冬の手仕事~オニグルミを割って食べる編
秋に実ったオニグルミが
風にあおられ地面にたくさん落ちる10月中旬すぎ、
青い実を足で踏んで割って強制的に出したタネは
水に数日つけてタワシでゴシゴシ洗いますと
こんなに綺麗になります。
とんがった所を平らな石や 紙ヤスリなどで
こすると角もとれ、
手胡桃おもちゃにもなります。
新しいタネは、若々しい茶色です。
フライパンでフタをして乾煎りした中身も
白く 瑞々しい味です。
これをすぐ拾わずに
2か月置きっぱなしにして
12月中旬すぎまで
そのままにしておいたらどうなるか、
試してみました。
細い通路に
オニグルミの落ち葉と実が落ちて、
誰も歩かず、
そのままに降り積もっています。
ここにしゃがんでタネ拾いすると、
ほんの1~3mの距離に
手前のお鍋いっぱいのオニグルミがすぐに貯まりました。
湿った落ち葉や土に2か月余り
うずもれていたので
周りの実は既に分解されてなくなり、
たまに面影があるものも
うす~~い薄皮になっています。
タネの色も黒味が増し、
焦げ茶色です。
若いタネは
乾煎りして5分~10分ほどで
皆すぐ口を開きますが、
2か月経ったタネは口が固く閉まり開かないので
水に長いこと(3日~1週間)浸けて、
フライパンにフタをして
ゴロンゴロン乾煎りすること
10分以上、
それでも すっきり開かず、
ようやく半分ほど口が開きました。
中身もこんな感じです。
・左は、真っ黒になり熟成しつくした珍味状態でした^^;
1割はこの状態で食べられませんでした。
・真ん中は、少し茶味が増し、ときどき味が、
何かに似ているものがあります。
考えつづけ10日たって、
やっと思い出しました。
ピスタチオです。
・右は、2か月前のクルミに近く7割はこうでした。
瑞々しさは減っていきますが、
美味しく食べられます。
人によっては
数年たったオニグルミが好きとおっしゃる方もいました。
実をつぶす手間は省けますが、
色や水分や味は
2か月で変化する、
ということですね、
保存状態さえ良ければ
数年たっても水に数日浸けて乾煎りして
食べられる鬼胡桃
おにぐるみ、
オニグルミです!
冬のこたつに入って
くるみ割り器で割って、
なければマイナスドライバーでがんばって開けて
耳かきのような
掘り出し棒でホリホリ・・・・
なければ爪楊枝でホリホリホリ・・・
左のように
中身だけ出したら
サラダに乗せて
いただきま~す
今年2020年お気に入りの食べ方です。
これは、
クリームチーズにレーズンにコーンに
オニグルミです。
ジッパーに入れて冷凍庫に入れて
いつでもすぐ出して食べられます。
現在のオニグルミ、
冬姿です。
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