ちいさなクリスマス会
今日は小さな畑のおうち園です。
畑ぼうずさんもクリスマスリースのなかで
永遠なる緑の生命力に包まれ、
中庸なる愛の赤いリンゴを囲み、
天に真っすぐにそびえたつ金色の希望の灯を見上げています。
今日も宝物をさがしに冒険の旅に出かけましょう。
朝のお話会で
シャンシャンシャンシャン・・・と
通り過ぎてしまったサンタさんを呼び戻そうと
サザンカの花びら笛を鳴らしています。
プープー
皆、けっこう鳴っていましたね、
けれども、
サンタさんは戻ってきません、
おかしいな~
やっぱりロウソクの炎がないと
私たちのことが見つけられないのかもね、
すると、
コッコッコ・・・こっちだよ、
とニワトリさんの声がきこえました。
行ってみますと、
屋根の上に何かがあります。
開けてみますと、
ろうそく台の積み木が入っていました。
これでキャンドルスタンドをつくって
サンタさんに気づいてもらおうという作戦ですね!
木の紹介です。
きんもくせい
なつつばき
はなみずき
しらかば
にっけい
いちょう
きんんもくせい
かえで
はんのき
ゆうかり
どれがいいかしら、
いっせいに指をさしますと、
なんと皆それぞれ違う木を指さしたので
じゃんけん大会やくじ引きもなく、
そのまま直で決定。
どんどん作って、
すいすい作って、
火の番です。
寒い日で
顔が白く凍っている人や
両手が氷のように冷たい人も多かったですね。
今日も蒸気機関車の
列車仕立てになっています^^
火は火の家から外に出さないこと
火の回りを走らないこと
火の回りに燃えるものを置かないこと
火のそばに水を置いておくこと
ベー助さんの家は、
燃えるものがなければ火は燃えない
と言って
草の上ではなく土の上で
灰になるまで燃やすのが鉄則だったそうです。
べーこの家では
花火をするときの鉄則は
バケツに水、
でした。
温まってきて
花屋さんが開店しました。
「ねーはなたば、つくっていい?」
いいよ~♡
向こうには何やら走り回ってる人が居ると思ったら、
コッコちゃんに
フキの葉をかけていました!?
「おふとんかけてあげた」
すでに羽毛布団を着ていますけどね^^;
お砂場レストランでは
不思議な行動をしている人、
「大発見!」
と呼んでいます。
「ふん水になる!」
上から伝った水が
下で噴水になるという
大発見でしたッ。
他にもナゾの物体が組み合わせてありましたが、
それも
別バージョンに噴水だったのかもしれません^^;
そんななか、
ずーっと作っている人‼
そろそろお弁当の時間です。
ゴザをひきますと、
花屋さんが進出してきました。
みんなの分も作ってくれましたッ!
お弁当のあとも
シーソーが出来たり、
絶妙なバランスです、、
秘密のへやで
何やら話している人や
入れ替わり立ち代わり現れる絵描きさん達や
なんだろ、
もみの木のエーテルみたいに見えます⁉
ゴザの上を飛ぶ人とか、
ひとつひとつおもしろい所作が
次々に起こるので、
あっという間に時間が過ぎていきます、
時間配分を間違えて
クリスマス会を始めるのが遅くなってしまいました(汗)
炭をひろって
七輪にいれて
焼きリンゴを仕込みました。
クリスマス会のお部屋の準備は、
朝来たときに、
皆で飾りましたから、
さあ、いよいよ
クリスマス会がはじまりますよお~
手づくりキャンドルスタンドをもって
♪きよしこのよるを唄い入場しました。
そーっと、自分の火をつけます。
影絵「小人さんのサンタクロース」
小人さんが忙しいサンタさんに代わって、
まちの子どもたちにプレゼントをくばるお話です。
むかしあるところに小さな畑があって
小さな畑には1,2,3,4,5,6,7,8,9にんのこびとさんが
夜になってろうそくに火をつけて
サンタさんを待っていました。
ところがシャンシャンシャンシャンシャンシャン・・・・
サンタさんはまたしても行ってしまいました。
「サンタさん、いそがしいんだねー
わたしたちがサンタさんに代わって
プレゼントをくばりにいこう」
「でも、くらくてなんにも見えないよお」
小人さんが言うと、
モミジが出てきて
「だいじょうぶですよ、だいじょうぶですよ」
葉っぱの国に伝わる魔法の言葉を唱えてください」
「はっぱっぱ~~~~」
すると夜空にモミジのお星さまが輝きました。
「でもソリとプレゼントがないよ」
するとクルミとフキの葉が出てきて
「だいじょうぶですよ、だいじょうぶですよ、
葉っぱの国に伝わる魔法の言葉を唱えてください」
と言いました。
「はっぱっぱ~~~~」
皆で唱えると
クルミとフキは
ソリとプレゼンとになりました。
「でもトナカイさんがいないよ」
するとニワトリとブル-アイスが出てきて
「はっぱっぱ~~~~」
トナカイになり、
夜空へとびたちました。
シャンシャンシャンシャンシャン・・・
すると小さなおうちがあって
小さな女の子が眠っていました。
「ようし、あのこにプレゼントをあげよう」
ふくろの中から一枚の葉っぱ、
カジイチゴをとりだし、
ポーンとなげると、
「はっぱっぱ~~~」
魔法の言葉をとなえました。
ぷちん ぷちん ぷちん
カジイチゴはウサギになり、
女の子のお布団のなかへ入りました。
シャンシャンシャンシャンシャン・・・
さらに飛んでいくと
おうちの中に男の子が寝ていました。
(省略)
はっぱっぱ~~~
コブシは新幹線になり、
男の子の靴下のなかへ
はっぱっぱ~~~
ツルニチニチソウは指輪になって
女の子の指へ
はっぱっぱ~~~
レモンの葉は恐竜の頭骨になり
枕の横へ
くばりおわると夜空が明るくなってきました。
トナカイに変身したコッコちゃんが
コッコッコッコッ
と鳴きたくなってきました。
こっこちゃん、鳴いちゃだめ、
コッコッコ、
ないちゃだめ、
コッコッコ、
ないちゃだめ~
コッケコッコ~~~~~
すると頭の角の葉っぱがコロンと落ちて
背中に9にんの小人さんを乗せたまま
ひゅ~~~~んと落ちてしまいました。
あれ~~~~
で、どうなったとおもう?
そう、だいじょうぶ、
コッコちゃんには羽があって
パタパタパタ・・・・
空をとべました。
みんなのことをおうち園のおふとんまで運んでくれました。
大きな布団をバタンとしくと
すやすやすやすや眠ります。
リンリンリンリンリン・・・・
すると鈴の音がきこえて
本当のサンタさんがやってきました。
そうしてみんなの枕元にプレゼントをそっと置きました。
「ありがとう、ありがとう、
こどもたちにプレゼントをはこんでくれてありがとう、
みんなのぶんは、わたしがもってきたよ」
ひとりひとりにプレゼントがくばられました。
「プレゼントはおうちに帰ってあけるんだよ。
なぜなら、はっぱにもどってしまうからね」
♪おおきなゆめのまくら たのしいゆめがみれますように
♪ちいさなゆめのまくら やさしいゆめがみれますように
♪ららららららら ららららら
おーしーまいまいまいまいまい
<おまけ>
クリスマス花束
小人さんサンタからのプレゼントがですッ!!!
コメント