているとゴミが飛んでいきます。

息が強すぎると、

玄米まで飛んでいきます。

 

お皿の角度を手前に上げすぎると

目にゴミが入るので気を付けましょう。

 

そうして、畳1~2畳分など
もうちょっと収穫量があるときは、
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⑤手回し 籾摺り機

 

にお世話になります。

いくつかの会社で出しているようなので
調べてみてくださいね。


これは非電化工房さんで、
随分前に購入したもの。

 

5つかみ程いれて、
ゴリゴリゴリゴリ・・・・

5つかみですと、およそ半合の玄米が出来ます。

Img_20201217_112625
1回目

まだまだもみ殻が残っています。


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2回目


もう一度、上から流しいれます。






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かなりきれいになりました。



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もう一回やろうかな


って感じで5回~8回ほど

ゴリゴリしますと


その間、あっという間に






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出来上がり

左はもみ殻、右は玄米。

籾殻は畑に。

玄米は、白米にひとつかみ混ぜて

いつものご飯に炊いて食べています。


 

 

おめでと~おめでと~~~~
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もうちょっとあるので


また夜なべ仕事で会いましょう~

 

 

<おまけ>
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作業中に籾摺り機の部品の板の差し込みが

浮いたり、

違うところに差し込んでいたり、

あるいは隙間からこぼれ落ちたりして、

玄米がたくさんこぼれ落ちてしまいます。

それを全て拾うのは一苦労というより不可能ですが

こうしてもみ殻と一緒でも

アサとオーチャンが

コッコッコッと喜び勇んで食べてくれるので

作業が楽しいし助かるし卵にもあるし、

一石三鳥です♪



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おじいちゃんちに田んぼのお米、

今年は干している稲をスズメにつつつかれる前に、

玄米5号となりました。

ありがと~ありがと~

 





 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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