冬の山仕事~孟宗竹を伐り出す編
2020年の冬至です。
星読みの世界では、
いよいよ風の時代250年のスタートです。
またガイアの法則的にいうと
地球の歳差運動の約26000年周期の節目であると。
ひとことでいうなら
「新しい文明の夜明け」
のわりには、
今日も昨日もおとといも
普通に悩んで
普通に山仕事をしているので
特に変わったことは何もありません、、
しいて言うなら
特に変わったことのない普通の生活が
奇蹟といえる時代になったような気がします。
さて、
冬至3日は屋敷林を
つまり家周りの大木や大枝を切っていいと
べーすけの家の言い伝えがあって、
その日は
塩やお線香を焚かずに切ります。
だからというワケではありませんが、
ちょうど冬至の竹伐りになりました。
竹は立冬(11/7)あたりから寒の入り(1/5)頃までを
目安に伐っています。
脂がのって虫がはいりづらく良い時期です。
<孟宗竹の伐り方>
①竹を選ぶ(写真はまた今度)
表面に白いロウが吹いたものは
その年に伸びた竹なので含水率も高く腐りやすい。
表面を見て2年以降のものを選ぶ。
(昭和4年生まれの熊本の父は4~5年生がいいと言っていました)
(しかし「木六竹八」(旧暦)で9月上旬に伐るのが良いとも言っていました)
②谷側へ伐り倒す。
通常、山側ではなく谷側へ倒す。
竹は明るい方へ倒れて伸びている。
そちらの方向へ上手く倒れるように切れ目を入れて伐る。
切れ目は、まず谷側にいれる。
次に 反対側の山側に切れ目を入れる。
切れ目は、谷側ラインより少し上に入れる。
(写真は撮り忘れたのでまた今度)
③適当な長さに切る。
下から見るより結構長く、
20mはありそう。
なので、作業しやすい場所へ運ぶために
半分くらいで切る。
④広い場所へ移動。
⑤元の方を好きな長さに伐る
流しそうめんや
雨どいや
竹の器や
竹ぽっくりに使う部分です。
⑥先の処理、小枝をはずす。
竹挽きノコギリで切れ目をいれて、
持って下に引くと、
簡単に取れて大変リズミカル。
熊本の父に教わりました。
次々にはずしていきます。
はずした小枝は、
竹のラケット、
つる野菜のつる巻き枝に使います。
枝は、
物干し竿や
稲のはざかけに使えます。
1本解体完了!
残りは薪にしたり、
まるごと余すところなく使えます♪
<おまけ>
竹ぽっくり
流しそうめんと 竹の器と箸
なが~~~い竹皿
竹の物干し竿
古くナッタノデリニューアル
竹の物入れ
ケケ(愛犬)と ニャン(愛猫)のお墓
竹筒花瓶
すぐ後ろで
ずっと見守ってくれていました。
竹筒の花瓶に有難うのお花を供えました。
この隣にべー助べーこのお骨も
埋めてもらい
みんな一緒にお山の守り神になる予定です。
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